信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&山清路遊歩道整備作業&草尾上空からの風景

2022年05月23日 | 生坂村の取組

 23日(月)は日差しが届いて穏やかな空が広がり、昼間は日向では汗ばむ陽気でした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から道の駅いくさかの郷は今年度当初売上が心配でしたが、締めてみると前年度をクリアし、5月もGWから順調に推移し、特に生産者組合の皆さんの出荷が増えていることと甲本駅長はじめ関係各位の頑張りよるものであることに感謝を申し上げ、遊休農地の今後の活用などのご説明をさせていただき、当会議で生坂農業の振興と課題解決に向けて、忌憚のないご意見等をいただき、引き続き色々と取り組んでまいりたいなどと挨拶をさせていただきました。

 協議事項は、道の駅「いくさかの郷」の農林水産物直売所の前年度売上が200万円以上の黒字になり、4月の売上は、前年度対比100.5%、集客数106.3%であり、5月19日(木)までは、売上が前年度対比74%、集客数は83%であり、順調であること、生産者組合の出荷が増えていて、良い形で進んでいること、生産者組合の皆さんの販売額は52%から57%に増えていること、特産市では牛乳160円にし、5月から195円で、特産市では99本の売り上げがあり、今後色々と考えるための実証ができたこと、6月18日(土)に特産市、ハチクが朝晩の寒さの影響で出荷が少ないが、今後出荷が増えること、ハチクの問い合わせが多数あり、生坂村のハチクは知名度が高く商品価値が高いこと、でかでか玉子は利用度が高くなっていて、客数につながっていること、お客様の期待を裏切らない様に日々売場が変わっていること、かあさん家は値上げをしたが順調に推移していることなどの説明を受けました。

 令和4年度山村活性化対策事業の事業計画(案)については、地域資源の賦存状況・利用形態等の調達、地域資源を活用するための合意形成、組織づくり、人材育成、地域資源の消費拡大や販売促進・付加価値向上等を図る取組など、ほぼ例年通りに計画を立て、新型コロナウイルス感染状況により、変更することになるとのことですが、皆さんから承認していただきました。

 遊休農地等の今後の活用については、村内3箇所を示して、いくさかの郷の向かいは水付きであったり、所有者が亡くなっていること、上生坂区万平集落は、ぶどう畑にするため相続を進めないと基盤整備ができないので2~3年は掛かること、下生坂区雲根集落の上段は創造の森プロジェクトでオフグリットハウスの建設やいくさか大好き隊による有機農業を行い、遊休化を解消していくこと、遊休農地に関して、農村漁村改正化法案については、人・農地プランの改正が多く、維持管理していくエリア、有害野生獣の緩衝体エリア、各地域で最低限維持していくエリアを地域内で設定すること、粗放農地で果樹の柿、ブルーベリーを栽培すると補助金がでること、どんな方法があるか、補助金は有利であり、情報を注視すること、高付加価値化作物への転換を進めるなどの協議をしました。

 JA松本ハイランドからの農業関連スケジュールについては、6月2日(木)に川手地区水稲育苗センター開所式、ズッキーニ出荷目揃会、小梅集荷選果作業開始、6月中旬に中梅目揃会、6月24日(金)・25日(土)にくらしの展示相談会、6月29日(水)に生坂地区稲作現地指導会などがあり、ぶどう部会関係では、ぶどう現地講習会が5月25日(水)に有核巨峰、31日(火)に第1回ジベ処置、6月14日(火)に第2回ジベ処理などが予定されており、ぶどう栽培は概ね順調の生育状況とのことで、山清路ぶどうファンクラブは抽選で会員15組になり、6月10日(金)・11日(土)に草取り、房づくりなどの作業をするなどの報告をいただきました。

 生産者から、ぶどうの生育状況は遅霜がなく、非常に順調に推移していて、ハウス栽培も順調で8月上旬には出荷できるとのこと、道の駅いくさかの郷が、今年度になって雰囲気が良くなったとのこと、スタッフにお客様の接待を指導していることなども話し合われました。

 午後1時30分より、今年度初めて山清路遊歩道整備作業を行いました。松本建設事務所の藤本所長さんをはじめ職員の皆さん、下生坂区と宇留賀区の役員の皆さん、生坂建設業組合の建設会社から10数名の皆さん、安藤ハザマの皆さんのご協力をいただき、振興課の職員と私を含め、総勢30名ほどで行うことができました。

 始めの式で私と藤本所長さんから、多くの方々にご参加いただき作業ができますことに感謝を申し上げ、この箇所の道路は、県道から村道に払い下げなるので、今後は村が遊歩道として整備を進め、山清路を生坂村北部の観光の中核にするために取り組んでいきたいことと、危険な箇所がありますので十分怪我などに気を付けて作業をしていただきたいことなどのお願いの挨拶をし、担当の振興課 日岐建設係長から作業の分担と方法などの説明をして始まりました。

 高所作業車や足場の悪い法面でチェンソーやノコギリで支障木の幹や枝を切って、それを手分けして運んだり、竹ぼうきやスコップで道路を清掃してもらいました。

 ボランティアとして多く方々に参加していただき、高所作業車2台、ログローダ1台、クレーン1台、ダンプカー4台などを使って、支障木や蔓草を伐採する方々、その片付けと路肩の草や枯れ葉を清掃する方々で力を合わせて実施しました。

 路肩や法面の支障木や蔓、草などは、チェンソーやノコギリで伐採していただき、スコップと竹ボウキで集めてダンプに運びました。

 今回も松本建設事務所の高所作業車は上手に支障木などを伐採してもらい、それをみんなで片付けました。

 皆さんは、専門的な作業ができる方が多く、力を合わせて効率よく安全に作業をしていただき、予定より時間を延長して行い、協働の整備作業で見違えるほど綺麗な景観の遊歩道になりました。

 作業終了後は、私と藤本所長さんから、多くの皆さんにご参加いただき、予定時間を延長してしっかり作業をしていただいたお陰で無事に作業が終了し、見違えるように綺麗になったことなどに御礼の挨拶をしました。

 今回の作業で綺麗になった山清路遊歩道を、生坂村北部の観光の拠点として、今後も整備を進めていかなければと考えております。参加していただきました多くの皆さんに心から感謝申し上げます。そして、大変お疲れ様でした。

草尾上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、草尾の犀川対岸から、朝日が水面に反射している風景や上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校で運動会特別時間割開始(~6/3)・内科検診(低)、中学校で集金日などが行われました。



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