よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4068(おうし座 C41/Mel25ヒアデス星団)

2024-09-13 01:00:00 | C天体
おうし座 C41/Mel25 ヒアデス星団

画像イ、9月11日深夜、3分×3枚のライブスタック画像2枚をICEで合成
久しぶりに赤道儀化AZ-GTiでの観望。ねらいはM31アンドロメダ銀河だったんですが、空の状態も悪く、ピント合わせ、極軸合わせ、ガイドのキャリブレーションに手間どり、2日目の深夜にやっとM45で観望スタート。2天体目のヒアデス星団。

閑話休題

C41/Mel25ヒアデス星団は、距離150光年、おうし座の1等星アルデバランの近くに広がる散開星団(アルデバランは含まず)。日本ではその形状から釣鐘星(つりがねぼし)と呼ばれていたそうだ。
画像ロ、星座線記入
私の機材と腕では全体が写せないとあれこれ思案していたが、案ずるより産むが易し。何とかなりました(^_^;)/
撮影は次の画角で撮った2枚をMicrosoft ICEで合成している。
画像ハ、ASIAIRの導入画面

ASIAIRはモザイク撮影モードを持っているが、それを生かせる画像処理技能がないので・・・(^^;
今回はこれで御勘弁をm(__)m

画像ニ、SkySafariによる観望位置

2024年9月11日午後12時頃、晴れ(になった)
メダカ部屋観測所
おうし座 C41/Mel25(ヒアデス星団)
FMA135+ASI585MC+赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR Plus32G+CBPフィルター+iPadmini6
Raw8、Area3840x2160、Gain=252、Exposure=180s×3frames、約33°C、ライブスタック
iPadmini6上でスクショ。Microsoft ICEで合成、「写真」アプリで、各調整など。

2024/09/12
Seestarで20分ほど太陽頑張りましたが、雲から出ず。本日は省略(^^;
夕方6時にお月さま~
iPhoneSE3で

ズーム最大、トリミングあり

Seestar風景モード

月モード2倍20秒Raw動画スタック

まさにギリギリ(^^;











電視観望の記録4045(はくちょう座 網状星雲)

2024-05-12 01:00:00 | C天体
はくちょう座 網状星雲/Viel Nebura
*東:C33/NGC6992-5
*西:C34/NGC6960魔女のほうき星雲
 現代では、『東+西+IC1340+α=Sh2-103=はくちょう座ループ 』と呼ばれている。

画像イ、調整・トリミングあり
網状星雲は、数万年前の超新星爆発の残骸、今なお秒速100km以上でガスが広がっているという。はくちょう座ループの一部。ループ全体は満月の45倍の拡がりを持つとのこと。

FMA135+ASI585MCの広い画角で、東・中央・西と一枚に写すことができた。(^o^)ノ
なお、中央とこれまで思っていた部分は西の一部でした。(^^; 
天の川の中にあるということで微光星がすごく、ちょっと見にくい。もっと画像処理きちんとしたいと思った次第。雨になったらまた画像処理頑張る。
なお、SkySafariの表示では

という感じ。

画像ロ、CBPフィルター使用、3分露出×18枚、ASIAIRのDSO Stackで、スタック・画像処理
(ダーク・フラット・バイアス補正あり)

画像ハ、ライブ画面

画像ニ、導入画面

画像ホ、SkySafariによる観望位置


撮影情報
2024年5月9日午前1時前
メダカベヤ観測所
はくちょう座 網状星雲
主鏡 FMA135+ASI585MC+CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリでgain252(M)、3分露出18枚のライブスタック
ダーク・フラット・バイアス補正あり
写真アプリでトリミング・画像調整等

参考資料等
02) 銀河星雲マニア / SeestarマニアJUNPYのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク


よしべ~の業務報告
2024-05-11
巨大フレアー発生で、電波障害や世界各地でオーロラ観測のニュースもありました。
そして、その活動拠点の1つ巨大黒点群AR13664ともお別れです。
X見てたら、北海道や東北でのオーロラ観測が出てました。


Seestar等倍

2倍


4倍




電視観望の記録4043(はくちょう座 北アメリカ星雲、ペリカン星雲)

