信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&ゼロカーボン推進プロジェクト会議&昭津上空からの風景

2023年06月29日 | 生坂村の会議

 29日(木)は日差しが届いても急に雨が降り、引き続き蒸し暑い一日でした。

 午前10時からは、生坂農業未来創りプロジェクト会議を開催し、最初に農業公社の新理事長の小林さんから、農業公社の事務室で色々な資料を見させていただいたり、農業研修生と一緒にぶどうの房作りをしたりと色んな作業をしました。わずかな期間ではありましたけれども、農業公社に寄せる村民の皆様の期待、そして負託が多い事が本当に良く分かりました。農業の課題だけではなく特産加工、そしてかあさん家の運営についてスタッフがしっかりと取り組んでいることが分かりました。その負託にしっかりと答えるために取り組んでまいりたいと思っていますので是非皆様方のご協力をよろしくお願いいたしますと挨拶をされました。

 次に私から今、小林新理事長からご挨拶ありました通り、6月23日の農業公社の評議員会、理事会において理事長に選任されました。岩間前理事長には2年前にどうにか引退したいというお話がありましたが、私と副村長で、もう2年間勤めてくれという事でどうにか2年間延ばしていただいて、12年間理事長としてお勤めいただきました。その中でどうにか後任がいないかという事で、色々な方と話し合いをして、岩間前理事長にもお願いをし、やっぱり農業をやっている方、そして生坂村に住んでいる方という事で小林さんがという事で白羽の矢が立った訳でございます。今お話しした通り経験もありますし農業に対しての見識もございます。そういう点で新理事長として本当に相応しい人物であるという事で、内々に進めてまいりまして、6月23日にお陰様で新理事長という事で選任されたところでございます。

 農業は生坂村の基幹産業でありますので、農業振興、農業の課題について色々と解決や方向性を示していかなければならない訳でございますので、ここにいる皆さんも新理事長をよろしくお願いをしたいと思います。

 6月3日にはテレビ放映でいくさかの郷の灰焼きおやきが全国放映されまして、それからやっといくさかの郷も前年対比をクリヤするような勢いが出てまいりました。やはりPRの重要性を感じたところでございます。この後事務局から詳しく説明がありますが、前年度は毎月その前の年度をクリヤしてまいりましたので、ハードルが高くなっていることは充分私も分かっていました。そこで5月は厳しかったのですが、6月はそういう良い条件もあり、昨日、今日と生活応援商品券も配布させていただいておりますし、7月20日にはいくさかマル得商品券も販売をしますので、これから順調にいくさかの郷も売り上げが伸びていくことを期待する訳でございます。また今日は農業公社についても改めて、皆さんにご承知いただくとのことでございますので、協議事項にさせていただきました。引き続き皆さんから色々なご意見、ご提言をいただいて、生坂農業をしっかり盛り上げていきたいと思いますので引き続きのご理解とご協力をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

協議事項

  • 道の駅いくさかの郷について

農産物直売所

 4月の月別収支は収入が4,786,803円で支出が4,667,218円となった。

 5月の売り上げは昨年度を上回れずに前年対比87.0%だった、売り上げの落ちたのは、生活応援商品券がなかったことやタケノコの出荷が遅れたことが影響と考えられる。

 6月に入りテレビ放映の影響があり現時点で昨年を上回っている。クレジットカードなどキャッシュレス決済が増えている。また、テレビ放映の影響があり県外のお客様が増えており、商品も県外お客様向けに対応してきた。

 6月末に生活応援商品券が交付されたので、7月は村民の皆さんに利用される商品を揃えていくと説明がありました。

 

かあさん家

 昨年と比較して商品券がない影響で売り上げが下回ったが、6月はテレビ放映でおやき販売が伸び、波及効果で食堂の売上も伸びてきていると説明がありました。

 意見質問はありませんでした。

  • 農業公社の取り組みについて

公益事業について説明(農業)

 研修制度の発足の経緯、新規就農研修制度、研修の内容・研修中の支援、研修事業の実績、令和4年度の事業報告について事務局から説明をしました。

 主な意見や質問の概要については、

 草尾上野の利用権設定の状況、相続について質問があり、事務局から次回の契約変更時に事業主体が農業公社から中間管理機構に変わっていくと回答しました。

 また、中間管理機構に事業主体が変わることにより、現所有者に相続していないと契約ができない。税法改正により令和6年4月1日から相続登記が義務化されるので住民課税務係と連携して、周知を徹底的に行っていくと説明しました。

