酒とギターとまさやんと

酒好き野郎の音楽やギターやわが師匠「まさやん」の話など
徒然します。

アンバランス

2009-01-12 18:27:26 | 日々徒然
だいぶ経ちましたが「あけましておめでとうございます。」

何とか昨年も家族全員が生き延びることが出来、無事年を越すことが出来ました。
毎年お決まりのお得意様のカウンターで年を越しておりましたが今年は家でおとなしくしておりました。で、元日は5時半に起床、息子と二人で「初日の出」を拝みに行きました。約30年ぶり。清清しいものですね。

日本や世界に目を向けてみると「清清しい」などとのん気なことを言っていられない現状が昨年から続いております。ニュースを見聞きするたびに考えるのですが、日本をはじめ先進の国々で「権力や支配力」「陰と陽」「無駄」というものをあまりにも「邪険」にしすぎてしまったのではないのでしょうか。

「まずは景気回復」・・・。この言葉を新年を迎えてから何回耳にしたことでしょう。ワタクシも願うばかりなのですが・・・。

ワタクシの穿った考えですが・・・。

「無駄な公共工事」を復活させる。「なんとか給付金」なんかをばら撒くよりもよっぽど効果があると思うのですが・・・。

一部の政治家や官僚が権力をかざして強引に公共工事をバンバン発注する⇒大手ゼネコンが潤い仕事が増え下請け業者や孫請け業者やその下の業者まで仕事が行く⇒末端の「ドカチャン」も収入が増え、さらに労働人員も増え、失業者も減り、消費が増える⇒消費が増えれば商店や飲食業なども集客が増えて売り上げが増える⇒そしてお金に余裕が出来れば「車の買い替え」や「家電の買い替え」などの考えるようになる。さらにいいものを買おうという考えになり「国産品」の消費も増え農家や国内の酪農家も漁師さんも潤う⇒消費が増えれば国の税収も上がる。

極端な例ですが要は「お金を回す」ということなのです。「投機や投資」といった方法ではなく「生産⇒労働⇒消費」といったいたって健全な図式でお金を回していくべきです。ただ今の個人や企業の力ではこのような図式の持っていくのは難しいので政治家や官僚がある程度「私腹を肥やし」てもいいので強引にこのような図式に持っていくべきです。

要は「無駄」がお金を回しバランスを生むのです。「労働なきところに消費はなし」です。何とか給付金は労働で得たお金ではないので「消費」へは間違いなくいかないでしょう。よってここで配られた「お金」は回りません。

かたや「こういったところ」へ行って点滴を打たなければ仕事をこなせないほど忙しい人もいれば「年越し何とか村」へ出向いて毛布を抱えている人もいる。なんともアンバランスな世の中です。

そんなアンバランスな世の中を今年一年何とか生き延びていきましょう。

おいしいお酒とGood Musicとギターと共に・・・。