2024-05-10 01:00:00 | C天体
はくちょう座 NGC7000北アメリカ星雲、IC5070ペリカン星雲
画像ア、トリミング・回転・画像調整あり
NGC7000(C20、Sh2-117)は、距離約2300光年、デネブのそばの散光星雲、満月の20倍ほどの広がりを持ち、その見た目から北アメリカ星雲の愛称で呼ばれている。そのすぐ隣には、IC5070(又は、IC5067~5070)のペリカン星雲が見られる。
実は、この2つは、同一の星間雲の一部であり、NGC7000+IC5070と地球の間の暗黒星雲で分断されて見えているとのこと。

久しぶりにSeestar以外での天体、しかも星雲。長かった~
電視観望も1年経つと少しは成長する。
『なんにも成長してない。幼稚園爺さんから、三才爺さんに退化してるわ!機材のおかげ』と館長。;^^)
それは兎も角
前日M13、本日コートハンガー、ガーネットスター周辺に続く観望。カメラの45°回転もうまくでき(*)、大物釣れた。(^o^)ノ
この後、網状星雲を狙ったが、雲で撃沈。画角的には西・中央・東が、すっぽり入るので、晴れたら今日も狙う。

ベランダのSeestarとのニ筒流;^^)
大谷さん頑張れ!私も頑張る!
『バカじゃない。恐れ大いわ!』

*FMA135は鏡筒バンドのネジを弛めると簡単に回転させられる。

画像イ、CBPフィルター使用、3分x12枚のライブスタック・スクショ撮って出し
(ダーク補正あり)

画像ウ、ライブスタック画面

画像エ、導入画面
画像オ、SiriLでアノテーション
(画像はもともと2Kサイズ。そのままiPadからアップすると文字がまったく読めなくなるので、左右トリミング。)

画像力、SkySafariによる観望位置


撮影情報
2024年5月8日午後12時過ぎ
メダカベヤ観測所
はくちょう座 NGC7000/C20/Sh2-117北アメリカ星雲、IC5070(又は、IC5067~5070)ペリカン星雲
主鏡 FMA135+ASI585MC+CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリでgain252(M)、3分露出12枚のライブスタック
ダーク補正あり
写真アプリでトリミング・画像調整等

参考資料等
02) 銀河星雲マニア / Seestarマニア JUNPYさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク
04)天体撮影で利用しているツール一覧 HIROPONさんのブログ

09)

電視観望の記録049(はくちょう座 C20北アメリカ星雲) - よしべや自然博物館

はくちょう座C20(NGC7000)北アメリカ星雲画像①(QBPフィルターⅢ使用、回転、該当部分トリミング)QBPフィルターによる4つ目の電視観望は、北アメリカ星雲。写ったときは、...

goo blog

 
10)

電視観望の記録069(はくちょう座 ペリカン星雲) - よしべや自然博物館

はくちょう座ペリカン星雲(IC5067・IC5070)画像①(画像③より、1300×1000切り出し)北アメリカ星雲(記録049)のときに、写ってなく大騒ぎしたペリカン星雲。写りました良...

goo blog

 
追加2024-05-10)
5月9日深夜、取り直ししたので、2日分約30枚(3分露光)をASIAIR本体の「DSO Stack」で、フラット・バイアスを加えてスタッキング。やっと人並みぐらい?

ここでは、アノテーションもできた。



よしべ~の業務報告
2024-05-09
肉眼黒点出現、していた!?
Seestar等倍

2倍


4倍
昨日、gooblog『今日の太陽 20240508 』(趣味としての湖沼学さんのブログ)で見て、もしかして肉眼黒点?よし!同歩だ!と待機したが一日太陽の見えない曇り(^^;
今日やっと見えました。太陽観察用オペラグラス・日食グラスどちらでもしっかり確認できました。
なお、太陽観察は危険を伴います。ベテラン・専門家の方でも、望遠鏡を燃やした等の事故の話を聞きます。
実施される場合は、適切な器具等を使用し、説明書等をしっかり理解する必要があります。特に、適切な遮光フィルターを使わないと目に深刻なダメージを受けるのでご注意下さい。













電視観望の記録4039(かみのけ座銀河団 AbelI1656、C35 by ASI715MC)

