「沖縄で無数の人権侵害」
国連会合、NGOが批判
2016/9/20 10:13
【ジュネーブ共同】
非政府組織(NGO)「反差別国際運動」は19日、ジュネーブの国連人権理事会で声明を発表した。沖縄では米軍の存在が「数十年にわたり女性への性暴力など無数の人権侵害の原因となっている」と指摘。それにもかかわらず、日本政府は沖縄県名護市辺野古などで新たな米軍施設の建設計画を進めていると非難した。
これに対し、日本政府代表が答弁権を行使、「沖縄での建設作業は地方自治体の同意下で政府の認可を得ており、法手続きにのっとり行われている」と反論した。
声明は人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」などとの共同。
アメリカでクリントン前国務長官と会談した安倍総理大臣は「TPPは基本的価値を共有する各国が経済の絆を深めていく」などとTPPの意義を強調したが、クリントン前国務長官は「TPPに反対する」考えを安倍総理に伝えた。(画像はNHKニュースより