講談社現代新書「ペルソナ」(中野信子著)を読了。
TVのコメンテーターとしてお見かけするナタの切れ味ありそうな脳科学者さんの本。ところが漠然と手に取った時点では、ペルソナというからには心理学方面の書籍のつもりだったりした。正直に言えば。
でもっていざ読み始めてみると、その人物の自伝的エッセイっぽい面もあった。
幼少のみぎりより頭痛持ちだったそうで、学校ではそのご尊顔からもうかがえるように只者ではなさげなオーラを放射していたに違いなく、常に異彩を放たれていたであろうことも想像にかたくなく・・・。
文体も肩こりを発生させるかのような緊張感を帯びつつ、それでいて案外しなやか。
そんなに多い分量ではないが、フランス留学時代の記述には心底惹かれた。
TVのコメンテーターとしてお見かけするナタの切れ味ありそうな脳科学者さんの本。ところが漠然と手に取った時点では、ペルソナというからには心理学方面の書籍のつもりだったりした。正直に言えば。
でもっていざ読み始めてみると、その人物の自伝的エッセイっぽい面もあった。
幼少のみぎりより頭痛持ちだったそうで、学校ではそのご尊顔からもうかがえるように只者ではなさげなオーラを放射していたに違いなく、常に異彩を放たれていたであろうことも想像にかたくなく・・・。
文体も肩こりを発生させるかのような緊張感を帯びつつ、それでいて案外しなやか。
そんなに多い分量ではないが、フランス留学時代の記述には心底惹かれた。