よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の覚書017(参考図書)

2024-01-04 04:58:00 | 覚書・機材

あくまでも経験1年余りの個人の感想であり覚書です。

アフェリエイトにも参加していないし、販売意図はありません。

01)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

  天体観望を志す初心者にお勧めの本。この本で天体観望の概要を知り、Seestar S50を購入すれば、最小コストで天体観望が実現する。とりあえず惑星も見える。Seestarに満足できなければ、本を読み返して、その上の機材を揃えてより高みを目指せばよいと思う。私は目指しませんが・・・天体観測用品の購入の無駄が無くなる。マニュアルをうたっているだけあってわかりやすい。私のバイブルとなっている本。ちなみに、この正月のアマゾンセールでは、本で案内されていた双眼鏡ポチしました。今日届きます。

02)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社


 天体観望初心者が初めに目指すM天体(メシエ天体)すべてと有名かつ次のステップで目指す天体が網羅されている。しかもほとんどの天体写真が横満月2個、縦満月3個の画角で掲載されているので、観望天体の大きさがより良くわかる。観望前に確認して、観望後に自分の画像と比較して振り返ることができる。大体違うな~と自分のヘタッピーの確認に終わるが・・・お手本という感じ。

03)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館


 超ロングセラーらしい。そのため最近の電視観望に合わないところもある。索引は有るが、どこにどの天体があるのか調べるのも初心者には大変だった。ただ星座別に天体案内がされているのでベランダ観望には都合が良い。さらに1年近く使うと、この本の良さがより理解できる。というのは、ページをめくれば次に観望できる天体や星座が示されるので、天体観望の先読みができるようになる。あとは、不足分をiステラHDやSkySafariで確認・補足して天体観望に臨めば良い。大きなCr天体(コリンダー)やB天体(バーナード、暗黒星雲)も漏れなく案内してくれている上に、赤経・赤緯も漏れなく記載されていて、観望しようすればできる情報が用意されている。ロングセラーなだけの理由はあると思う。

04)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

 文字どおり天体観測の教科書。天体観測全般に色々な基礎事項を知ることができた。1つ1つは思い出せないが・・・ (^^; 特に、連星・重星の案内に注目している、まだ私にはその実力と余裕なし。

05)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

 こちらも文字どおり電視観望するためのガイドブック。電視観望の説明に始まり、ソフトとしてSharpCapの操作の案内など一通り解説がある。はじめのころ何度も読み返した。私としては本に加えて、著者の渡邉さんのYoutubeの解説がわかり易かった。Ceres-C購入の付録で貰った。今は、Verが上がっている。

*電視観望・ライブスタックも、SharpCapに加え、ASIAIR・Seestar、ステラショット3と選択肢が広がり来年どうなってるんだろう。特にSeestarが強力だから。

06)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン

 PlayerOneのCMOSカメラを買うとオマケで付いてくれるが単体で購入。この本で、惑星の動画撮影レベルは確実に上がったと思う。AS!3についてもこの本を読んでやっと使えるようになった。

07)東京スターベース 「これからはじめる!月惑星の撮影から画像処理までかんたんマニュアル」

 東京スターベースで非冷却CMOSカメラをかった時のオマケ冊子。非売品?初心者向けの案内冊子。SharpCap、AviStack、AS!3、RegiStax6の解説が書かれている。。一通り目を通したが、RegiStaxのウェーブレット処理の案内が強烈かつ有用で他のこと忘れた。(^^;