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生坂小学校 令和3年度 卒業証書授与式

2022年03月17日 | 生坂村の行事

  今年度の卒業証書授与式も、新型コロナウイルス感染防止対策のため、規模を縮小し、出席者は卒業生、在校生、教職員、保護者、教育長、来賓は私と太田議長、PTA会長、教育委員が参列し、送辞、答辞などを割愛し時間を短縮して開催されました。

▽ 在校生、先生、保護者の皆さんから、温かい拍手で迎えられた卒業生たちです。

 午前9時から小学校体育館で令和3年度卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子5名、女子10名の15名が晴れて卒業されました。

▽ 召田教頭先生の開式の辞で卒業式が始まりました。

▽ 樋口教育長が、本日、生坂小学校を卒業される六年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 また、保護者の皆様、お子さまが門出の日を迎えられたことを心よりお祝いを申し上げます。

 高学年となってからの2年間はコロナ禍ということで、学校生活でも我慢することが多くなり、不安な毎日を過ごしたことと思います。しかし、皆さんはそういった困難を乗り越え、今日、無事に卒業の日を迎えられました。

 これからもこの生坂小学校で経験したことや学んだことを忘れず、それぞれの夢に向かって進んでほしいというご期待を申し上げ、教育委員会からの告示としました。

▽ 卒業生が担任の矢島先生に呼ばれ壇上に上がり、北野校長先生が、卒業生一人一人に卒業証書を授与しているところです。

▽ 北野校長先生が、皆さんは6年間で多くのことを学び、身体も心も大きく成長され、特にこの一年間は、最高学年としてこの生坂小学校のリーダーとして活躍してくれました。そしてこの活動は5年生が中心になり在校生全員が、しっかりと受け継いでくれることでしょう。

 卒業生の皆さん、私が皆さんの姿の中で一番心に残っているのは、高学年になってからの皆さん自身そして学級の変化です。先生の声が響く授業から、皆さんが自分の意見を持ち、発表したり、自分の考えがどうであるかを確かめようとしたりする授業に変わってきました。友達の意見をよく聞き、自分の意見を関わらせ、学級の皆の考えが深まるようにしていくことができるようになってきました。そして、基礎基本の力だけでなく、新たな課題にも、前に勉強したことや自分の体験を基にして解決しようとする態度が身につきました。これは、先生による皆さんへの働きかけがあり、皆さんがそれを素直に吸収していったこともあります。しかし、一番影響が大きかったのが、皆さんが「今より良くなりたい。より良くなろう」と時には自分を励まし、時には自分を叱り、努力し続けてきたことです。小学校での学びや生活を通して、皆さんはこれからの人生を切り開いていく上で、大切な宝物をたくさん手に入れることができたと私は確信しています。

 さて、今までお話ししてきた6年間の成長は、当然皆さんの一人一人の努力の成果であります。しかし、自分一人の力だけでできたわけではありません。それを絶えず見守り、育ててくださったお母さん、お父さん、そしてご家族の皆様、また、安全に登校できるようにと見守っていただいた地域の方々、このように多くの方々のお陰で成長できたことを忘れないでください。そして、今日はそのお礼の気持ちを素直に表す日でもあります。お世話になった皆様に「ありがとう」の気持ちを言葉に添えてしっかりと伝えて欲しいと思います。

 卒業生の皆さん、いよいよ旅立ちの時が来ました。夢や希望を実現するための自分への厳しさとまわりの人との和を大切にし、輝かしい未来に向かって、大きく羽ばたいてくださいなどと式辞を述べられました。

▽ 私から、皆さんはこの6年間、皆さんはたくさんのことを勉強し、色々な経験をしたと思います。その中には、とても難しくてできそうにないと思ったことや、つらかったこともあったと思います。

 でも、皆さんは、ご家族の方や先生方に支えてもらい、あるいは仲間同士お互いに助け合いながら、そうした困難なことをみんなきちんとやりとげました。

 この一年間も、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校行事の縮小や中止など、我慢の日々を過ごすこととなりました。

 その様な中でも皆さんは、最上級生として、児童会活動、運動会、音楽会など各種行事を先頭に立って進めてまいりました。

 4月からはいよいよ中学生として、新しい生活がスタートします。中学校でも難しい問題にぶつかることがあるはずです。小学校でできたように、やりとげることがきっとできると思います。

 また、楽しいことも、今まで以上にたくさん待っていることでしょう。どうぞ希望を持って、新しい生活をスタートしてください。そして、勉強にスポーツに部活動などに頑張ってください。

 皆さんの中には、秘めた大きな可能性があります。一人ひとりの秘めた力が見事に花開くことを願うなどのお祝いの言葉を申し上げました。

▽ 保護者代表の森野さんから、特にこの2年間は、今まで経験したことがないような感染症の恐怖のもと、その他多くの学校と横並びの同じ様な行動をするのではなく、生坂の教育環境を上手く活かして、子ども達の学びとふれあいの機会をできるだけ保てるようにと大変な苦労をしてくださいましてありがとうございました。

 また、この学校の運営に関しましては、教育委員会をはじめてとして、村関係者の皆様のご理解とお力添えがあってのことだと思います。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

 本日卒業される6年生の皆さんおめでとうございます。これから多くの人と出会い色々な経験をし、色々なものを見ることで少しずつですが、ひとり一人自分の道を歩むことになります。

 ひとり一人歩む道が違っていても、小学校で出会った友人は一生の友達になります。生坂小学校でのこれまでの出会いを自分の力に変えて、これからも一歩一歩の歩みを進めていってくださいなどの挨拶を述べられました。

▽ お別れのうたは、感染防止対策のために、学年ごとに「旅立ちの日に」をそれぞれ合唱され、そのビデオが披露され、その後、卒業生がみんなで素敵な声で歌っていただきました。

▽ 出席者全員で「校歌」を心の中で歌って、召田教頭先生の閉式の辞で終了しました。

▽ 卒業生は下級生から花束をいただき巣立っていきました。

 本日この日を何よりも心待ちにされていた、保護者の皆さん、お子さんのご卒業、誠におめでとうございます。これからも成長していくお子さんと家族の絆をしっかりと結んで歩んでいかれることを願っております。

 また、本日こうして立派に巣立って行く卒業生の個性を認め、温かく、時には厳しくご指導いただきました校長先生をはじめ諸先生方に対しまして、そのご努力とご労苦に敬意を表し感謝を申し上げます。

 皆さんはいよいよ四月から中学生です。皆さんの中には、秘めた大きな可能性があります。一人ひとりの秘めた力が見事に花開くことを願っております。

 そして、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ですが縮小しての卒業式でしたが、出席できなかった来賓の皆さんをはじめ、生坂村民の皆さんが、本日の卒業をお祝いしております。



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