3月8日から12日までシンガポールへ行って来ました。シンガポールは私自身30数年前に仕事で何回か訪れていましたが女房殿は未だ行ったことが無く是非行ってみたいということで今回の遠征となりました。シンガポールの探鳥といえば小さな国でもありちょっとした郊外にタクシーで出かけて行き、手軽に鳥見が楽しめるところが良いようです。何よりもシンガポールの町全体が清潔で、治安が良いことも今回の選定理由の一つでもありました。30数年ぶりのシンガポールの印象といえば人の多いことと地震の無い国だけに超高層ビルがやたら目に付くことでした。町自体は昔と変わらずに緑の多い自然と文化の調和のとれた、いたるところの街路樹にはカラフルな花が咲き乱れる美しい町いう印象は昔と少しも変わらぬものでした。まずは初日に訪れたシンガポール植物園(ボタニックガーデン、Botanic Gardens)から紹介してゆきましょう、この公園は街中から徒歩でも行けるくらいに近いところにあります。エコレイク、シンフォニーレイク、スワンレイクといった3つ池を中心に、国立ラン園やジンジャーガーデンといった複数の公園の集合体であり、初日は午後からの探鳥でもあってスワンレイクの周りのみの探鳥でした。運悪く途中激しいスコールに会ってしまい東屋に避難して1時間半も雨宿りに無駄な時間を費やすことになってしまいました。明日につづく・・・・
マリーナレイサンズホテルとシンガポールの象徴のマーライオン
シンガポールの国花 ランの花
公園のいたるところで見かけたリス
青色の綺麗なナンヨウシュウビン
大きさ:23~25cm
長々と続けてきたケアンズシリーズも今回で終了です。シギチの掲載が最後となりましたが、ケアンズを訪ねた頃はまだオーストラリアで越冬中だったシギチ達が今は繁殖地へ向かう途中の日本のどこかで羽を休めているかと思うと感慨深いものがあります、もしかしたらマイフィールドの三番瀬で出会っているかもしれません。
パプアオオサンショウクイ 大きさ:26~28cm 全身灰色で目のところだけ黒い
メガネコウライウグイス 大きさ:28cm 和名のコウライウグイスは高麗にいる良い声でなく鳥という意味
オオニワシドリ 大きさ:35cm 繁殖期にディスプレイの為の構造物を枝などで作るので庭師と呼ばれています
カササギフエガラス 大きさ:37~44cm カラスではないが良く似た姿の鳥で美しい声で鳴きます
オオソリハシシギ
チュウシャクシギ
キアシシギとアオアシシギ
オオメダイチドリ
メダイチドリとトウネン
オバシギの群れ
ハシブトアジサシ
トサカレンカク 大きさ:20~21cm 頭に赤いリボンをつけたようです
カザリリュウキュウガモ 大きさ:40~45cm オーストラリアの固有種です
オーストラリアメジロガモ 大きさ:45cm オーストラリアで唯一の潜水ガモです
ノドグロカイツブリ 大きさ:25cm 日本のカイツブリとそっくりです
オースオラリアセイタカシギ 大きさ:35~40cm 日本のセイタカシギよりやや大きく嘴も長めで先が僅かに反っている
フエフキトビ 大きさ:50~60cm 口笛を吹くように鳴くことかフエフキトビの名が
ブロンズトキ 大きさ:48~65cm ブロンズ色をしたトキですが非繁殖期と若個体は暗い体色です
コシグロペリカン 大きさ:150~190cm 寿命は10~25年です
4月に入り雨の多い日が続いています、今日は気温も上がらす肌寒い一日でした。今週後半からは20度を越すような暖かい日が来るようですが、ソロソロ真夏を思わせるような日もあるのでしょう、今こうしてブログを作成していますが、それぞれの鳥達の画像を見るたびに、ケアンズでの糞暑い中での探鳥が思い起こされます。
ワライカワセミ 大きさ:40~47cm 大型のカワセミの仲間です、人の笑い声に似た大声でさえずります
