22日午前6時40分頃、和歌山県串本町和深の<安指漁港>の沖合約1.5キロの小島【スズ島】の岸壁付近で串本町の瀬渡し船(5トン)が高波で岸壁に打ち付けられて沈没しました。事故当時は船長を含めて7人が乗船しており衝突と同時に海に投げ出されました。
3人は、近くの漁船で救助されましたが、残った4人のうち3人は磁力で陸に上がりましたが圭章だったようです。
しかしながら、船長(86歳)は水中に沈んでいて、救助者によって海中から引き揚げられましたがすでに息を引き取っていたようです。
救助された乗船客は全員<救命胴衣>を着用していたとの事です。
沈没した瀬渡し船は、釣り客を近くの島々の磯場に運ぶ渡し船で当初11人乗船していたが、付近の<横島>で4人下船し、事故現場に向かったようです。
船長は86歳という高齢で人命を運ぶには少々無理があったといえなくもありませんが、ご冥福をお祈り申し上げます。