よっちのバードフォト

自然の中の野鳥の生き生きとした姿を写真で表現しました。

干潟にて(アオアシシギ他)

2011年09月30日 | 海の鳥

9月も今日で終わりです。このところやっと気温、湿度も下がり本格的な秋の到来を告げているようです。振り返ればあんなに暑かった夏も今思えば懐かしく思えてくるから不思議なものです、昨日9月度電気使用量の明細がポストに有りましたが、前年より28%減少とありました。我が家の今年の節電効果は平均30%前後といったとこでしたが、今までいかに便利さにかまけて無駄使いをしていたか反省するばかりです。早くも我が女房殿は冬場の節電計画を立て始めたようで、それには湯たんぽをあと2個ほど買って毛布にくるみホットカーペット代わりにするんだとか、夏場の暑さより寒さに弱い私としてはホットカーぺットが無い人生は辛いものがあります。ところで先日の干潟には珍しくアオアシシギが3羽やって来ていました、しきりに鳴き交わす声は久しぶりに聞いたせいもあり、何か哀愁を帯びた鳴き声に聞こえました、まさにこの子の声を聞くと秋の訪れを感じます、また防風林の松の梢には早くもモズが高鳴きを始めていてこれもまた秋を実感するものでした。昨日は沖合いにはスズガモの大群が浮んで居たり、ミヤコドリが120羽の数に増えていていたりとまさに秋本番といったとこでしょうか。11-9-24 千葉県

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高鳴きをして縄張り宣言しているモズ

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三番瀬では珍しくアオアシシギ3羽がやってきていました

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満ち潮で干潟が消滅して行くのと同時に葛西方面へ飛び去りました

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ミユビシギの幼鳥も最近見られるようになりました

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ユリカモメ 今年は飛来時期が少し遅いようです

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ダイサギ 日中の日差しもかなり和らいできました

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オオチドリ

2011年09月29日 | 山野の鳥

オオチドリとは2000年の9月以来の出会いでした。奇しくも出現場所も時期も11年前と同じようなのが不思議ですが、前回は一羽だけでしたが(やはりムナグロと一緒でした)今回は団体でやって来たのには驚かされました。成鳥冬羽、成鳥で夏羽の残る個体、幼鳥とバリエーションに富んでいて観察する側としては大いに興味深いものでした。残念ながら時期的に綺麗なオスの成鳥夏羽個体は含まれて居ませんでした。日本で見られるオオチドリはモンゴルから中国東北部で繁殖しインドネシア、オーストラリア北部で越冬します、今回は大型台風の余波を受けて渡りのルートから大きく外れたものと思われますが、どうか無事に越冬地にたどり着けることを願うばかりです。11-9-23 茨城県

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オオメダイチドリ

2011年09月28日 | 海の鳥

今期もオオメダイとの出会いは3回目になります、最初は7月8日の冬羽の成鳥でした。2回目は9月1日の幼鳥3回目が今回の幼鳥です、その間画像に残しませんでしたが何度となく幼鳥は見かけているので他にも違う個体が居たのかも知れません。このように最近オオメダイは秋のシーズンに限られますが以前に比べて多くの個体が飛来しているようです。逆に春にやって来る個体が減っているようにも思われます、以前に春のシーズンに谷津干潟で未だ夏羽の残る個体を何度か撮影していますが最近では見ることが無いようです。何時かバリバリの綺麗な夏羽個体を撮影してみたいものです。比較の為メダイチドリと前回撮影のオオメダイの画像もアップしておきます。11-9-22 千葉県

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メダイチドリ

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9月1日の幼鳥個体

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ミヤコドリ

2011年09月27日 | 海の鳥

水鳥を綺麗に撮影をする際にはやはり背景となる水の色が綺麗なことが不可欠です。この日は朝から雲ひとつない快晴に恵まれました。海の色は空の色をそのまま写しますので天気が良くなくてはならないのですが、晴れていても空に雲が多いと真っ青な海の色にはなりません、やはり快晴であることが一番重要なようです。この日もいつものように干潟で椅子に腰掛けてシギチが近くに寄ってくるのをじっと待っていると小型のハマシギやミユビシギは直ぐ足元までやって来ます、そのうちミヤコドリも数羽が近づいてきました。いつも見慣れているミヤコドリですがそのときは真っ青な海を背景に順光で、未だ朝の光で光線も柔らかく、何よりミヤコドリ自体が成鳥の綺麗な個体であったこともあり、思わず小声で「きれいだな~」とつぶやいたほどでした。またこのときは上げ潮で干潟がどんどん狭まりつつあり、鳥達も狭まる干潟で餌を探してどんどん近くにきてくれたので最短で20m位の距離で撮影出来たことも良かったです、私の鳥の撮影スタンスとして10センチ大の鳥は10メートル、20センチなら20メートル、30センチなら30メートルを心情としているのでこの日はまさに好条件が重なり久々にミヤコドリの綺麗な画像が撮れました。11-9-22 千葉県