2024-04-21 01:00:00 | C天体
かみのけ座銀河団 Abell1656

ASI715MCテスト2
ZWO ASI715MCとは、2023年11月に発売された1/2.8サイズの惑星用CMOSカメラ。解像度は3864×2192。ASI585MCとほぼ同じ。その一方で、Fullwellは、約6Keと小さい。ZWOの惑星用カラーCMOSカメラで2番目に安価(約3諭吉さん)。

撮影環境
FMA135+ASI715MC+UV IRcutフィルター(主鏡)
SV165+ASI120MM-mini(ガイド)
赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR Plus+iPad mini6(架台・制御)

画像①3分×15枚のライブスタック、若干のトリミング・画像調整あり

画像②アノテーション
2日前にSeestarの画像上げたばかりですが、ASI715MCのテストなのでご容赦を
m(_ _)m

DSO観望テスト2つ目は、NGC4889超巨大楕円銀河率いるAbell1656かみのけ座銀河団。未熟者の為ヒストグラム調整はいつもオート;^^)(画像②)。
天体はきちんと写っているが、ダークやフラットファイルなどの補正ファイルががきちんととれてないのかノイズが多い印象。それで、写真アプリで調整し暗くしてごまかしてます(画像①)。
次回までに、いろいろ頑張るしかないなと思った次第。(^^;
ライブ時間も短いかな。星像などは勝っているが、Seestarに全体的に負けてるかも。

画像③ライブ画面
表示される銀河が少ないので念を入れてAstapでもアノテーション。

画像④Astapによるアノテーション
表示は多くなったが、字が読めないので、中央部分をトリミングして拡大。

画像⑤トリミングによる拡大



撮影情報
2024年4月14日午後9時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
かみのけ座 Abel1656(かみのけ座銀河団)
主鏡 FMA135+ASI715MC+UV IRcutフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリでgain35、3分露出15枚のライブスタック、スクショ
ダーク、フラット、バイアス補正あり
写真アプリでトリミング・画像調整等

参考資料等
    JUNPYさんの銀河星雲マニアのためのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
    東京のど真ん中で天体写真しているHIROPONさんのブログ

電視観望の記録等関連Blog

01)電視観望の機材07(機材一覧表

02)電視観望の機材009(スマート天体望遠鏡 ZWO Seestar S50) 

03)電視観望の機材021(130PDS+赤道儀化AZ-GTi テスト2) 

04)電視観望の覚書019(赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR)

05)星見娘で電視観望4062(かみのけ座銀河団Abell1656、HCG61)

06)電視観望の記録4038(おとめ座 マルカリアン・チェーン by ASI715MC)


よしべ~の業務報告

2024-04-2024

黄砂と悪天候が続きます。(^^;

太陽だけは元気です。ここ20年で、最大数の黒点が出現しているとのこと。

けっこう頑張ってピントあわせているが写り悪し。

Seesear等倍


2倍

4倍

月撮影の準備していたが、豪雨情報で撤収。

そして、空いた時間MacでSirilのお勉強
アノテーションできた\(^^)/
(マルカリアン・チェーン)

(あるとゴチャゴチャするので、IC天体消してます)











電視観望の記録4028(ろくぶんぎ座 C53スピンドル銀河 by 130PDS)

2024-03-24 01:00:00 | C天体
ろくぶんぎ座 C53/NGC3115 スピンドル銀河(紡錘状のレンズ状銀河)
画像①トリミング・画像調整あり
NGC3115は、距離約3200万光年のレンズ状銀河。天の川銀河の数倍の大きさで、1992年に中心部に太陽の20億倍質量を持つ超質量ブラックホールの観測が発表されたという。

ろくぶんぎ(六分儀)座初めての観望。スピンドルという名前から、どう巻いているかと考えたが、スピンドルは紡績用語で、糸を巻き取る紡錘のことと事後学習で知る。確かにそんな形をしていると納得。

画像②1分露出18分のライブスタック、スクショ、撮ってだし

画像③ライブスタック中の画面、アノテーション

画像④導入画面

画像⑤SkySafariによる観望位置


撮影情報
2024年3月14日午後9時30分頃
ベランダ プチ・リモート観測所
ろくぶんぎ座 C53/NGC3115 スピンドル銀河
主鏡 130PDS+ASI585MC+CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリで1分露出18枚のライブスタック、画面スクショ
写真アプリで、各調整など

参考資料等
  JUNPYさんが企画した銀河星雲マニアのためのポータルサイト
 StellarScenesさんの『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog