ポケットの中で映画を温めて

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「山口敬之氏」に関連するメモ書き

2017年05月30日 | 社会一般
山口敬之氏のスキャンダルについて、メモしながら整理しておきたいと思う。
言葉としてスキャンダルがいいのかは、よくわからないが。

山口敬之氏の職歴。
1990年4月、TBSに入社。
2013年からワシントン支局長。
2015年4月にワシントン支局長を解任。
2016年5月にTBSを退社。
以後、フリーランスのジャーナリスト。
2016年6月に『総理』を上梓。

※ 安倍政権ご用立てのジャーナリストとして有名。

2017年5月、2015年4月の準強姦疑惑が「週刊新潮」で報道される。
その内容は、
2015年4月3日に、ある女性が山口氏と面会し、翌朝レイプの被害に遭ったという。
(具体的内容は省略)

4月30日、高輪署で告発状を受理。
6月8日、山口氏を逮捕しようと成田空港に行った捜査員から「上からの指示で逮捕できなかった」との情報。
8月26日、山口氏、書類送検される。
翌年2016年7月22日、「第三者の目撃やビデオなど直接的な証拠がないと(起訴が)難しい」と、嫌疑不十分で不起訴処分。

では先の、「上からの指示」という、指示した人物は誰か。

中村格(いたる)警視庁刑事部長(当時)。
中村格氏の職歴。
1986年に警察庁に入庁。
民主党政権時代に官房長官の秘書官を務める。
2012年12月、自民党に政権移行するが、2015年3月23日までそのまま官房長官の秘書官を続投。
菅官房長官から、将来の警察庁長官とまで称される。
2015年3月23日から2016年8月22日まで、警視庁刑事部長。
2016年8月22日から、警察庁刑事局組織犯罪対策部長。
共謀罪の法案が成立すれば、摘発を統括する部署はまさしくここになる予定。

今年5月10日、山口氏は自身のフェイスブックで、「私は法に触れる事は一切していない」、
「当局の厳正な調査の結果、違法な行為がなかったという最終的な結論が出ている」などと、週刊新潮の報道に反論。
この投稿に、安倍首相夫人・昭恵氏が「いいね!」を押す。
これに対して、ネット上で炎上。
昭恵氏、「いいね!しただけで、あんなに責めなくてもね(笑い)」。
安倍首相、「まぁ昭恵もね、悪名は無名に勝るっていうしね(笑い)」。

週刊新潮が山口氏に対して質問状を送ったところ、山口氏が相談のため北村滋・内閣情報官に転送しようとして、そのメールを週刊新潮に誤送信。
北村滋・内閣情報官とは。
名実ともに安倍首相の懐刀で、内閣情報調査室のトップを5年も務めたベテラン。

昨日の5月29日、被害女性が検察の不起訴処分を不服として、検察審査会に審査を申し立て。
その後で、女性が「結果が私にとって受け入れられるものではなかった。捜査で不審に思う点もあった」と不服申し立ての理由を、実名で記者会見。
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