地中海原産の多年草「除虫菊」の栽培が日本で始まったのは1887(明治20)年。和歌山県出身の上山英一郎が米国の植物会社から種を仕入れ、広めたことがきっかけだったとされる。
その名の通り、除虫菊の花には虫を死へ追いやる成分が含まれている。米国では家畜のノミ取り粉などとして重宝されてきた。
上山はこれに線香の製造技術を取り入れ、1890年、世界初の蚊取り線香として売り出した。
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地中海原産の多年草「除虫菊」の栽培が日本で始まったのは1887(明治20)年。和歌山県出身の上山英一郎が米国の植物会社から種を仕入れ、広めたことがきっかけだったとされる。
その名の通り、除虫菊の花には虫を死へ追いやる成分が含まれている。米国では家畜のノミ取り粉などとして重宝されてきた。
上山はこれに線香の製造技術を取り入れ、1890年、世界初の蚊取り線香として売り出した。
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