『バルド、偽りの記録と一握りの真実』(アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督、2022年)を観てきた。
ロサンゼルスを拠点に活躍する著名なジャーナリストでドキュメンタリー映画製作者のシルベリオ・ガマは、権威ある国際的な賞の受賞が決まり、母国メキシコへ帰ることになる。
しかし、何でもないはずの帰郷の旅の過程で、シルベリオは、自らの内面や家族との関係、自らが犯した愚かな過去の問題とも向き合うことになり、
そのなかで彼は自らの生きる意味をあらためて見いだしていく・・・
(映画.comより)
この作品は来月になればNetflixで配信されるが、イニャリトゥの最新作となれば観ておきたい気があって劇場へ行ってきた。
結論から言うと、正直相当しんどかった。
映像の面白さ、例えば幻想的な場面とかシュールな感じも漂わせたりするかと思えば、一転してスラップスティックなギャグがあったりして、目を見張るものがあった。
ただ、内容的には、観る側からの理解度意識は無視してのイニャリトゥの心情表現を強く出してくる。
なので、会話内容のイメージに付いていけなくって、瞼が重くなる時間が相当あり、2時間40分の上映時間はたぶんに苦痛を強いられる思いだった。
この作品雰囲気は、どこか『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014年)に近いものがあったりするが、
私としては『バベル』(2006年)や『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015年)のようなメリハリの利いた作品の方が好きだなと感じた。
ロサンゼルスを拠点に活躍する著名なジャーナリストでドキュメンタリー映画製作者のシルベリオ・ガマは、権威ある国際的な賞の受賞が決まり、母国メキシコへ帰ることになる。
しかし、何でもないはずの帰郷の旅の過程で、シルベリオは、自らの内面や家族との関係、自らが犯した愚かな過去の問題とも向き合うことになり、
そのなかで彼は自らの生きる意味をあらためて見いだしていく・・・
(映画.comより)
この作品は来月になればNetflixで配信されるが、イニャリトゥの最新作となれば観ておきたい気があって劇場へ行ってきた。
結論から言うと、正直相当しんどかった。
映像の面白さ、例えば幻想的な場面とかシュールな感じも漂わせたりするかと思えば、一転してスラップスティックなギャグがあったりして、目を見張るものがあった。
ただ、内容的には、観る側からの理解度意識は無視してのイニャリトゥの心情表現を強く出してくる。
なので、会話内容のイメージに付いていけなくって、瞼が重くなる時間が相当あり、2時間40分の上映時間はたぶんに苦痛を強いられる思いだった。
この作品雰囲気は、どこか『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014年)に近いものがあったりするが、
私としては『バベル』(2006年)や『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015年)のようなメリハリの利いた作品の方が好きだなと感じた。