今日は余震も今のところ無く、計画停電も実行されず、多少雲の多い空模様でしたが風も無く、日中は春のような 穏やかな一日でした。しばし2週間前の大震災を忘れさせてくれるような静かな日でした、そんな呑気な気分も恒例の週一度の食料の買い出しに行ったスーパーではかなくも打ち砕かれてしまいました。スーパーでは水を買い求めるお客で開店前からあふれていました。開店と同時にミネラルウォーターに群がりあっという間に品切れです、気がつけば麦茶、ウーロン茶なども箱単位で買い求める人で行列が出来ていました。我が家でも娘夫婦が都内に居て孫が2才と7ヶ月で水道水を与えるのは不安ですが水の購入が難しいとのことで麦茶の2リットル入り一箱(6本入り)を買い求めました。また孫には水道水で炊飯したご飯でなくレトルトのご飯がよいだろうと6パックほど買い求めました。水やお米は被災地に優先すべきで買占めはよくないのは分かっているはずでしたが我が身の事となると弱いものです。買い物から帰りPCを付けたら千葉県の水道水も都内同様放射能は基準値以内で飲料として問題ないとのことでしたが、取り越し苦労で終わればこれ幸いではあるのですが。
梅もそろそろ終わりかな? 桜はまだ少し早目のようです、今はミツマタ、マンサク、等サンシュユ同様あまり目立つことの無い花が咲いています。華やかな桜の咲く前でないと誰も振り向いてくれないような地味な花です。
谷津干潟ではセイタカシギは私が鳥撮りを始めたころから何度も撮影しています。今回久しぶりにじっくりと撮影する機会に恵まれました、長年見慣れたいるはずの鳥なのですが今まで見たことの無いような頭と首筋の黒い個体が居ました。頭の黒い個体は以前にも良く見かけていてセイタカシギの個体差と認識していましたが今回の個体は個体差の範囲を遥かに超えているようで別種ではないかと思いましたが、セイタカシギの亜種であるオーストラリアセイタカシギとは大きさも首にかかる黒い部分の位置も異なるようです、もう一つの亜種であるエリグロセイタカシギ(北米に分布)に良く似ているようですが顔の部分の黒の入り方が異なっているようです(エリグロセイタカシギは目の周りが白い)。この個体は当日全部で18羽のセイタカシギが確認されましたがそのうちの2羽にこの特徴が有り背中の羽の色からおそらくオス、メスと思われます。、エリグロセイタカシギは動物園などでかなり飼われているようで、逃げ出して普通のセイタカシギと交雑したものかも知れません。それとも単に普通のセイタカシギの個体差に含まれてしまうのか?いずれにせよ私の未熟な見識では良く分かりません、どなたかお分かりの方居ましたらコメント下されば幸いです。2011年3月20日 谷津干潟にて