五木寛之著「日本幻論」を読了。
敢えて避けてきたロシア文学や、浄土真宗系に誘われそうになる。
かつてこの著者の小説を集中的に読んだ時代もあった。25年ほど前だったか。その時にもロシア文学への誘惑によろめきそうになったが、いずれ読む機会もあるでしょ・・・と耐えた。
そのため、トルストイ、ドストエフスキー、チェーホフ、ゴーリキー、ソルジェニーツィン・・・などなど、名前は知っていても一切読んでいないのだ。
で、今回はもうひとつの浄土真宗系。
信長の敵!・・・という認識しかなくて、積極的に読む気のなかった宗派。それはそれとして、ボチボチ何冊か読んでみようかという気分なのである。不思議なことに。
それに、今回の書籍からは、奈良盆地が、大阪や京都の近距離にありながら、なにゆえ人の増加が緩やかだったのか、なんとなくわかった気にさせられた。
古墳の周囲に「人垣」として埋められた人々の怨念が、開発を遅らせていた・・・と考えたい。その想念を受け継いでいる人や感じる人は、ホイホイ近づきたくはないはずだし・・・。
敢えて避けてきたロシア文学や、浄土真宗系に誘われそうになる。
かつてこの著者の小説を集中的に読んだ時代もあった。25年ほど前だったか。その時にもロシア文学への誘惑によろめきそうになったが、いずれ読む機会もあるでしょ・・・と耐えた。
そのため、トルストイ、ドストエフスキー、チェーホフ、ゴーリキー、ソルジェニーツィン・・・などなど、名前は知っていても一切読んでいないのだ。
で、今回はもうひとつの浄土真宗系。
信長の敵!・・・という認識しかなくて、積極的に読む気のなかった宗派。それはそれとして、ボチボチ何冊か読んでみようかという気分なのである。不思議なことに。
それに、今回の書籍からは、奈良盆地が、大阪や京都の近距離にありながら、なにゆえ人の増加が緩やかだったのか、なんとなくわかった気にさせられた。
古墳の周囲に「人垣」として埋められた人々の怨念が、開発を遅らせていた・・・と考えたい。その想念を受け継いでいる人や感じる人は、ホイホイ近づきたくはないはずだし・・・。