よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4048(こと座 M57 by 130PDS+ASI715MC)

2024-05-17 01:00:00 | M天体
こと座 M57リング星雲/環状星雲

130PDS+ASI715MC+赤道儀化AZ-GTiシリーズ
*130PDS:口径13cmニュートン反射望遠鏡
*ASI715MC:ZWO社が昨年11月発売した1/2.8インチCMOSカメラ。ピクセルサイズが1.45μmと小さく、このサイズで3864x2192ピクセルの解像度を持つ。

画像イ、UV IRcut・CBPフィルター2枚づけ、30秒露出15分のライブスタック

画像ロ、ライブスタック終了時

この日の本命、何度も何度も撮っているM57リング星雲。球状星団M13が大きく写ったので、期待しながらの観望。
先づは、3分露出。M13と同じく明るすぎた。30秒露出に変更。3秒露出でプレビューをかけ、アノテーションをかけると(画像ニ)、3秒でも存在が確認できる!しかもいつものピンチアウト拡大せずともはっきりリング星雲とわかる。長かった~やっとここまできた。

ライブスタック中は、ほのかに中心星が見えているようないないような~ビミョーな写り。画像調整すると痕跡は消えました。;^^)

10分のライブスタック(画像ハ)後、CBPフィルター装着を決意する。カメラを外すとIR UVCutフィルターは簡単には外れない装着。(昼のピント合わせ後暫く床に置いていたので忘れていた。;^^)ええい!とCBPフィルターを追加装着。デネブを導入。バーティノフマスクでピントを合わせ。ライブスタック。そして画像イ。

まだまだだが、大きく写すことはできたので、一歩前進、良しとしよう(^^;

画像ハ、UV IRcutフィルター使用、30秒露出10分のライブスタック

画像ニ、3秒露出プレビューでアノテーション、ライブスタックスタート時

撮影情報
2024年5月10日午後11時過ぎ
メダカベヤ観測所
こと座 M57/NGC6720 リング星雲/環状星雲
主鏡 130PDS+ASI715MC+CBPフィルター+UV IRcutフィルター
ガイド SV165+ASI120MM-mini+UV IRCutフィルタ一
ASIAIR Plus+赤道儀化AZ-GTi
ASIAIRアプリでgain35(M)、30秒露出30枚ライブスタック
ダーク・フラット・バイアス補正あり
写真アプリでトリミング・画像調整等

2024年5月18日追加)
17日夜にも、時間待ちで、34分のライブスタック


ちょっと良くなったが、中心星は写らず(^^;

覚書)
1.この組合わせでも、自動導入、プレートソルブ問題なし。(画角0.48°×0.26°)
2.この組合わせで、メダカベヤでのPA(極軸アライメント)は難しいと、省略したが特に問題なし。(前日にFMA135で実施して、設置が室内なのでそのままの状態。)
3.ガイド鏡の設置は問題あり。シャフトへ装着すると窓枠の手摺で星が写らない。

それで、ガイド鏡を本当の位置へ;^^)
これまでのガイド鏡の位置には、FMA135+ASI585MCをおもりに;^^)

これで、M13、M92、M57を観望。ほぼ問題なし(この時は、南天を観望するとアリガタと雲台のネジがぶつかる可能性があった。メダカベヤでは北東しか見えない。)。
そして、このブログを書きながら、もう1度設置してみたら、

これでバランスとれました。(運用はまだ、今晩晴れてほしい。)
4.ASIAIRでのASI715MCのgain選択は、Lが0、Mが35、Hが300。手動では0~300。初心者なのでMで運用している。gain35って低すぎない?と思っていたが、何とかなりそうな感触。

電視観望の記録079(こと座まとめ) - よしべや自然博物館

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2倍

そして夜は、極軸合わせ、M27亜鈴状星雲テスト観望
3分露出×11、自動導入できなくて困った;^^)
アルビレオ、14Vulを経由して、やっとこさ導入

Seestarに負けてます。(^^;