信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

新規就農と地域振興懇談会&女・人竹っこくらぶ総会&万平桜並木上空からの風景

2022年04月12日 | 生坂村の報告

 12日(火)は青空が広がり日差しに強さがあり、初夏のような陽気でした。

 午前8時30分からは、昨年度の全国土地改良事業団体連合会主催の農業農村整備優良地区コンクールの中山間地域等振興部門において、当村が「農林水産省農村振興局長賞」を受賞したこともあり、長野県土地改良事業団体連合会の藤原会長さん、進藤参議院議員さん達が、大日向南平地区のぶどう畑で新規就農者達との懇談会が行われました。

 最初に農業公社の岩間理事長から、当村の農業公社の概要、新規就農研修制度の取組、特産品開発部やかあさん家の事業概要などについて説明をしました。

 進藤参議院議員さんからは、農林水産省に勤務されていた時に、中山間地域総合整備事業、中山間地域等直接支払制度、農地・水保全管理支払事業などに取り組まれたことなどを説明されました。

 新規就農者との意見交換では、当村の中山間総合整備事業でぶどう畑ができて就農できたことは良かったが、就農するのにはもっと国の支援が必要であること、交通の便など生活するのに不便であること、新築することや空き家が沢山あるのに購入するのが大変であること、就農補助の年齢を上げていただきたいこと、スマート農業や大規模農業には補助が厚いがもっと中山間地の農業に支援をすべきことなど忌憚のない意見が出され、進藤参議院議員さんから丁寧にお答えがあり、今後国の農業施策に反映していただけるのではと感じました。

 午前10時からは、健康管理センターにおいて「女(ひと)・人(ひと)竹っこくらぶ」の総会が行われました。

 竹内会長さんから、今年7月で丸3年になり、郷土食のおやきを製造し、冷凍にして販売するために絆づくり支援金をいただき、3ヶ月の検査や瞬間冷凍庫を購入して行い、山村活性化対策事業では、おいしん棒を開発してその年に商品化するなどの活動ができたことに対し、会員の皆さんや行政に感謝を申し上げ、今後も皆さんでいつも元気で楽しく活動を続けていきましょうなどの挨拶で始まりました。

 私からは、郷土食のおやきなどの製造や道の駅いくさかの郷の特産市でいつも出店され、盛り上げていただいていることに感謝を申し上げ、皆さんが健康に留意され、引き続きの取組で素晴らしい発信をしていただくことと、生きがいづくりで元気に活動されることを願っていますなどと挨拶をさせていただきました。

 議事は令和3年度事業報告、収支決算報告、令和4年度事業計画が原案通り承認され、引き続きおやき、おいしん棒、お弁当などに取り組まれ「道の駅 いくさかの郷」での販売、食品衛生研修会の開催など、多くの活動を計画されています。

 そして新会員を募りながら、郷土食等の継承をするとともに、会員相互の親睦を図りながら生きがいづくりにもつながっていくと感じました。

 竹内会長さんをはじめ「女・人竹っこくらぶ」の皆さんには、今年度も生坂村の活性化と「道の駅 いくさかの郷」や各行事へのご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、一気に満開になりました万平集落の桜並木や上空からの風景を撮影しました。

万平桜並木と上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で避難訓練・ALT、高齢者生活福祉センター継続入所判定委員会、商工会で監査会・役員会、4班の皆さんの元気塾などが行われました。



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