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龍体力学覚え書き

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「日本幻論」

2015-07-04 23:36:30 | book
五木寛之著「日本幻論」を読了。

敢えて避けてきたロシア文学や、浄土真宗系に誘われそうになる。

かつてこの著者の小説を集中的に読んだ時代もあった。25年ほど前だったか。その時にもロシア文学への誘惑によろめきそうになったが、いずれ読む機会もあるでしょ・・・と耐えた。

そのため、トルストイ、ドストエフスキー、チェーホフ、ゴーリキー、ソルジェニーツィン・・・などなど、名前は知っていても一切読んでいないのだ。

で、今回はもうひとつの浄土真宗系。

信長の敵!・・・という認識しかなくて、積極的に読む気のなかった宗派。それはそれとして、ボチボチ何冊か読んでみようかという気分なのである。不思議なことに。

それに、今回の書籍からは、奈良盆地が、大阪や京都の近距離にありながら、なにゆえ人の増加が緩やかだったのか、なんとなくわかった気にさせられた。

古墳の周囲に「人垣」として埋められた人々の怨念が、開発を遅らせていた・・・と考えたい。その想念を受け継いでいる人や感じる人は、ホイホイ近づきたくはないはずだし・・・。

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