信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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令和4年度 第76回 生坂中学校入学式

2022年04月06日 | 生坂村の行事

 6日(水)午後2時45分から中学校体育館で第76回入学式が挙行されました。今年度は、男子4名、女子11名の15名が入学しました。

▽ 新入生が、温かいの拍手の中、少し緊張気味に入場してきたところです。

▽ 敬礼をし、矢沢教頭先生の開式のことばの後、全員で校歌1番だけを心の中で歌いました。

▽ 上條教育長が、新入生の皆さん、生坂中学校へのご入学おめでとうございます。また、保護者の皆さま、本日のお子様のご入学、心からお慶び申し上げます。小学校の課程を修了され、いよいよこれから中学生として新しい生活が始まります。

 今年、生坂中学校に入学された15名の新入生の皆さんには、勉強はもちろん、学校行事や部活動に精一杯取り組んでほしいと思います。

 新入生の皆さまの中学校生活が充実した実り多いものとなりますようご祈念いたしまして、教育委員会からの告辞としました。

▽ 青森校長先生が、今日から生坂中学校の生徒になるという決意と希望をもって、緊張感の中、中学生として初めて、今朝、校門をくぐってきたことと思います。そして、今、皆さんの引き締まった表情からは、自分の目標に向かって、精一杯頑張っていこうとする意気込みが伝わってきます。

 小学校と中学校の違いはいろいろありますが、一番大きな違いは、出口が違うことです。みなさんは3月小学校を卒業しましたが、義務教育の6カ年を終え、次の3年間に向かうステップでした。義務教育を受けることは変わらないので、こうして、皆で生坂中学校へ進学してきました。ところが、中学校3年間の出口は、義務教育の終わりです。高校等に進学してさらに学校教育で学んでも、就職して社会に出て働いてもかまわないのです。多くの人が高校進学を考えるかも知れませんが、普通科、職業科、総合学科、全日制、定時制、通信制といった多くの選択肢の中から自分の学ぶ場所を決めることになります。

 ですから、みなさんは、中学校3年間の間に、自分の将来に向けた一歩を踏み出す場所を、自分自身で決める力をつけることが必要になります。自分の選択に責任を持つのか大人ですので、大人の仲間入りをするための力をつけるといってもいいかもしれません。

 そのために、中学校生活では、自分で考えて、自分から行動するということが大切になるのです。

 中学校生活では先輩方が見本を見せていろいろ教えてくれます。先生方も相談に乗ってアドバイスしてくれます。お家の方も、意見を言ってくれるでしょう。しかし、そこからどうしたらよいか考え、行動していくのは自分です。人から言われたからやるのではありません。自分の中学校生活は自分で創り上げるという気持ちを持ってスタートしてください。

 また、3年後、自分の進みたい道を拓くためには、目標に向かい努力できる力やそれを継続することができる力も必要です。中学校生活で、部活動、生徒会、教科学習などから、自分が頑張りたいことや熱中できることを見つけ、そこに精一杯取り組むことも大切になります。

 これらのことは、学校教育目標「豊かな心を養い、粘り強く自分を鍛えて、自ら学ぶ生徒」に表れています。生坂中学校の一員として、この目標を達成できるように頑張っていきましょう。

2年生・3年生の皆さん。1年生が今日から仲間となりました。新入生をリードし、伝統ある生坂中学校に新しい風を吹かせながらさらに素晴らしい学校を創り上げていってください。

 保護者の皆様方、本日はお子様のご入学おめでとうございます。これから、かけがえのないお子様をお預かりいたします。一人ひとりのお子さんは、学校にとっても地域にとっても大切な宝物です。全職員一丸となって子どもたちが それぞれの持ち味を十分発揮しながら、健やかに伸びやかに学校生活を送れるように頑張って参ります。家庭と学校が力を合わせて、子どもたちがこの多感な時期を乗り越えて、たくましく心豊かに成長していかれますようお力添えをお願いいたします。

 終わりになりましたが、本日は何かとご多用のところをご臨席賜りました ご来賓の皆様に、改めて厚くお礼申し上げます。新入生15名を温かく見守っていただくとともに、これからも生坂中学校への変わらぬご指導、ご協力をお願いいたしますなどと式辞を述べられました。

