よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4067(へびつかい座 M10球状星団)

2024-04-30 01:00:00 | Seestar
へびつかい座 M10/NGC6254 球状星団
画像①20秒露出、15分ライブスタック
M10は、距離1万4300光年、直径83光年の球状星団。見かけの等級が4.98とのことで肉眼でも確認できるらしい。

夕方は空一面雲の空であったが、午後8時前にはどうにか星が見える。メダカベヤでFMA135+ASI715MCをテストしながら、ベタンダに設置したSeestarで本当のリモート観望。この日最後の観望。
導入後、ライブスタック最初の画面で意外によく写っている。口径5cmなら上等じゃないかと15分のライブスタック。一応、球状星団に見える;^^)

なお、SeestarアプリがVer1.18(Firmware Ver.2.53)にアップされ、案内音声が日本語対応となった。もっとも夜の観望では音声消してるが…

画像②アノテーション

画像③導入画面

画像④iステラHDによる導入画面


撮影情報
2024年4月28日午後12時過ぎ
ベランダ プチ・リモート観測所
へびつかい座 M10球状星団
Seestar+iPhone7、20秒露出15分のライブスタック
SeestarのEditで調整
写真アプリでトリミング・画像調整等




閑話017(4月の壁紙)

2024-04-30 00:59:00 | 閑話
4月は悪天候が続きました。
電視観望の日常が
のんびりの日常へ
それで色々iPadmini、iPhone用の壁紙づくりなど

iPad mini6の待受に設定すると



こんな感じ

他にも





1つ1つは、今一つでも
集まるとそれなりで、館長からもお褒めの言葉を頂く。(^_^)/
館長に「iPadに送るよ」と言うと「いらない。」の一言。;^^)
ちなみに、館長のiPadの待受はシマエナガ(冬バージョン)




星見娘で電視観望4066(月夜のこと座)

2024-04-29 01:00:00 | Seestar
久しぶりの晴天は月夜(月齢16.8)。

なんかDSO見たい!
ということで月から離れた北東の空をSeestarで観望。SeestarのLPフィルター(光害カットフィルター)は、DBP(DuoBand)フィルター相当品。以前満月で使ったQBPフィルターより強力ということで、試してみた。
残念ながらお目当のはくちょう座は、まだ時間が早く、こと座をターゲットに変更。
目標は、こと座のα,β、γ,δ、ε、ζ星と、M57リング星雲、M56球状星団。

SkySafariの観望位置


I、M57リング星雲
こと座といえばやはりこれ、
15分のライブスタック
いつもの写真アプリで調整

導入画面
アノテーション(ピンチアウト拡大)
15分でこの写り、どこかでもっと良い条件で60分回してみたい。

Ⅱ、α星ベガ
導入画面
導入後、ライブスタックが進まない、写っている星が少ないとのメッセージ、これ経験あり。慌てず10秒露出を20秒に変更してライブスタック開始。以下恒星は20秒露出3分のライブスタック。
アノテーション

ライブスタック

Ⅲ、ε星(ダブル・ダブル・スター)
3番手は、有名なダブル・ダブル・スター(重星で、それぞれが連星)、4等と5等の重星なので、目のよい人は、分離して見えるとの話もある。

ピンチアウト拡大

分離OK

IV、δ星(6等と4等から5等に変光する赤色輝巨星からなる見かけの二重星)

色の対比が綺麗。分離OK.

V、ζ星(4等と6等の二重星、双眼鏡で分離可能。)
導入画面撮り忘れ
ギリ分離OK.

