よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4043(はくちょう座 北アメリカ星雲、ペリカン星雲)

2024-05-10 01:00:00 | MC天体
はくちょう座 NGC7000北アメリカ星雲、IC5070ペリカン星雲
画像ア、トリミング・回転・画像調整あり
NGC7000(C20、Sh2-117)は、距離約2300光年、デネブのそばの散光星雲、満月の20倍ほどの広がりを持ち、その見た目から北アメリカ星雲の愛称で呼ばれている。そのすぐ隣には、IC5070(又は、IC5067~5070)のペリカン星雲が見られる。
実は、この2つは、同一の星間雲の一部であり、NGC7000+IC5070と地球の間の暗黒星雲で分断されて見えているとのこと。

久しぶりにSeestar以外での天体、しかも星雲。長かった~
電視観望も1年経つと少しは成長する。
『なんにも成長してない。幼稚園爺さんから、三才爺さんに退化してるわ!機材のおかげ』と館長。;^^)
それは兎も角
前日M13、本日コートハンガー、ガーネットスター周辺に続く観望。カメラの45°回転もうまくでき(*)、大物釣れた。(^o^)ノ
この後、網状星雲を狙ったが、雲で撃沈。画角的には西・中央・東が、すっぽり入るので、晴れたら今日も狙う。

ベランダのSeestarとのニ筒流;^^)
大谷さん頑張れ!私も頑張る!
『バカじゃない。恐れ大いわ!』

*FMA135は鏡筒バンドのネジを弛めると簡単に回転させられる。

画像イ、CBPフィルター使用、3分x12枚のライブスタック・スクショ撮って出し
(ダーク補正あり)

画像ウ、ライブスタック画面

画像エ、導入画面
画像オ、SiriLでアノテーション
(画像はもともと2Kサイズ。そのままiPadからアップすると文字がまったく読めなくなるので、左右トリミング。)

画像力、SkySafariによる観望位置


撮影情報
2024年5月8日午後12時過ぎ
メダカベヤ観測所
はくちょう座 NGC7000/C20/Sh2-117北アメリカ星雲、IC5070(又は、IC5067~5070)ペリカン星雲
主鏡 FMA135+ASI585MC+CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリでgain252(M)、3分露出12枚のライブスタック
ダーク補正あり
写真アプリでトリミング・画像調整等

参考資料等
02) 銀河星雲マニア / Seestarマニア JUNPYさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク
04)天体撮影で利用しているツール一覧 HIROPONさんのブログ

09)

電視観望の記録049(はくちょう座 C20北アメリカ星雲) - よしべや自然博物館

はくちょう座C20(NGC7000)北アメリカ星雲画像①(QBPフィルターⅢ使用、回転、該当部分トリミング)QBPフィルターによる4つ目の電視観望は、北アメリカ星雲。写ったときは、...

goo blog

 
10)

電視観望の記録069(はくちょう座 ペリカン星雲) - よしべや自然博物館

はくちょう座ペリカン星雲(IC5067・IC5070)画像①(画像③より、1300×1000切り出し)北アメリカ星雲(記録049)のときに、写ってなく大騒ぎしたペリカン星雲。写りました良...

goo blog

 
追加2024-05-10)
5月9日深夜、取り直ししたので、2日分約30枚(3分露光)をASIAIR本体の「DSO Stack」で、フラット・バイアスを加えてスタッキング。やっと人並みぐらい?

ここでは、アノテーションもできた。



よしべ~の業務報告
2024-05-09
肉眼黒点出現、していた!?
Seestar等倍

2倍


4倍
昨日、gooblog『今日の太陽 20240508 』(趣味としての湖沼学さんのブログ)で見て、もしかして肉眼黒点?よし!同歩だ!と待機したが一日太陽の見えない曇り(^^;
今日やっと見えました。太陽観察用オペラグラス・日食グラスどちらでもしっかり確認できました。
なお、太陽観察は危険を伴います。ベテラン・専門家の方でも、望遠鏡を燃やした等の事故の話を聞きます。
実施される場合は、適切な器具等を使用し、説明書等をしっかり理解する必要があります。特に、適切な遮光フィルターを使わないと目に深刻なダメージを受けるのでご注意下さい。