酒とギターとまさやんと

酒好き野郎の音楽やギターやわが師匠「まさやん」の話など
徒然します。

たぶん・・・

2007-08-14 16:38:04 | 山崎まさよし、ギター
お盆休み真っただ中なのか静かです。商売も暇です。昨日は午後少し仕事をさぼって次男を連れて市営の無料プールへ行ってきました。
昨日閉店間際に若者4人が来店。なんだかんだ言いながら缶ビールを買っていったのですが・・・。その買っていった缶ビールはどうも本人たち用ではなく「先生」と呼ばれている人から頼まれたものらしい・・。で本人たちはというと・・「俺、コンビニで缶チューハイでも買うわ!」「じゃぁ俺も!!」・・・てな感じなわけでして・・・。
先日、大学生になった甥っ子に「おい、○○(甥っ子の名前)酒飲めるようになったか?」と聞いたところ「缶チューハイ1本ぐらいは・・・」と・・・。「ビールとか飲まないのか?」と聞くと「みんなほとんど缶チューハイばっかりだよ」と。「じゃあ外で飲むときはどうするよ?」と聞くと「最初っからチューハイを頼む」と・・・。
このところのニュースで報じられているように「ビール(発泡酒も含む)」の売り上げが2年連続で前年割れをしているとのこと。上記の2つの話から見ても頷けてしまう結果です。「俺らの若いころは・・・」なんて話し方はあまりしたくありませんが上記の2つのような話を目の当たりにしてしまうとどうしても「俺らの若いころはもう少し気合いを入れて飲んだもんだけどなぁ・・・」なんて話をしてしまいたくなります・・・ハイ・・・。

先週の土曜日から東京に住む「姉家族(ダンナ+アネ+姪っ子(小6)」が帰省してきました。でその姪っ子が「オレンジレンジ」のファンとのこと。半分無理やりLiveDVDを見せられたのですがこれがなかなかのものでした。ギター担当がなかなかセンスがいいなぁなんて思いながら見ていたら案の定ほとんどの曲をギター担当の彼が作っているらしい。納得・・・。
その姪っ子が私のサブギターを発見!で私に聞くわけです「ねぇおじさんAmってコードどうやって押さえるの?」と・・・。そんなうれしい質問をぶつけられて少し興奮気味に「何で?」と聞くとオレンジレンジのギター担当の彼がインタビューで「Am」について語っていたらしく「弾いてみたい」とのこと。じゃあということで「コード」の押さえ方が丁寧に載っている「甲斐バンド全曲集」を引っぱり出してきて手取り足取り教えてあげました。で、分りました。「弾きたい」という「志」が強ければ強いほど必死になるもんだなぁと・・・。小さい手を必死になって折り曲げながらどうにか「Am」を抑えようとしている姿を見ていると少し「かすれた音」だろうが大きな拍手を送りたくなってしまったワタクシでした。
姪っ子の話によると「YUI(ユイ)」という女性シンガーの影響で「ギターを弾きたい」という音楽好きの子が多いらしい・・・。非常に良いことだと思います。うれしくなってしまったワタクシは今使っていないヤマハのアコギをプレゼントする約束をしてしまいました。ただ「中学受験」控えているので今はあげないで「合格」した日にプレゼントすることにしました。ただ姪っ子が少しさびしそうにこんなことを言ってました・・「音楽のことを熱く語れる友達や同級生が少ない」と。音楽好きの子は皆ギターに興味を示しているけど「音楽好き」は極めて少数派であるということ。
昨日、NHK-FMで「真夜中の偉人たち?」という番組の再放送(たぶん)をやっていました。ローリングストーンズの特集でした。で、DJを務めていた大のストーンズFanの「松金よねこ」氏がこんなことを言ってました。「30年前はTVで好きな洋楽アーティストに触れられることはまれなことだったのでレコードやラジオを必死になって聞いた」と。洋楽のアーティストはもちろんですが、国内のレコードとLiveを中心に活動していた人やバンドも同じことが言えるんじゃないかなぁと思うわけです。触れられる”情報”が少なければ少ないほど「必死度」は増していったものでした。そういった観点から見ても現代というのは「音楽」に対するリスナー側の「必死度」がその昔の100分の1ぐらいになっているのじゃないのではと思うわけです。「趣味・・・音楽鑑賞」・・・今では”死語”なのかもしれませんね・・。私の姪っ子を含む「音楽好き」の子供たちの為にもカッコいい音楽(いろんな意味での)が溢れかえるような世の中になってもらいたいものでうす。

あぁーーー・・・今「無糖」だと思って買った缶コーヒーが「微糖」だった・・・
この口の中に残る微妙な甘さ・・・どうにかしてくれーーーー!!


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