VI、β星シェリアク(Sheliak)、一応二重星


分離できているかどうかちょっと不明。

VⅡ、γ星スタファト(Sulafat)3等の青色輝巨星で変光星。連星。


ちょっと分離できているかどうかわからない。後日調べる。

なお、メインは観望できたが、Wikipediaによると、η星アラドファル(三重星)、R星(約4等から5等まで脈動変光する「半規則型変光星(SRB型)」、RR星7等から8等に変光する脈動変光星がある。次の宿題。

そして、最後に球状星団
Ⅷ、M56球状星団

10秒露出に戻し15分のライブスタック
(ピンチアウト拡大)

Seestarでも難しかった。後日、リベンジ必要ですね。(^^;

撮影情報
2024年4月25日午後12時頃
メダカベヤ観測所
こと座 
Seestar+iPhoneSE3
M56、M57;10秒露出15分のライブスタック
ベガ他;20秒露出3分のライブスタック
写真アプリでトリミング・画像調整等

参考資料等
    JUNPYさんの銀河星雲マニアのためのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
    東京のど真ん中で天体写真しているHIROPONさんのブログ

電視観望の記録079(こと座まとめ) - よしべや自然博物館

こと座Lyra画像①CSレンズによる「こと座」撮影。こと座の電視観望を通じて、沢山の経験をさせてもらえた。メダカ部屋では、近くの街灯で1等星しか視認しにくい状況。アライ...

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星見娘で電視観望4066(はくちょう座 三日月星雲)

2024-04-28 01:00:00 | Seestar
はくちょう座 C27/NGC6888 Crescent Nebula/三日月星雲
(月齢16.8)月夜の三日月星雲
画像①LPフィルター使用、15分のライブスタック

NGC6888は、距離約5000光年の散光星雲。クレセント・ネブラ(三日月星雲)と呼ばれている。ウォルフライエ星WR136が40万年前赤色巨星だったときに放出したガス(恒星風)に、今の青色巨星で放出した高速のガスが追いつき衝突している光っている星雲。自己完結?宇宙の神秘を感じる。

130PDSで月が導入できず、疲れきってベランダからメダカベヤに移りSeestarでのお手軽観望。昨年も観望記録を読み返しながら

画像②

昨年も月下の観望でした;^^)
比べるとSeestarのオートフォーカスの凄さわかる。Seestarに勝てる曰はくるのか。画像処理でも負けてるし、はぁ~とタメイキがでる。

まっ、久しぶりに星雲観望できて良かったことにしよう。

画像③Seestarのアノテーション

画像④導入画面

画像⑤SkySafariの観望位置

撮影情報
2024年4月25日午後12時過ぎ(月齢16.8)
メダカベヤ観測所
Seestar S50+iPhoneSE3、15分のライブスタック
写真アプリでトリミング・画像調整等


参考資料等
    JUNPYさんの銀河星雲マニアのためのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
    東京のど真ん中で天体写真しているHIROPONさんのブログ

電視観望の記録111(はくちょう座 まとめ) - よしべや自然博物館

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06)

電視観望の記録067(はくちょう座 C27三日月星雲) - よしべや自然博物館

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星見娘で電視観望4065(紫金山・アトラス彗星 C2023 A3)

2024-04-27 01:00:00 | 太陽系内
C2023 A3/紫金山・アトラス彗星/Tsuchinshan-ATRAS
画像①15分のライブスタック、調整あり
本年10月に2等星級の明るさになると予測されている紫金山・アトラス彗星。急激に光度を増しており、天文ガイド5月号では、4月下旬に10等級を切るのではと記載されていた。
最近、観望記録を見させて頂いたので、もう見えるんだ私も見たいと思っていた。
おとめ座の銀河を探していて偶然に、SkyAtras画面で紫金山アトラス彗星を発見。
画像②SeestarのSkyAtras画面

早速導入してライブスタックに入る。そしてピンチアウト拡大。
画像③

彗星とはっきりわかる。
翌日、ステライメージ9でメトカーフ・コンポジット(彗星基準加算コンポジット)
画像④
とりあえずできたが、かぶりが凄い。色々試してASIFitsViewでヒストグラム調整。
画像⑤
かぶりはとれたように見えるが迫力なし;^^)10月に向けて精進あるのみ。
画像⑥iステラHDによる観望位置


撮影情報
2024年4月25日午後9時頃
ベランダ プチ・リモート観測所
Seestar S50+iPhoneSE3、ライブスタック15分
ステライメージ9でメトカーフコンポジット
ASIFitsViewでヒストグラム調整
写真アプリで、トリミング各調整など

参考資料等