遊漁船業情報センター

遊漁船(沖釣り船・瀬渡船・海上タクシー)にかかわる様々な情報を適宜発信します。

自衛艦<あたご>と漁船<清徳丸>の第4回海難審判

2008-09-17 14:47:07 | 遊漁船業者
 海難事件の全貌を解明するのが<海難審判>。自衛艦<あたご>と漁船<清徳丸>の第4回目の審理=補充質問=が行われました。これが終わると24日で結審そして審判という順序で遂行します。
 そして、今日は朝から第4回の審判で、漁船の後方から追いかけてきた僚船の船長の証人尋問がありました。
 僚船の船長は『7.8マイル先から大型船の灯火船が見えていました。大型船は舵を切るのに時間がかかるので、自分たちが回避した方が早いと思い右にかじを切りましたが、あたごの接近が予想以上に速かったので左に舵を切りなおしました。』と、当時の状況を説明したようです。
船長は、さらに『本来はもっと距離をとって回避するのですが、今回は自衛艦<あたご>のスピードが速かった。』と証言し、<あたご>側が10ノットで進行したと供述したのに対し、船長は『20ノットぐらいで走っていた感じを受けた。』と証言したようです。