よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4113(いて座 M24スタークラウド)

2024-07-10 01:00:00 | Seestar
いて座 M24/IC4715 The Small Sagittarius Star Cloud(by Seestar)
画像イ、7月3日約16分のライブスタック
星雲星団のカタログとして有名なメシエカタログ。その中の変わり者M24。天の川の星の密集したところ~スタークラウド。メシエが何を見てM24としたかについても様々な議論がある。天文ファンはバンビの横顔付近をM24としているように感じる。
既にFMA135+ASI585MCでバンビの横顔の顔部分を観望済。しかし全体が写せないSeestarはM24指定で何を見せてくれるのだろう?と思いながらの観望。
Seestarアプリの解説では、M24=IC4715として扱っていた。そして、Seestarで撮れないバンビの横顔の画像を解説で紹介。なかなか工夫されてます。こんな感じ

(記録4054より)
ライブスタック16分ではOhとまではいかなかったが、これも1つの経験。
画像ロ、アノテーション

画像ハ、導入画面


資料
プレビュー3秒露出スクショ

ライブスタック開始直後10秒露出スクショ

参考資料等
02) SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
06)M24 (天体) - Wikipedia 天の川で恒星が密集している一部分




星見娘で電視観望4112(いて座 M18散開星団)

2024-07-09 01:00:00 | Seestar
いて座 M18/NGC6613散開星団(by Seestar)
画像イ、7月2日約16分のライブスタック

画像ロ、アノテーション

画像ハ、導入画面
画像ニ、昨年のまとめより観望位置
M18は距離約4900光年の散開星団。画像ハとニからわかるが直ぐそばにM17オメガ星雲、すぐ南(下)にM24スタークラウド、西には、M8・M20などの人気天体がひしめく。
Wikipediaによると、
昔からあまり観測者に注目されておらず、シャーバーン・バーナムは「最も軽視された星団」としている。ステファン・ジェームス・オメーラは10等星の5つの星で縁取られた部分を翼と考え、黒鳥に例えている。
とあった。黒鳥わからず(^^;
私も昨年観望しているにもかかわらず、あれ?どこだっけと探しました。

参考資料等






星見娘で電視観望4111(いて座 C57バーナード銀河)

2024-07-08 01:00:00 | Seestar
いて座 C57/NGC6822/IC4895 Barnard's Galaxy(by Seestar)
画像イ、7月3日深夜60分のライブスタック

画像ロ、アノテーション
バーナード銀河は、地球から160万光年離れた小さな不規則銀河(アンドロメダ銀河の250万光年より近い)。HSTで20年前に観測されていて(資料08、その画像はまるでオリオン大星雲のごとき。オリオン大星雲と同じようにさかんな星形成が進んでいるらしい。(昨年の観望記録134より)
 *HST:ハッブル宇宙望遠鏡

7月3日最後の観望天体。終了は4日午前2時すぎ、期待はあったが10秒露出では昨年のFMA135+ASI585MCの30秒露出に負けてます。(^^;
Seestarはどうにか存在確認できるレベル。昨年のFMA135+ASI585MCはどうにか写っているレベル(資料07でしょうか(^^;
もう1回頑張りたい。大星夜来い!(最後に続く)

画像ハ、導入画面

画像ニ、昨年のまとめより観望位置


ライブ終了画面
Seestarで30秒露出では、

露出時間のばせば写るというものでも無かった。(^^;
天の川が見える星夜だが、大星夜とはいえなかったか・・・
熱帯夜でもあったし・・・
矮小銀河難しいわ










星見娘で電視観望4109(ペガスス座球状星団 M15)

2024-07-06 01:00:00 | Seestar
ペガスス座 M15/NGC7078 Pegasus Cluster 球状星団(by Seestar)
画像イ、7月2日16分のライブスタック

画像ロ、アノテーション

M15は、距離約33600光年、視等級6.2の球状星団。Wikipediaによると
M15 の中には球状星団で初めて惑星状星雲 Pease1 が見つかっている。2013年現在観察されている球状星団の中で最も密集度の高い球状星団で、最も古い(約120億年前)球状星団である。
とのことでなんか凄い。
他にも学術的に関心が高くHSTでも盛んに観測されてきたとのこと。

ブログのネタが切れそうになった7月2日、大星夜となり、M22、M15、M55とSeestarでも見応えのある球状星団を続けて引き当てた!ついてました(^_^)
画像ハ、導入画面
画像ニ、iステラHDによる観望位置


参考資料等
02) SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
 詳しく面白い。とても有益な説明。





星見娘で電視観望4108(いて座大球状星団 M22)

2024-07-05 01:00:00 | Seestar
いて座 M22/NGC6656/Mel208 Great Sagittarius Cluster(by Seestar)

画像イ、7月2日16分のライブスタック

画像ロ、アノテ―ション(撮って出し)
M22は、距離約10400光年の球状星団。明るさはM13に匹敵(視等級6.2)。条件が良ければ肉眼でも確認できるという。Seestarの観望でも初めの10秒でほぼ見えているので凄いと感心した。アプリの解説で、Great Sagittarius Clusterと記載されており納得。
ただ導入には苦労した。(^^;
水平だしが甘いためか、自動導入が完了しない。
画像ハ、導入画面
中断して、確認すると、画角内には捉えているが中心から相当ズレている。
それでプレートソルブが簡単そうな直ぐ隣のいて座24番星・25番星(画像ニ)を一度導入して再トライ。
画像ニ、(M22観望後の撮影)

画像ホ、いて座24番星・25番星
中心付近にM22が導入されたが、まだまだズレていた。最後は手動調整で中心へ導入した(画像イ)。(^^;
画像ヘ.昨年の観望まとめから観望位置


参考資料等