 農泊推進対策事業の説明会を行い、次回7月4日(火)に実施する事、体験ツアーを7月29日(土)・30日(日)に行うこと、相模女子大学の地域交流学習を8月28日(月)から9月2日(土)にかけて行うと説明がありました。

 JA松本ハイランド生坂明科支所地域農業振興については、

 JA松本ハイランド生坂支所営農関連スケジュールとして6月29日(木)の生坂地区水稲現地指導会から、7月20日(木)のJA女性部女性部川手支部・くらしの専門委員会合同視察研修について説明がありました。

 次に、ぶどう部会川手支部の7月11日(火)の圃場巡回点検(草尾~大日向~明科)から、10月1日(日)の山清路ぶどう即売会の説明がありました。

 最後に山清路®ぶどうファンクラブスケジュールについて説明がありました。

 午後1時30分からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、私から今月7日の脱炭素先行地域選定証の授与式には、共同提案者も同行いただき西村環境大臣から授与され、身が引き締まる思いがしました。6月定例会では関係の補正予算をお認めいただき、いよいよ公募型プロポーザルを行い、業者を決め脱炭素先行地域づくり事業の詳細な調査、設計等を行、当会議で検討協議をしてしっかり進めていきたいと考えております。

 また、7月11日から脱炭素先行地域づくり事業の申請内容などを説明するために、10区に出向き住民説明会を開催させていただき、村民の皆さんにご理解とご協力をいただいて、

 村づくり推進室からの報告事項として、当事業の交付決定が7月上旬になりますから、その後細かい部分を環境省と打合せをしていき、業者選定の公募型プロポーザルの実施については、適正な事務執行していき、共同提案者にも粛々と準備をお願いしますなどの説明をしました。

 脱炭素事業に関する村民説明会の開催については、資料1と資料2により、日程と資料を説明し、生坂村がなぜゼロカーボンに取り組むのか、地域エネルギー会社とは、脱炭素ロードマップの一部抜粋、用語集などをお示しして、村民の皆さんの理解度を高めたいとのことでした。 

 リコー環境事業開発センター視察の報告として、資料3により、村が行うに当たり蓄積されたものに関われること、経験豊富で充分な技術があり、計量パネルやクリヤなパネルなど、ぶどう栽培にも可能性があること、多くの内容を皆さんと共有しながら進めていきたいことなどの説明がありました。

 リコーとの関わりについて、意見交換ができ必要なものは提供してしていただけるかについては、企画提案や体制についても質問され、キチッとした形で脱炭素に詳しい職員の体制の組立や先行事例などもご指導いただけると考えているとのことでした。

 協議事項として、地域エネルギー会社の名称について、資料4により説明された後、名称を決めるに当たり、商標は他と重複しないかについては、登記の段階において公証役場で調べるが、まずは第1案から第3案まで決めたいとのことでした。

 決めるに当たっての基準について、生坂の文字や連想できる文字、エネルギー会社らしい文字を入れたいこと。

 今の案ではどれも決め手に欠くので、いくさかとエネルギー会社を連想する名称で他と重ならないようにしたいことで、3案で方向性を決めたいこと。 

 ロゴやいくさか、エネルギー、ラボを入れて、中学生の案も取り入れて考えてみたいが、委員として、抽象的でも良いので意見をいただいてまとめたいこと。

 新エネルギー会社の名称が決まれば、公証役場で認証していただき、書類を持って出資会社に伺い、定款に押印と出資金の振り込みをお願いする予定であること。 

 会社の名称は、丁寧に考え、今回記入したいただいた皆さんの意見を取り入れて決めさせていただき、村民の皆さんに末永く親しまれる名称にしたいなどの協議をしました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、久しぶりに青空が広がってきた昭津上空からの風景を撮影しました。

昭津上空からの風景

 その他生坂村では、小学校で児童会、中学校で1学期末・第2回復習テスト、お誕生教室、農業委員会、職員互助会総会・歓送迎会などが行われました。



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