よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4172(おうし座 M45すばる3rd)

2024-10-06 01:00:00 | SeestarM天体
おうし座 M45すばる/プレアデス星団/昴 3rd
画像イ、10/1深夜の観望

(541枚の個別Fitsファイルから498枚を選別、Seestar本体で再スタック、SiriLで画像処理、写真アプリで調整)

生まれて初めて肉眼で見たメシエ天体がすばるで、1000円単眼鏡、星座ビノ、双眼鏡、電視観望と見てきて思い入れがあります。
今回も約90分、10秒露出541枚のライブスタックやってしまいました(^^;
途中からSeestarの鏡筒が雨戸にかかり光条が出たので、その43枚を除いて再スタック。SiriLで弄くり回してみました。取りあえず白モクモクは出せました。充分ではありませんが、一歩前進(と考えたい)。また頑張ります(^_^)

閑話休題

M45は距離443光年の散開星団。肉眼で7~10個(目の良い人はさらに沢山見える)、双眼鏡で数十個が見えるという。明るい9個の星には、ギリシア神話のプレイアデス七姉妹とその両親の名前がついている(Wikipediaより)。
正式名称は『プレアデス星団・プレヤデス星団』、和名は『すばる』、漢字で書くときは中国名の『昴(ぼう)』と書いて『すばる』と読む。日本が世界に誇る天体望遠鏡名は『国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡』。
ちなみに、メシエ・カタログの第1版は、M1で始まり最後がM45。
思い入れがあるのは私だけじゃないね~

画像ロ、再スタックJPEG画像

画像ハ、SiriLでアノテーション

画像ニ、星に光条が出た画像
(星の中心に少し右下がりに光条が)
画像ホ、iステラHDによる観望位置
覚書)
スマホでのFitsファイルの閲覧は時間がかかるので、個別Fitsファイルの選別に覚悟を決めて臨んだが、サムネから選択できるので、不適切な画像の内容もわかっていて、思ったよりも簡単だった。ちょっと枚数が多いのに戸惑ったが。


よしべ~の業務報告
2024/10/06AM10:45
Seestarで太陽黒点
立派です
5倍太陽オペラグラスでは上のとおり見えました。

注意)太陽観察は専門家でも観測器具が燃えた、手を焼けどした等の事故の噂話を聞きます。特に眼については失明の危険性もあります。観察される場合は、適切な器具を使用して説明書をよく読んで理解した上で自己責任での実施として下さい。

そして夕方、三日月

風景モード、雲で・・・(^^;

こちらはiPhone7+1500円10倍単眼鏡で
狙いは三日月と金星だったんですが
金星に気づくの遅すぎました
取りあえず写ってますが(^^;
金星が山に沈む直前

(金星は右の方)







星見娘で電視観望4154(うお座 M74 Phantom Galaxy)

2024-09-06 01:00:00 | SeestarM天体
うお座 M74/NGC268Phantom Galaxy
画像①8月2日25分のライブスタック
昨年の星見娘29よりの引用(一部修正)
M74はうお座唯一のメシエ天体。地球からの距離は約3200万光年、大きさは天の川銀河ぐらい。メシエ天体の中でも見にくく写しにくい銀河とのこと。それでファントム銀河かと納得。発見者のメシャンさんによれば、「みるのは酷く難しい。よく晴れた霜を置くような夜にははっきりするだろう」(Wikipediaより引用)。それから250年。眼視に、電視も加わり、自宅から、素人でもまぼろし銀河が見ることのできる時代になった。良い時代になった。
他に、渦巻銀河らしく、HSTの画像は、さんかく座銀河の雰囲気ある。中央部が非常に明るいという特徴があるらしい。
2回目の観望、メシエ天体シリーズ作成時に、ひどいわ~と思っていた画像何枚もあるんですが(^^;これも特にひどいと思ったその1つ。密かにリベンジを誓ってたのですが・・・2回目も・・・(^^;次また頑張る。(^^;
画像②アノテーション

画像③導入画面

画像④iステラHDによる観望位置


参考資料等
02)  SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog


よしべ~の業務報告
2024/09/05
AM01:30
*ステラグラスで見た天体(星座ビノ併用)
ぎょしゃ座、おうし座、ペルセウス座、さんかく座、カシオペヤ座
M45すばる、アンドロメダ銀河M31、木星、火星
見えたかどうか判断がつかない:さんかく座銀河M33
星座ビノで見たカシオペヤ座がとても美しかった。

AM09:40
Seestarで太陽
ガラス窓越しだが、空気が澄んでいるためか、いつもより写りがよい。

2倍

4倍







星見娘で電視観望4153(おうし座 M45すばる 2nd)

2024-09-05 01:00:00 | SeestarM天体
おうし座 M45すばる/プレアデス星団/昴 2nd

清少納言でなくても、星はすばるですね。
天体望遠鏡を買う以前から、1000円単眼鏡で良く見てました(^^;
今回も45分2回(8/1、8/15)、60分1回(8/16)と観望し、3枚をスタックしてみましたが撃沈。ネットで見る青モクモクとはなりませんでした。
そして、自棄になって、ライブスタック保存Fitsファイルをすべてスタックしてみました(^^;

