よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録111(はくちょう座 まとめ)

2023-07-17 05:00:00 | 星座まとめ

はくちょう座まとめ

画像① 約SVGA(800×600)切り出し

注:画像右中央から上に向かって、太い2本の電線があり、写っていない星など多数。特にこと座のζ星が写っていなくて星座確認に時間がかかった。

 

はくちょう座、Cygnus(キグナス)、北十字星、Northern Cross(ノーザンクロス)、十文字様・・・

呼び名も様々で、古くから親しまれている星座。七夕の重要キャラでもある、その構成要素も多種多様で電視観望でも堪能できた。

メシエ天体(M29、M39)、カルドウェル天体(C15、C19、C20、C33、C34)、二重星(アルビレオ)、ブラックホール連星(HDE226868、Cyg X-1)と、どれも観望しがいがある天体ばかりであった。散開星団、惑星状星雲、二重星、HⅡ領域、超新星残骸、恒星風の衝撃波での星雲形成と多様で、事後学習での宇宙の理についても堪能できた。

一期一会とまでは言わないが、再観望というのは難しい。もう一度アルビデオ、まばたき星雲、NGC6884(画像④・⑤:惑星状星雲)、電線の無いはくちょう座を撮りたいと思っていたが、天候などの関係で、かなわぬまま1ヶ月が過ぎてしまった。すでにはくちょう座はきちんと見える時刻には、よしべやの電線地帯に突入してしまった。本年度は取りあえずここではくちょう座の電視観望に区切りをつける。

よしべや自然博物館関連リンク
 
画像②
 
画像③
 
 
画像④ NGC6884、若干のトリミングあり、gain380、offset120、4s×73frames=292s
 
画像⑤ 画像④よりVGA切り出し
 
 
参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社

4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン

5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社

6)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

7)Player One 2.5mmCSレンズ

撮影データ
2023年6月19曰雲所々にあり
ベランダ観測所
さそり座 はくちょう座(Cygnus)
2.5mmCSレンズ+CS- M42アダプター+Neptune-CⅡ+三脚(DVC-0301T+)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでPNG保存
RAW16、Area1024x768、Offset=120、Gain=380
Exposure=4s×34frames=136s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正なし
Microsoftフォトで、色・明るさ調整、トリミング等
花子フォトレタッチで、画像埋め込み、文字記入、星座線記入等