信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

ゼロカーボン推進プロジェクト会議&林務関係事業現地調査&万平集落上空からの風景

2023年10月30日 | 生坂村の会議

 10月30日(月)は心地良い秋の晴天で朝晩は寒かったものの、昼間は過ごしやすい陽気となりました。

 午前10時からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、最初に私から、お陰様で脱炭素先行地域づくり事業は順調に進んでおり、10月18,19日は、区長会の皆さんに、第2回で脱炭素先行地域に選定されました、関川村まで遠路行って頂いて視察研修を行ってまいりました。

 また次の翌週24日には区長会議をお願いし、各区のオフサイトPPAの関係で協議を進めていきたいという事でご理解を頂いており、その他にも村民の皆さんにアンケートをお願いしその結果もまとまり、その結果、賛成、どちらかといえば賛成が60%以上でした。

 しかし、分からないという方も20%以上いまして、そういう方にこの事業の内容を再度お知らせしなければいけないと思いますし、来年の1月から2月の説明会にそういう方々に出席していただき、この事業を把握していただければ有り難いと考えているところです。

 また、反対、どちらかといえば反対が16%程度という事でしたので、概ねこの事業については村民の皆さんのご理解を頂けたと考えているところです。

 本日はこの事業に関して調査設計業実を行って頂いております(株)エコロミから、進捗状況について、それからヒッタイショウからは事務局運営サポートの進捗状況について、それから、平林建設には民家戸別訪問についての現状調査結果について報告を頂くようになっております。

 その他11月に雲根の創造の森プロジェクトの関係では多くのピザパーティーと夜の森のレストランを開催して頂くという事で、村民の皆さんが多く参加していただければありがたいと考えているところです。とにかくここにいる皆さんが力を合わせてこの脱炭素先行地域づくり事業を推進していき、村民の皆さんのご理解とご協力をもっと頂ける様に進めていきたいと思いますなどと挨拶をさせていただきました。

  • 生坂村脱炭素先行地域づくり事業(調査・設計業務)の進捗状況について

 (株)エコロミの小峯社長から

 マイクログリットの調査設計でやまなみ荘と役場の電力の動きと電力測定結果、上生坂の対象施設電力計測結果の説明や対象範囲、今後に向けてのお願いについての説明や、小水力発電の現在の計画概要及び参考例について。

 EVシェアリングの上生坂地区の充電器予定場の調査について、充電器種類の考え方、PPAの車載型蓄電池(EV)の平常時の使い方(案)、公用車EVの利用料金(案)、今後の予定について。

 やまなみ荘の木質バイオマスボイラー導入についての村内資源でチップ試作状況、村内資源でのチップ試作による確認事項について。

木質バイオマスの利活用に向けた森林調査で森林関係者へのヒアリングと結果について、森林関係者ヒアリングからの考察、森林関係者ヒアリングからの課題、11月の予定について、また、林野庁森林ゾーニング支援ツール『もりぞん』による分析について。

 古民家脱炭素リノベーションの事業背景、想定した技術概要、効果今後の予定について

 (株)いくさかてらすの母体形成に向けてそれぞれ説明がありました。

意見、質問

事業を進めていく上で、現在村づくり推進室で対応しているが、行っていく業務が多いため村の推進体制や、いくさかてらすの体制を整備していくように私から依頼しました。

この件についての協議の結果、今後の仕事量やいくさかてらすの仕事量を調査して人員体制を整えていくようになりました。

  • 生坂村脱炭素先行地域づくり事業(事務局運営サポート業務)の進捗状況について

合同会社ヒッタイショウの斉藤代表

 ヒッタイショウでアルバイト社員の面接を行い1名採用したこと、事務所を村内の上生坂旧窪田商店に設置し、11月2日から運営を開始する事、定期的な広報いくさかやチラシによる周知を行っていく事や12月からSNSで周知を行っていくので掲載するルールを定め対応していく事についての説明がありました。

 意見、質問

 現在までに事業についての問い合わせについて、数件質問があり事務局等打ち合わせを行い対応していると回答しました。

  • オンサイトPPA事業に向けた民家個別訪問による現地調査等について

平林建設(株)の平林専務から

 いくさかてらすから受注しオンサイト、オフサイトPPA関係の設備設計委託業務を受注し、民家への設置希望者がアンケートで110件位あり、10月は40件位の現地確認を行った。また公共施設については10件の現地確認を行った。また、11月からはアンケート結果で分からないという方も多数いたので、そういう方にも個別に事業について説明し、11月を目処に進めていきたいと報告がありました。

意見、質問で

・個別に事業説明を行っていくには周知が必要と意見がありました。

・太陽光パネルを設置する際それぞれの家屋で状況が違うので、補助基準を確認して設置する際の内容をルール化した方が良いのではないかと意見がありました。

その他

 いくさか『創造の森』プロジェクト ピザパーティー・森のレストラン開催について

手作りピザパーティーを11月3日(金・祝)、25日(土)に森のレストランを11月11日(土)、23日(木・祝)に下生坂区雲根地区で行うよう計画していると説明がありました。

 午後3時からの林務課関係要望個所現地調査は、松本地域振興局林務課の中宿課長はじめ3人の職員の皆さんにお越しいただき、当村の今年度の林務事業の要望個所の現地調査をしていただきました。

 最初に上生坂小舟地区の沢が大雨により土砂流失の恐れがあり、谷止工の設置を上生坂区から要望があるために現地を確認していただきました。

 この個所は保安林指定していないところもあり当村で対応するように依頼され、当箇所の沢筋も荒れているために危険性を考慮し、早ければ令和7年度に堰堤の建設予定で進めたいとのことでした。

 次に宇留賀区の才光寺の谷止工が破損している場所に行い、この箇所は宇留賀区から要望をいただいている箇所で、下に人家があり危険なため谷止工2基の修繕をお願いしました。

 この谷止工は治山施設であり、筑北地域で各施設の修繕を行う事業があり、その事業のなかで実施していただけるとのことでした。

 次に主要地方道大町麻績インター千曲線の下生坂区込地集落の県道と廃工場に、山から土砂が流出して、今後流出が大量になると人家2戸への影響が懸念されるため要望しました。

 令和3年度の要望により調査をして、県単の対応として森林整備により土砂流出を防ぐ方法を提案されました。

 次に同じく込地集落の大町麻績インター千曲線に土砂が流出して、トンパックで土砂流出を抑えているところの法面の安全対策を講じていただきたく要望しました。

 今年の9月補正で設計した、工事着手の予定とのことで、ここも保安林指定を依頼されました。

 最後に古坂区で一昨年7月に直径1.5m位の落石が発生した個所では、上部の落石発生源の調査をしていただくとともに、落石防護柵を新たに設置することを要望しました。

 山地治山の調査を実施するか、落石防護柵を現状の1スパンの増設かそれ以上かなどを検討していただけるとのことでした。

 村内は山林が80%ほどと急峻な地形の場所が多い状況であり、村民の皆さんの安全安心な生活を守るために、林務課で実施しています治山林道事業は大変重要でありますので、引き続きご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

万平集落上空からの風景

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が少し晴れて青空が見えてきた万平集落上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校で4年希望献立(オンライン交流)・不登校相談、中学校で第3回総合テスト、児童館でおはなしひろば、新型コロナウイルスワクチン接種などが行われました。



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