酒とギターとまさやんと

酒好き野郎の音楽やギターやわが師匠「まさやん」の話など
徒然します。

TATOOとボウズとヒロシマ・・。

2009-07-28 18:20:45 | 日々徒然
HIDEのピンクスパイダーという曲があります。よくできた楽曲でワタクシは好きです。最近すっかりご無沙汰のカラオケですがその昔はこの曲をよく歌っておりました。その「ピンクスパーダー」をCHARの息子が率いるBand「RIZE」がカヴァーしておりました。かなり前の話だと思いますがワタクシは昨晩知りました。YouTubeってましたらLIVE映像にたどりついたのでどんなもんかと思い見てみました。感想はよくわかりませんでした。所々で明らかに外れる音程はわざとなのか地なのか・・・。

そんなRIZEのヴォーカルのCHARの息子が体中「TATOO」だらけ。そんな姿を見て思ったのですが、TATOOっていうのは1度入れてしまうと「次に!次に!」という衝動に駆られてしまうのでしょうか?そんな心理状態はよくわかりませんが、ワタクシのボウズ心理とよく似ているのかなぁなんて思ったわけで。ワタクシに関してですが、最初「2mm」で刈っていた頭もそのうち長く感じてしまいもっと短くもっと短くといった衝動になってしまうのです。で、気がつけば「0.8mm」です・・・現在・・・。ほとんどお坊さん状態・・。

先日、地元で行われている「ヒロシマ原爆展」という催しを息子とともに見に行きました。予想以上の人出に少し驚き、予想以上の関心を示した息子に少し驚き、あまりにも知らな過ぎる自分を情けなく思いながら、隅々までしっかりと見させてもらいました。2階の会議室では「朗読会」をやっておりました。広島の「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」より朗読ボランティアの方がみえて朗読をきかせてもらいました。

ワタクシが涙を流したところで世界が平和になるわけでもないのですが涙なしでは聞くことのできない朗読でした。そしてこの朗読をきかせてもらい、今まで薄らとしか感じていなかったことをしっかりと感じることができたような気がしました。当時の状況などから世界のいろいろな国から非難の声も聞かれるかもしれませんがやっぱり「世界で唯一の被爆国」であるということとその悲惨さはどんなことがあろうとも訴え続けなくてはならないと言うことをしっかりと感じました。

「TATOO」というものは元々海外の兵士が戦場へ向かう際、万が一の時に自分だと証明できるように体に印となる物を彫ったのが「TATOO」だという話をワタクシは聞いたことがあります。ファッション感覚で「TATOO」を入れている若者をワタクシはやっぱり軽蔑してしまいます。

朗読会で聞かせてもらった「ヒロシマの空」という原爆詩の一説です。

     ひと月も  たたぬまに
     わたしは
     ひとりぼっちになってしまった

偽善だと言われようがやはり「世界平和」は世代を超えて訴え続けなければなりません。

   ワタクシは家族を「ひとりぼっち」にはさせたくありません。


アベフトシ

2009-07-23 18:09:15 | 音楽
先日放送された山崎まさよしのLiveを見ました。当たり前だし、ワタクシが言うのも何なんですが「ギターの安定感」は半端ないですね。そしていつの頃からか変わってしまったヴォーカルスタイル。喉から絞り出す発声は以前にも増して顕著に表れ始めましたね(ワタクシは好きではないのですが・・・)。

そして「赤のストラト」です。それぞれスタイルというものがあるのでどうこう言えませんがワタクシはこのストラトキャスターというギター、あまり好きではありません。ってなことを一緒に見ていたカミさんに言おう、言おうと思いつつ結局言いそびれたままLiveを見終わってしまいました。

先週の土曜日、誕生日を迎えたワタクシ。ここ数年カミさんはギター型の携帯電話につけるストラップをプレゼントしてくれます。今年は「赤のストラト」型ストラップでした。あまり好きではない「ストラト」型ストラップ。ありがたく頂戴しました。

そんなワタクシも誕生日を迎え42歳。

本日、「アベフトシ氏、死去」の訃報に接しました。彼もまた42歳。若すぎです。ミッシェル・ガン・エレファントの音楽を結局受け入れられなかったワタクシは「アベフトシ」氏を「知っている」程度なのですが・・・。以前、ワタクシの住む地元でLiveを行ったミッシェル・ガン・エレファント。その日の深夜、コンビニでアベ氏を見かけたことがあります。でかくて、威圧感ビンビンで、スタイリッシュでした。本日の訃報に接してそんなことを思い出しました。受け入れられなかったワタクシですが、ミッシェル・ガン・エレファントが、そしてアバフトシ氏が貫いたあのスタイルはやっぱり「カッコイイ」と感じておりました。心よりご冥福をお祈りします。

それにしても、今年はなんて年なんでしょう・・・。