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龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

「馬券裁判」再読

2025-06-09 23:54:39 | book
「馬券裁判」(卍著)を再読。

以前読んでキープしてあるはずの安倍晴明さん関連の本を探していて、書棚の下段の奥にひっそりと置いてあったこの本を見つけた。巻末のページをめくると2015年7月初版発行とあり、ほぼ10年前に買って目を通していたものと思われる。たしかにこの本、ずっと読み返したいと思ってきたのに、なかなか見つからなかったのだった。

安倍晴明さんのおかげで今回見つけられたようなものだ。ラッキー!

その後、卍さんの「指南書」は何冊か出ていると思うが(1〜2冊は目を通している)、どうせなら最初の本を読み返したかった。でもってさ〜っと通読してみると、儲かった人の心構えの文面はいたってあっさりシンプル。

「勝ち馬を予想しない」
「過小評価されている買い目を探し出す」
「回収率100%超えを目指すと決めたからには、馬券が的中することを一切期待せず、お金をドブに捨て続ける気持ちで淡々と馬券を買い続けるべき。もしもその境地に達することが出来ないとすれば、それは賭けているお金が高すぎるということ。捨てても惜しくない程度にまで賭け金を下げる必要がある」

まあそんなことを言われても、それなりに狙えるファクターを幾つも持っていないとどうしようもないけれども、それっぽいものが多少なりともあるならば、それらを軸に淡々と狙い続けろ・・・ということになるのでしょうな。

ただ、どうしようもなく本命サイドにシフトした着順管理が6月いっぱいは続くとわかっているので(人気サイドの主人公が連勝し続ける展開がまだ続いているウマ娘のアニメ「シンデレラグレイ」のせいで)、それもふまえて淡々とすべきなのだろう。

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「山の神秘と日本人」を読了

2025-05-22 23:41:29 | book
秋山眞人著「山の神秘と日本人」を読了。

まえがきに、「日本独特の宗教観は、空間信仰(ではないか)」と書いてあるのにまず納得。その部位を読んだから買ったようなもの。

パワースポットという単語があっさり流行るのも、それっぽい雰囲気の場所に行くだけで満足できちゃうメンタリティのなせるわざというか、まさにその「空間信仰」のためだと思われる。まあ「場」もさることながら「空気」も大事というか。

逆に邪悪な意図をもって「空気」をこしらえてしまえば、簡単になびかせられる・・・とも言える。それを外国勢力に悪用されて、不利益を被り続けていますな・・・日本は。

途中、とある宗教で起こった奇跡に関して、その発生場所の国名がおもいっきり間違っているのを見つけ、著者本人も編集サイドも「こんな有名な出来事に関するミスを最終チェックでも見落としちゃうのか・・・」と不安になった(そりゃあ勘違いの言い間違い、書き間違いはありえるとはいえ)。他の記述もこんな調子でいくつも間違ってるんじゃ?と思っちゃうわけで・・・。

だがラストのラストでグルジェフの名前とともに、「中東の奥の方にサルムングという秘密の教えを伝える教団」という記載が出てきた。

サルムング?、なんぞや?・・・とググってみると、もう何十年もそのうち読もうリストに入れてあったグルジェフの本が最初の検索ページの4つ目でヒット。さようか・・・。いまこそこれに目を通せ!ということか・・・。

今回の秋山眞人さんの本は、手持ちのグルジェフの本を読めという流れをもたらしたっぽい。

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岩波新書「百人一首~編纂がひらく小宇宙」読了

2025-05-21 23:56:29 | book
岩波新書「百人一首~編纂がひらく小宇宙」(田渕句美子著)を読了。

1ヶ月半ほど前。桜の時期であるし坂口安吾さんの文庫本「桜の森の満開の下」(講談社文芸文庫)でも読もうと思ったら、入れてあるはずの本棚に見当たらないのに唖然としたことから全ては始まった。

仕方がないので、水上勉さんや白洲正子さんの文庫本を何冊か読み、桜や奈良や京都をはじめとする「風流方面」の文章に触れていくうちに西行さんに至り、結果的に興味は和歌の方向へ。

ということで百人一首の本を読んでみる気になって、手っ取り早く購入したのが今回読了した去年の1月に出版された本。赤い岩波新書の新しい本を買うことになるなんて自分でも実に意外だったが、たまたま書店で競技かるたをやりそうな学生さん向けではない本だと、手頃なのがこれしか見当たらなかったのであった。