画像イ、画像ロを写真アプリで調整

これが精一杯(^^;もくもくとはいきません。
画像ロ、ライブスタックで保存されたFitsをSeestarアプリでスタック

画像ハ、最終保存ファイル3枚をスタック

これをSiriL、AffinityPhoto2、写真アプリなどで、いじりまわしましたが
画像ニ、画像ハを調整
上級者の方々みたいに青は出ませんね~、緑だわ(^^;

メシエ天体一覧表の青を出したM45はブログ化してなくて、好きな画像なので引き出すことはできますが、グリーンハンドの悲しさ、再現どころか詳細も思い出せない。しかし、Seestarマニアの銀河星雲図鑑に投稿していたので


とわかりました。60分が33分に負けてるわ(^^;
また頑張ります。(^^)
ただ、昨年の33分は、30秒露出。これヒントになるかも。

画像ホ、60分のライブスタック撮って出し(再掲)


ところで、館長に上の画像で一番良いのは?とたずねてみたら、『ホ!』と館長。
世の中そんなものだと思った次第(^^;




星見娘で電視観望4152(いて座 M8 Lagoon Nebula 2nd)

2024-09-04 01:00:00 | SeestarM天体
いて座 M8/NGC6523 Lagoon Nebula/干潟星雲 2nd

いて座のまとめをした後ですが(^^; 
SeestarアプリVer.2についてなど、いくつか気になることがあり再度観望してみました。

画像イ、8月24日、20分のライブスタック、写真アプリで調整
M8は、距離約5200光年の散光星雲。見かけの等級6.0で、Seestarアプリのアノテーション円(画像ニ)は満月より大きい。双眼鏡や空が暗いところでは肉眼でも見えるという(←気になること①、双眼鏡・ステラグラスで見てみたい)。

前回は、30分以上ライブスタックをかけたが、今回は月が上ってきたので、切りのよいところで終了させた。

画像ロ、撮って出し

画像ハ、アノテーション

画像ニ、導入画面

(覚書)
*気になったこと②:SeestarアプリがVer2になり、Firmwareも更新された。
アップする前3ヶ月程「ピント大事だよね」と一天体ごとにAFでピント合わせを繰り返し観望していた。
天体名を選択して自動導入を実施すると、自動的にライブスタックが開始されるが、今回のVerUpで初めからピントが合っているような気がして。それでよく知った天体で試してみた。結果は、AFと比べて手動フォーカス目盛りで、1程度の違い。つまりほぼドンピシャ。ライブスタック時間も違うので、単純に比較できないが、6月15日観望のM8より、星像が小さいと感じた。ZWOどこまで行くの。という気がする(未熟者の個人の感想です)。
*画像ロと画像ニを比べると、「違うな」と感じるが、画像イと画像ニだと、近いとこ行ってる。今更ながら『画像処理』大事だわ・・・下手だけど(^^;


参考資料等
02)  SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog

よしべ~の業務報告
2024/09/03
Seestarの太陽が続きます
上3つは5倍太陽オペラグラスで確認
2倍

4倍








星見娘で電視観望4150(さんかく座銀河M33)

2024-09-02 01:00:00 | SeestarM天体
さんかく座 M33/NGC598 さんかく座銀河

画像イ、33分×2枚をSeestarでスタック、トリミング・調整あり

(元は8/1深夜、8/15深夜、33分のライブスタック)
画像ロ、SiriLでアノテーション、M33は円内

画像ハ、スタック撮ってだし、画角違いの影響あり
(画像イは、これを少し回転させトリミング後、写真アプリで調整)
M33は距離約300万光年の渦巻銀河。天の川銀河、アンドロメダ銀河とともに局所銀河群を構成し、見かけの等級5.72で、アンドロメダ銀河とともに肉眼で見える最も遠い天体の1つ。天体望遠鏡を使うとその内部の天体を見ることもできるとのこと(画像ロ)。

何度も電視観望してますが、私の腕と機材で『こんなところか』と納得できるところまで行けてません(^^;この8月も1日と15日にスキマ時間観望して、『よし次は60分ごえ!』と狙ってたんですが悪天候には勝てず、ここで一区切り付けました。銀河腕が6本ぐらい確認でき、NGC604等も識別できるので、もしかしたら私のベストかも(^_^)

なお、眼視観望も狙っていて、7倍双眼鏡と2倍星座ビノでは、多分確認できています。等倍ではできていないので、こちらも矯正視力1.2とステラグラスで頑張ります(^^;
雲の湧きやすい場所でちょっと苦労してます。

画像ニ、iステラHDによる観望位置


参考資料等
02)  SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog


よしべ~の業務報告
2024/09/01
Seestarで久しぶりに太陽

31日は、Yahooから豪雨注意のメール(50mmとか80mmとか)が一杯きてましたが、雨域が微妙に外れたらしく、いつもの大雨から見ると、小雨レベルで終わりました(^_^)
近くで道路通行止があったので、降ったところは凄かったかも。
1日未明は、星空も見えてました。低空には薄く雲がかかっているのか、ステラグラスでよく見えるところとはっきりしないところがありました。カシオペヤ座◎、おうし座△、アンドロメダ座・さんかく座×、M45すばる△、木星〇→△というところでしょうか。
ステラグラスは販売店の説明通り、『ボヤけた夜空がはっきり見える』というところでしょうか。見えてないものが見えてくるわけではないですね。見えてるものははっきり、くっきり見えます。カシオペヤ座の美しさは凄かったかも(^_^)