信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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全国治水砂防協会評議員会&ダム・発電関係市町村全国協議会定例総会

2017年05月24日 | 私の活動報告
今日は雲が広がって、蒸し暑い東京の一日でした。早朝の少し霞んでいた生坂ダム湖の風景です。

 午前11時からは、全国治水砂防協会評議員会は、シェーンバッハ・サボー利根で行われました。岡本理事長さんから、砂防法が制定されて120年目の年になり、急傾斜地の崩壊による災害防止事業が始まって50年になる節目の年ですが、今後も協会として皆さんを応援できる取組を進めてまいりますなどと挨拶をいただきました。
 そして、椎葉村長さんが議長として、明日の平成29年度通常総会に諮る、平成28年度事業報告・収支決算・公益目的支出計画実施報告、平成29年度事業計画・収支予算、役員改選の議案、報告を協議し、原案通り通常総会に附議することになりました。
 私は、宮川前会長さんの後任として、監事の大役を仰せつかることになり、砂防会館本館建替事業を行っている時期ですので、他の監事さんにご指導いただきながら務めてまいりたいと思います。

▽ 議題審議の後、来賓としてご臨席いただいた西山砂防部長さんから、今年度の予算は前年度並みを確保し、紀伊山系直轄砂防事業や阿蘇地域の直轄砂防事業の調査の新たな取組や、4回目の土砂災害防止法の改正、アイ・コンストラクションの取組などのご挨拶をいただきました。


▽ 今井保全課長さんには、「砂防行政に関する最近の話題として」の資料を基に、平成29年度の予算、急傾斜地崩壊対策事業の拡充、土砂災害防止法の一部改正の内容、土砂災害警戒区域の調査状況、近10年で最大となった平成28年度の災害関連緊急砂防等事業の採択実績、富山県南砺市の土砂災害や飯山市井出川流域の土石流災害の対応などについて講演をしていただきました。


 午後1時30分からは、ダム・発電関係市町村全国協議会理事会に、昨年度長野県町村会理事に就任した時に、ダム・発電関係市町村全国協議会の理事に就任したため、今回初めて出席しました。
▽ ダム・発電関係市町村全国協議会 会長 辻一幸氏(山梨県早川町長)が、80名ほどの議員連盟ができたこと、流水占用料のあり方の抜本策に向けて一歩進みだしたことに謝辞を述べられ、森林環境税の創設に向けて、今年度末までに目途が立つようですので、今後も皆さんのお力添えをお願いするなどの開会の挨拶をされました。


 午後2時30分からは、理事会で附議された、会務報告、平成28年度決算の報告、平成29年度事業計画・歳入歳出予算・会費の負担基準等、役員の補充選任ついて報告をして承認され、議案第1号「ダム・発電関係市町村振興対策の充実・強化に関する要望」(案)が上程された内容で議決されました。
▽ ダム・発電関係市町村等振興議員連盟会長 山本拓氏、当連盟顧問 細田博之氏等からそれぞれの立場から来賓のご挨拶を頂戴しました。




 その後4時から、参議院議員会館101号室において、ダム・発電関係市町村等振興議員連盟との合同勉強会が行われました。
▽ 最初に林野庁長官 今井敏氏から「森林環境税」(仮称)についてと題して、自然的・社会的条件が不利であることにより、現行の施策では放置されている森林について、市町村が主体となって新たに整備。管理する取組の推進の内容や、林野庁が主体となって検討する森林政策面、総務省が主体となって検討する税制面等の今後のスケジュールなどについて説明を受けました。


▽ 次に国土交通省 水管理・国土保全局 局長 山田邦博氏から「ダムにおける堆砂対策について」と題して、洪水調節・利水・堆砂のダム貯水地容量や、取水・放流機能の保持等のための主な堆砂対策の目的、土砂流入を抑制・土砂を流す・貯まった土砂の排除の事例、ダム及び貯水池等の定期検査などについて説明を受けました。


▽ 意見交換では、議員連盟幹事長の長野県選出の宮下衆議院議員さんから、森林環境税に関しては、10数年も議論してきているので、何年度から徴収できるのかはっきりさせるべきであることや、地元の美和ダムなどの排砂バイパス、水力発電の効率化等に対して提言を述べられました。


 私は、初めて理事会、定例総会、合同勉強会と出席させていただきまして、ダムや水力発電施設所在地の河川管理の役割等に対する水源地域対策や、関係市町村の振興対策の充実・強化に関する施策など勉強になりました。

▽ 今朝は明科駅一番電車に乗る前に撮影した生坂ダム湖の風景です。





 今日生坂村では、児童館でマラソンクラブ、健康管理センターで歩こう部1回目、ボランティア配食サービス、子育て支援センター建設工事打合せ等が行われました。

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