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干潟にて(朝日の中の鳥達)

2011年09月26日 | 海の鳥

台風一過の晴天が望めそうなので朝一で日の出と、朝焼けの干潟の様子を写そうと、眠たい目をこすりながら (というより最近年のせいか寝入りが悪く夜中何度も目が覚めてしまい、この日は寝足りないまま夜明けが待てずに出かけてしまったというのが本当のところですが)干潟に向かいました。潮周りも丁度良く適当に干潟が広がり、鳥達も日の出と共に活力を吹き返し、餌採りに忙しく動き回り、東の空は時間の経過と共に色彩の変化を映し出して来ます。この日は前日までの重苦しい空気感や高い湿度による不快感が一気に吹き流されたようで、それは久しぶり感じる爽快感でした。11-9-22 千葉県

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コサギの舞い

2011年09月25日 | 海の鳥

台風一過、空気が入れ替わったように涼しい日が続いています、流石にここにきて真夏に戻ることはないようでしょう、なにやら背中の荷物を一つおろしたような、ホットしたというのが実感です。今年は猛暑を含め、天災の多い年になってしまいましたが、これからの時期は一年で一番過ごしやすい時期でもあり、どうか安定した天候が続きますように願うばかりです。鳥撮りのほうはといえばシギチ類の秋の渡りもここにきてひと段落といったとこでしょうか、代わりに山の鳥(猛禽類、トケン類、ヒタキ類)の移動が既に始まっていて各地の都市公園に立ち寄っているようです、また日本で越冬する冬鳥(カモ、ハクチョウ)の飛来もそろそろ始まっているようで来月半ばには数多く見られるようになるでしょう。本格的な秋の到来とともに今まで夏枯れ状態だった鳥の世界も活発な動きが見られるようになることでしょう。11-9-15 千葉県

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2羽のダイシャクシギ

2011年09月24日 | 山野の鳥

今、干潟には2羽のダイシャクシギがやって来ています。この2羽は仲が良く常に行動を共にしています。嘴の長さから成鳥と幼鳥のようですが、干潟に現れ出した日が異なることから親子ではないいうです。ダイシャクシギも以前は沢山見れれましたが最近ではシーズン中1羽か2羽見られれば良いほうです、大型シギは特に激減しているようで今回その幼鳥が見られ繁殖の証が見られたようで嬉しい気がします。11-9-13,22 千葉県

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チョウゲンボウとカラス

2011年09月23日 | 山野の鳥

昨日の続きの画像です。チョウゲンボウがカラスに何回もモビングしていました、たまりかねたカラスは何処かへ飛んで行きました。小さいのに随分と気の強いチョウゲンボウでした。11-9-13 千葉県

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チョウゲンボウ

2011年09月22日 | 山野の鳥

大型台風15号、沖縄あたりで散々迷走した挙句日本列島を縦断するように駆け巡ってゆきました。南西諸島から、九州、中国、四国、関西、中部、北陸、関東甲信越、東北と日本中で被害のなかった県はないのではと言うほどひどいものでした。宮城県では被災者の仮設住宅が浸水して非難を余儀なくさせられているとか、被害に合われた方の悔しさを思うと言葉も有りません、今年に入りどうしてこんなにも自然災害が多いのでしょうか?自然そのものが大きく変化してきた証拠であり、もはや人の知恵など及ばない位に変貌しているのでしょうか。ただ私達は自然の驚異に身を縮めてやり過ごすしかないのかもしれません。この日の夜茨城県を震源とする震度5弱の地震が何かを物語るようでした!! 

この日は珍しくチョウゲンボウが海岸線に広がる草むらに餌採りにやって来ました。11-9-13 千葉県

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スズガモ

2011年09月21日 | 海の鳥
早いものでここに来て冬鳥のカモの飛来の便りを聞くようになりました。いつもの干潟には未だ今年渡って来たカモは見られませんが、先日越夏組と思われるスズガモ3羽やってきました。スズカモは毎年居残り組が十数羽、干潟と隣合わせの内海で夏場を過ごしていたのですが、今年は今まで見ることがなくどうしたのか心配していました、きっと猛暑を避けて何処か涼しい場所に移動していたのかもしれません、ひさしぶりに見るスズガモは毛艶をよく元気そうなので一安心しました。もう一月もすればかなりの数のカモ達がやって来て干潟は賑やかになることでしょう。今年はどんな珍し系のカモがやって来るのか今から楽しみです。11-9-12 千葉県

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