酒とギターとまさやんと

酒好き野郎の音楽やギターやわが師匠「まさやん」の話など
徒然します。

高架下の畑・・・。

2008-10-20 19:12:55 | 日々徒然
ワタクシの姉の子供(姪っ子)の誕生日プレゼントに音楽CDをあげることになりました。「おじさんの良いと思ったものを頂戴」とかなり難しい宿題を投げ付けられました。押し付けがましくならずにワタクシが良いと思っているものを贈るとなると・・・どうしよう・・・「ちあきなおみ」じゃあさすがにねぇ・・・。

このニュースとここに出ている「コメント」を読んで気持ちが悪いと思ったのはわたくしだけでしょうか・・・?

私的な感情に流されず公の損出をまず第一に考え行政を貫いた府知事は当然のことをしたまでです。子供と一緒に駄々をこねずに他の畑を探すなどの方法を探るのが園の関係者や保護者がやることではないのでしょうか。しかもこの話は5年も前からあった話。こういったひねくれた大人の考えが「お涙頂戴」的な話にすり替えられるのってワタクシからしてみると非常に気持ちが悪いです。その畑を外しても「高速道路」は建設できるなんてことも言っておりましたが高速の高架下の畑のほうがよっぽど「不健全」のような気がしますが・・・。「大切な食育」の場であるならばなおさらこうなる前に保育園側は府に歩み寄って事を進めるべきだったのではないのでしょうか。何度も言うようですが5年もの歳月があったのだから。

世の中「不況、不況」と言っておりますが・・・昨日、1本「30万円也」のワインの注文がお得意様からありました。あるところにはあるんですね・・お金って。

プラカード持って、畑に寝転んで抗議する大人・・・やっぱり気持ちが悪い。

ちあきなおみ・・・一色生活

2008-10-14 20:12:46 | 音楽
先週の土曜の夜、NHK-BSで演歌系の歌手が多く出演している歌番組を放送していた。NHKホールでお客さんを入れての公開放送。NHKにありがちな歌番組。その番組の中で懐かしの名曲みたいなコーナーがあって山本リンダと研ナオコが出ていた。そして研ナオコがあの名曲「あばよ」を歌うと司会者が紹介していた。これはと思い食い入るように見ていたのですが・・・。はっきり言ってダメダメ・・・。全く声が出ておりません。昔はいくら「アンニュイ」な歌い方をしていてもしっかりと歌えていた。先日の歌は「アンニュイ」などというシャレた表現などほど遠い「最悪」な歌いっぷりでした。明らかな練習不足・・・。人前で歌う以上はもっとちゃんとしてほしいです。プロなんだから・・。名曲が台無しでした。

最近の車中は「ちあきなおみ」一色なワタクシ。以前から何回も書いておりますがやっぱり「うまい」です。どうしてこんなにまで心を揺さぶらせるほどの「うまさ」を表現できるのだろう?と聴き込んでいて何となくわかったこと。「声質」と「音域」が心地いいぐらいにマッチしている。「言葉」のひとつひとつにしっかりとメリハリがあるので聴きやすい。だから小さい音量でもしっかりと聴き取れる(これって実はかなりのテクニックなんですよね)。そして完璧なまでの「ブレス」!これが非常に素晴らしい。このブレスに関したはレコードでもLiveでも全く同レベルでこなしております。すごいです。こういったことをしっかりと出来た上で曲によって表現をしっかりと変えていく。これが本当の「歌がうまい」ということなんじゃないのかなぁ・・・なんてことを彼女の歌を聴きこむたびに思うわけです・・・ハイ・・・。

いま、歌がうまいといわれている「スゥーハァー、スゥーハァー」いいながら歌っている歌い手のみなさんは腰を据えて本当の歌を聴いてみるべきです。そして、やたらと「ルックス」と「声量」だけでデビューさせる音楽関係の人たちもね。

そんな「ちあきなおみ」のCDボックスが発売されるらしいです。本日朝やっていたワイドショーでちょっとした特集をやっておりました。彼女はまだ引退を表明していないらしくレコード会社に担当のディレクターという人がまだいて表舞台へ出なくなった後もたびたび彼女の元へ足を運び「復帰」を促しているそうです。今日の番組でも、他のメディアでも「いま最も復帰を望まれている歌手」なんてことをたびたび言われておりますが・・・。

ワタクシとしては半々ってとこでしょうか・・・。過去でない「いま」の歌声を聴いてみたい気もするし、万が一、あの完璧な歌声のクオリティが落ちていたら、なんてことも考えちゃうわけで・・・。まぁどっちにしても「復帰」はまずないでしょうけど・・・。16年は長いですよ。ブランクとしては・・・。

今日の特集で担当ディレクターの人が言っておりました。「ちあきは歌うことに”命を削っていた”」と・・・。研ナオコさんにもこの言葉聞かせてあげたいです。


名演です・・・「星影の小径・・・ちあきなおみ

           「紅い花・・・ちあきなおみ