モリショウビン 大きさ:18~23cm 日本のカワセミやヤマセミは魚を捕食しますが世界のカワセミの仲間では水中より陸生の生き物を食べる種類のほうが多い
メンガタカササギヒタキ 大きさ:14~16cm キングフィシャーパークロッジで撮影
キアシヒタキ 大きさ:12~13cm 小さくて愛らしい大きな瞳と好奇心が強く人を怖がりません
フョウチョウ 大きさ:12cm オス、メス同色です
セアカオーストラリアムシクイ 大きさ:14.5cm 鮮やかな黒と赤のお洒落な小鳥で人気があります
ケアンズで出会ったオウム類です、オウムは原色が入り派手な色合いのものが多く被写体としてはもってこいの鳥さんです、今回の遠征ではあまり種類は撮れませんでしたので、是非とももう一度リベンジしたい種類です。
ゴシキセイガイインコ 大きさ:25~30cm
ゴシキセイガイインコ 原色を散りばめたように派手ないでたちです
ホオアオサメクサインコ 大きさ:30cm セキセイインコを大きくしたような複雑な色合いのインコです
ハゴロモインコ (メス) 大きさ:35cm 全身緑色のインコです
アカビタイムジオウム 大きさ36~38cm 地上で小麦や大麦等の作物の種子を食べるので害鳥とされている
テンジクバタン 大きさ:40cm 真っ白な身体にカラフルなピンク色のラインが額と胸にある
ケアンズ遠征から2ヶ月ほど過ぎましたが、「ケアンズで出会った鳥達」のシリーズ完結していませんでしたので遅ればせながら、我がブログの記録を兼ねてアップしてゆきます。
ライチョウバト 大きさ:26-31cm
エジプトの象形画のような顔をしています
カノコバト 大きさ:20-32cm 日本のキジバトと同属です 首の後ろの鹿の子模様が特徴です
オーストラリアチョウショウバト 大きさ:19-21cm
オーストラリアチョウショウバト 名前の通り非常に小さなハトです、目の周りの鮮やかな水色が特徴
ベニカノコバト大きさ:26-30cm カノコバトに似るが首のところが赤茶色なのが特徴
ツチスドリ 大きさ:26-30cm 白黒の鳥で雌雄一緒に居ることが多い 眉が白く見えるのがオス眉のないのがメスです
ツチスドリ (メス) 木の枝に泥でお椀形の巣を作ることからツチスドリの名前が付いたこのところ天気も悪く冬鳥の出もイマイチのため撮影する機会が無く、再度ケアンズの鳥シリーズをアップします。今回の遠征では3日目にキングフィッシャーパークロッジを中心に丸一日(朝7時から夕方5時まで)鳥の専用ガイドさん(日本人)に案内してもらいました。過去2度(ロタ島、バンクーバー)の海外遠征では専用ガイドを付けづに鳥見をしましたが今回は場所的にも広いし、鳥の数も多いことからガイドを付けることにしました。ガイドさんは10年の経験を持つベテランの方でそれは細かく案内してくれて、何より自分で鳥を見つけなくていいのには助かりました。ガイド料金はツアー本体の料金と変わらないくらい高い物でしたが多くの鳥を容易に効率的に見ることが出来たことを考えれば結果的には安上がりでした。
カバイロハッカ(インドハッカ) 大きさ:12cm 南アジア原産、1860年代にオーストラリアに移入された、日本でいうムクドリのような鳥でケアンズでは何処にでも居る身近な鳥です。日本でも各所で見られいて外来種として図鑑に掲載されています。
モリツバメ 大きさ:18cm 日本では1973年4月と1986年3月に西表島で記録があります
テリヒラハシ(オス) 大きさ:17~19cm オスは黒く一色で地味ですがメスは色とりどりで綺麗です、メスのほうが綺麗な鳥です
シロガシラトビ 大きさ:45~51cm 鮮やかな茶色の体に白い頭が印象的でした
オーストラリアイシチドリ 大きさ:55~59cm チドリ目の鳥では珍しく水辺でなく陸地に生息しています
パプアガマグチヨタカ :大きさ53cm 全く木に同化していて人に教わらなくては見つけることは不可能でしょう