信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県町村会臨時総会及び役員会&昭津区村政懇談会

2017年05月23日 | 生坂村の懇談会
今日も日差しが届いて、真夏の様な暑い一日となりました。


 午後1時からの県町村会臨時総会は、藤原会長さんの挨拶で始まり、議案第1号として、「地方創生推進交付金について、町村における新たな発想や創意工夫を活かした地方創生の推進に資する事業に対し、ハード・ソフトなどを問わず柔軟に活用できるよう、手続きを簡素化するなど自由度の高い交付金とするとともに、来年度以降も確実に措置すること」など4項目の「決議」を議決され、長野県町村長の総意として訴えていくことになりました。




 次に、会長、副会長、監事の選挙を行い、会長に川上村長 藤原忠彦氏が再任され、副会長に長和町長 羽田健一郎氏、松川村長 平林明人氏がそれぞれ満場一致で再任されました。
 監査は、下諏訪町長 青木悟氏が再任され、山ノ内町長 竹節義孝氏が新任されました。最後に地区町村会において選任された理事の選任報告があり、東信地区 御代田町長 茂木祐司氏、北信地区 小布施町長 市村良三氏、南信地区 南箕輪村長 唐木一直氏、そして中信地区は私が紹介されました。私は、「引き続き理事に選任され、微力ですが頑張ってまいりますので、皆さんのご指導・ご鞭撻をお願いいたします。」と挨拶させていただきました。また、私は建設部会の部会長も務めることになりました。


▽ 総会後は、ノンフィクション作家 小松成美氏から「逃げない プロの生き方~逆風から成功へ、プロの思考と行動とは~」と題しての講演を拝聴いたしました。

 4大会連続で金メダルを取った伊調馨さんが、インタビューで「自己の強さの証明は、4つの金メダルではなく諦めない心です。」とお答えしたこと、イチロー選手が、小松さんのインタビューに対して「自らの使命を知る」と言われたこと、ラグビーの五郎丸歩選手は、「不動の魂を得るために、自らのルーティンを確立する」と言われたこと、錦織圭選手が「人のやらないことをターゲットにして突き進む」と言われたこと、とても好きな歌舞伎役者 中村勘三郎さんが「現状に甘んじる事なく、新たな挑戦に賭ける」と言われたこと、尊敬している王貞治さんは、「成功体験を忘れ、常に新たな頂を目指す」と言われ、ホークスの監督に招聘された時には、苦労することは分かっていたが、頂を目指したいと思い、選手と胸襟を開いて、自らできることをすべてやろうとして、上昇軍団と言われた快進撃をしたことなどをそれぞれにエピソードを交えながら詳しく話されました。我々に対しても、各自治体の責任者として逆風下でもプロとして、考えて行動できることなどに対し、少しでも話の内容が参考になれば嬉しいと言われました。


 その後、役員会が開催され、長野県市町村職員互助会役員(案)、長野県市町村自治振興組合役員の選任、7月・9月の役員会等について協議し、長野県森林づくり県民税に関する要望の実施状況等について報告を受けました。


△ GWにドローンで撮影しました昭津区の風景です。

 午後7時からの村政懇談会を昭津区で開催させていただきました。藤澤区長さんの開会の挨拶で始まり、私から今年度の予算、重点事業の概要説明を主に挨拶をさせていただき、各部署から今年度の新規事業、村づくり計画の変更点等を説明いたしました。

 また、出席された3名の議会議員さんから自己紹介をしていただき、昭津区の地区担当職員、北部地域支援及び新たに観光業務、高齢者見守りのいくさか大好き隊員からも自己紹介をしていただきました。

▽ 私が、当日お配りしたご報告要旨に沿って、今年度の予算、重点事業の概要を主に挨拶をさせていただきました。


 区民の皆さんのご意見・ご要望と我々の回答内容の概要としては、区長の集落支援員の制度については、2年前から始まり、毎月区内の点検・見守り等の活動報告や活動経費などについて、毎月役場に提出いただいています。
 専任の集落支援員の設置については、各区1名は現状難しいので、北部地域の支援の大好き隊員でお願いしたい。また、今後常会や区の統合も検討していかなければならないと考えています。
 合併60周年記念として歴史が分かる様な物の作成について、歩みの要点をまとめた冊子や記念のDVDの作成し全戸配布を予定しています。

▽ 昭津区の皆さんが我々の説明を聞いているところです。


 健康応援隊を年に2~3度位の実施や福祉有償運送等の高齢者対策については、「福祉の村づくり」として重点事業に位置付けて、今年度は高齢者生活福祉センター増築など各事業を行っているので、何か要望があればお出しいただきたい。
 古坂区で計画している介護予防拠点施設については、県の基金を活用して元気塾、健康応援隊などを北部地域で行う施設で避難所としても考えている。
 梅栽培の農業支援については、地元の皆さんの協力をいただき、大好き隊員が農業を学びながら栽培して、農地保全と農産物直売所への出荷等を考えています。
 小さな区は先行きが厳しく、行政補助組織として無理になってきているから、画一的でなく特別な対策についての要望は、役員の軽減など、どの様な方法が良いのか、皆さんと一緒に検討させていただきたい。
 介護施設への入所、住所地特例、地方交付税の算定、総合教育会議の情報公開、野生獣対策、防護柵の設置、追い払い対応、村道の修繕、村営バスの便数の再考、デマンドバス運行状況など、多くのご質問、ご要望をいただき、それぞれに対応できる要望、検討協議をしなければならない事案等のお答えしてご理解とご協力をお願いしました。
 昭津区の皆さんには、忌憚のないご意見・ご要望・ご質問をいただきありがとうございました。

▽ GWにドローンで撮影しました昭津区の風景です。


▽ 今朝は犀川の水が澄んでいた生坂橋下からの風景です。





 その他生坂村では、保育園・小・中学校で耳鼻科健診、小学校でALT、児童館でおはなしひろば、下生坂の皆さんの元気塾、健康応援隊in昭津、山口医師訪問診療、食改理事会、補正予算査定等が行われました。

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