「百人一首」=藤原定家。

学生時代から漠然とそう思い込んでいたが、最新の研究ではどうも違うらしい。

研究が進み、物事が明らかとなるプロセスを追体験させてもらえた気分に。面白かった。


なお、坂口安吾さんの「桜の森の満開の下」は青空文庫に入っており、パソコンのモニターで読んでみたが、紙の上の文字を追うのと液晶画面を目で追うのと行為としては一緒のくせに、どうも調子が出て来ないまま、結局読むのを止めた。

紙の本を読む習慣が皆無で、最初から電子書籍が当たり前であれば全然平気なのだろうが・・・。

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既に読んでいた「松原照子の聖世見」をまた買っちゃった

2025-05-06 23:14:43 | book
何年か前に買っていたらしい本をまた買ってしまった。10年とかそれ以前に買って読んだ本についてはそこそこ覚えているのに、今回の本はほんの数年前に買って(おそらく)読んでいると思われるのに、それを全然覚えていなかった。ボケてる証拠と言える。

というわけで「聖世見」(松原照子著)が手元に2冊。今回2度目の通読となった。

松原照子さんの本は既に3〜4冊読んでいて、競馬本などもよく出していることで名前に馴染みのある東邦出版から発売されている「不思議な世界の力を借りて幸せになる」や「不思議な世界の方々から教わった予知能力を高める方法」は、素朴に何度か読み返したくなる内容で時折ふと手に取ることもあって、買った本と買っていない本の区別はしているつもりだったのに・・・かぶって買っちゃったのはショック。

気を取り直して今回の本のことを少し書いておくと、オカルト雑誌の老舗「ムー」系統の出版社から出ているためか?、「ムー」の編集部の方針に忠実な内容というか、せっかくの著者の個性が埋没気味に思えてあまり印象に残らなかった。だからこそ2冊買うことになっちゃった!・・・とも言えそう。

時事問題方面に関する著者の記述や用語に関しての「編集部注」が欄外に丁寧に書いてあるので、むしろ散漫になってしまった印象も・・・。

オカルト本好きを自認しているとはいえ、そこは人それぞれ好みがある。

まあ今回読んで印象に残ったのは、冒頭の「予言パート」において、いかにも大きな地震の震源地になりそうな有名どころの地名が羅列されている中で、瀬戸内海の「芸予諸島」が書いてあったこと。結構意外な地名であったので・・・。

それから「自分の運気アップを願う人」に向けてのアドバイスで、

「心の舵取りをしているのは自分自身であることを自覚」
「自分への挨拶を欠かさないように」

と書いてあることがちょっと心に響いた。何気ないことではあるが、過去1ヶ月以上、中央競馬のメインレース(とくに重賞レース)の低配当っぷりにウンザリしているせいだろうな・・・。

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「引き寄せの法則」を再読し、ヘミシンクCD「ヘミシンクによる具現化」を聴くことに

2025-05-02 21:38:03 | book
「引き寄せの法則」(ウィリアム・アトキンソン著)を再読。

ページ数も少なく行間スペースもたっぷり。読みやすい本なので、以前ささ〜っと流し読みして、その後引っ越しした際にダンボールに入れたままになっていた。

思考をポジティブ方向にもっていくための記述に満ちた本をそういう扱いにしておくべきではなかったなと反省しつつ、今回はそこそこ丁寧に目を通した。

訳者あとがきに、中村天風さんもこの著者に感化されていたと書いてあったりして、それならば天風さんの本も再読しようじゃないの!という気分に。(中村天風著)「運命を拓く」は本棚に入れてあるのに、「引き寄せの法則」の方はダンボールに入れて押入れに放り込んでいたのは、せっかくの本に対する扱い方としてはマズかったかな。

その2冊を本棚に並べておけば、活字に込められているパワーによるシナジー効果に浴せるかも?

でもって今回は書籍にとどまらず、「願望実現」云々をうたっているヘミシンクCD「ヘミシンクによる具現化」を棚の奥から引っ張り出してきた。

つい面倒くさくてずーっとご無沙汰だったのだが、今回「引き寄せの法則」を読んだことがきっかけでこのヘミシンクCDをまた聴くようになることが、結果的に最も良かったっぽい・・・という風になるぞ〜きっと。たぶん(こうやって自己暗示をかけている)。

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