ケフェウス座
念のためSiriLで
いっぱいでなにがなんだか
ガーネット・スター(μ Cep)
象の鼻星雲(IC1396星団+Sh2-131星雲)
画像イ、CBPフィルター使用、SiriLで画像処理
(ガーネット・スターは、左下)
天文学者ウィリアム・ハーシェルが1783年に発見、報告した際にその赤い色をガーネットにたとえたことから「ガーネット・スター」の通称で知られているそうだ。事後学習でIC1396で検索をかけると、英語版Wikipediaで「Elephant's Trunk Nebula(象の鼻星雲)」がヒット。散開星団に見えていた部分をガーネットスターまで赤い星雲が続き、その形から天文ファンの間では、象の鼻星雲と呼ばれているらしい。(記録088より転記)
昨年6月16日に観望。1年経つとすっかり忘れてます。この日の目標天体は「北アメリカ星雲」と「網状星雲」。北アメリカは隣の屋根から昇りつつあり、網状は、建物で見えず、時間待ちで、星図画面でケフェウス座に大きな赤い星雲を見つける。
画像ロ、星図画面
拡大すると、Mu Cepheiの文字が見える。
画像ハ、画面拡大
もしかして・・・と導入。
画像ニ、プレビュー画面で、アノテーション
やはり、ガーネット・スターと象の鼻星雲。ライブスタックに入る。
画像ホ、3分露出15枚のライブスタック
画像ホ、3分露出15枚のライブスタック
そして、IC1396Aを探す。中央上に見つかる。
画像へ、ホのトリミング(中央少し上)
念のためSiriLで
画像ト、SiniLでアノテーション(左右トリミング)
いっぱいでなにがなんだか
よしAstapで
画像チ、Astapでアノテーション
(SiriLで処理した32bitのFitsファイルで、アノテーション)
どうも中央の小さな円が散開星団IC1396、大きな円がSh2-131又は象の鼻星雲のようです。
ライブスタック画面のスクショではかぶりがあり、SiriLで上手くかぶりが取れ、今回こそASIAIRのスクショに勝った!と喜ぶが、ブログに上げると・・・ビミョー。ZWOの画像処理技術すごいわ(^^;
まあ、よい経験できた。
今回のメダカ部屋観望では、メインが130PDS+ASI715MCで、FMA135+ASI585MCは小手調べだったが、北アメリカ星雲、網状星雲、象の鼻星雲と3つも当たりを引いた。自分でびっくりしている。
撮影情報
2024年5月8日午後11時過ぎ
メダカベヤ観測所
ケフェウス座 μ Cep、IC1396、Sh2-131
主鏡 FMA135+ASI585MC+CBPフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリでgain252(M)、3分露出15枚ライブスタック
ダーク・フラット・バイアス補正あり
SiriLで簡単に画像処理・アノテーション
Astapでもアノテーション
写真アプリでトリミング・画像調整等