よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の機材021(130PDS+赤道儀化AZ-GTi テスト2)

2024-03-16 00:59:00 | 覚書・機材
おことわり
初心者・素人によるメーカー・販売店の想定外・保証外の改造を施した自己責任の実験結果であることをご理解願います。覚書であり、単なる記録です。

130PDS+赤道儀化AZ-GTiテストその2

A.実験内容
赤道儀化AZ-GTiに、130PDS+αを搭載しての電視観望について
α・・・ガイド鏡(SV165+ASI120MM)+ASIAIR Plus 32G+ASI585MC

B.実験結果
①自動導入(GOTO)は動作した。
②ガイドも動作した。
(ガイドなしの30秒露出では、流れてまともに写らなかった。)
③ディザーも動作した。

画像①M41散開星団、トリミング・画像調整あり

画像②(配線は省略)
130PDSからガイド鏡とASIAIRを取り外し、約600gの軽量化をはかる(画像②)。ガイド鏡とASIAIRはシャフトに取り付ける。そして、実験結果のとおり、私のレベルで判断する限り、正常に動作してしまった(画像①)。(^o^)ノ
画像③シャフト側

これを可能にする魔法のアイテムは、
画像④ShaftCube

ステラーテック・サイエンス製のShaftCube(シャフト・キューブ)。これで、ガイド鏡とASIAIRをシャフトに固定。
そして、シリウスヘ
画像⑤

バーティノフマスクを使ってピント合わせ。
画像⑥プレビューモードでオリオン大星雲
トラペジウムが分離できてない。Seestarに負けてる!と思ったら、翌日画像⑤を見ると、3本光線の真ん中が完全に真ん中に来てなくて、ピントが甘かった。(^^;
そして、リベンジ。
画像⑦(該当部分のトリミング)
トラペジウムA、B、C、Dは分離できた。もしかして、動画とったら、E、Fとかも分離できるかもと期待が湧く。来年かな(^^)
そして、見慣れた散開星団で、チェック。
フラットナーというコマ収差の補正レンズ使ってないので、周辺で、楕円に写っている恒星あるが、私にとっては充分な画像撮れた。(^ ^)
画像⑧M41散開星団、画像調整あり

画像⑨雷神の兜、60秒露出ライブスタック中、ガイド・ディザー問題なし


ということで、次回からUV IRcutフィルターをCBPに替えて、M42、NGC2359、・・・を観望していく。。

「130PDSを赤道儀化AZ-GTiに搭載するのは無理、仕方ない新しい赤道儀買うか」という結末のつもりでブログ書き始めたが、意外な結果だった。(^^;

C.覚書
①北に向かって、左旋回で、ガチガチといやな音がした。無理してる?バランス悪い?
②シャフトの重りとガイド鏡の位置、上下変えたいが今後の課題。
③3月14日、ガイド鏡が軒の下に入り、ガイド星見失う。それから星が流れて残念な結果。
観望位置、天体の位置をしっかり確認。

(60秒露出、極軸アライメント5分以内ギリギリ)
④ネジの緩みはしっかり確かめる。
⑤ASI585MCとの組み合わせで、画角は0.98°×0.55°、Seestarより若干狭い。
⑥東南東起点で、極軸アライメント。南でガタの為かブレる。M42でライブスタック失敗2回。

参考資料等