▽ 私からは、皆さんは、健やかに成長され、中学校生活のスタートという新しい舞台に立ちました。

 中学校は、より専門的になる勉強や部活動、生徒会活動など、様々な新しい体験を通して、楽しく有意義な三年間を過ごしてください。

 その中で、夢や目標に向かって挑戦する力や、困難を乗り越える力などの「逞しく生きる力」を育んで欲しいと願っております。

 急速に進化するICT技術は社会を大きく変え、さらに深刻さを増す気候変動や新型コロナウイルスの猛威など、皆さんは、予測困難な未来に立ち向かわなければなりません。

 しかし、どんなに時代が変化しても、大切にして欲しいことがあります。それは、今起きている問題の本質を「読み解く力」、困っている人や孤立している人を支える他者への「思いやりと相互理解」、そして、社会をより良くするための「創造力」であります。

 それらの力を活用して皆さん自身が持続可能な社会の担い手となってください。そのために、かけがえのない仲間との友情を育み、ともに学びあうことにより「豊かな心を養い、粘り強く自分を鍛えて、自ら学ぶ生徒」を目指して、充実した中学校生活を送って欲しいと思っております。

 さて、保護者の皆さん、本日は立派に成長された大切なお子様のご入学、誠におめでとうございます。三年間の中学校生活は子ども達が「人として自立して生きる基礎」を育む大切な時期でございます。

 また、心身が急激に発達し、思春期へと移行する多感な時期にも入ります。成長が早く楽しみの多い反面、心配させるようなこともあろうかと思いますので、お子様としっかり向き合って、悩みや喜びを共有しながら、温かく見守り育んでいただきますようお願いいたします。

 また、校長先生はじめ諸先生方におかれましては、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じながら、学校生活を安全に進めていただくとともに、新しい環境での学びが始まる新入生の皆さんに寄り添い、これからの社会において必要となる「生きる力」を育む学習と、「対話力を高める」ことにより、人間関係の育成を基礎とする取組のご指導をお願いする次第でございます。

 そして、上級生達は、皆さんの入学を大いに歓迎し、また期待をしております。どうか皆さん、これからは中学生らしく胸を張り、希望に満ちて、お互いに励まし合い、高め合って、仲良く中学校生活が送れますことをお祈り申し上げますなどのお祝いの言葉を申し上げました。

▽ 新一年生の3名の担任と学年主任、副担任の先生方が紹介されました。

▽ 新入生代表の後藤さんが、12月に体験入学したとき、先生方、先輩方が親切に接してくださり、早く中学校に行きたいとずっと思っていたので、入学することができて心から嬉しく思います。中学校は小学校と違い、部活があったり、教科ごとに先生が違ったり、生徒会活動があったりなど、今までとは異なる学校生活にはじめは戸惑うこともあると思いますが、全力で取り組みたいです。

 私が中学校で頑張りたいことは二つあります。一つ目は勉強です。小学校よりも勉強が難しくなるので、しっかり予習復習をして楽しく学びたいです。二つ目は部活です。私は吹奏楽部に入りたいので、小学校の金管バンドで学んだことを生かして、先輩方、先生方にアドバイスをもらいながら、もっと上手くなりたいです。そして、このメンバーでいられるのは中学校で最後になります。長いようで短い3年間になると思うので、一日一日を大切に悔いのないよう過ごしていきたいです。

 今日から始まる中学校生活、様々な経験を通して成長していけるように、何事にも一生懸命に取り組んでいきますので、先生方、先輩方並びに来賓の方々、どうか3年間よろしくお願いいたしますなどと抱負を話してくれました。

▽ 保護者代表の腰原さんから、本日はコロナ禍における厳しい状況の中、対面での入学式を開催していただきまして本当にありがとうございます。子ども達と一緒に保護者として、今日この晴れの場に参加できることを心から嬉しく思います。

 真新しい制服を着て、こうして並んでいる皆さんを見ていると、「あ、中学生になったんだなあ」と、とても感慨深いものがあります。期待と不安を持って、今ここに座っていることでしょう。中学3年間はあっという間です。後悔することがないよう、一日一日を大切に、充実した日々を過ごしていってください。

 教職員の皆様、中学校生活をこうしてスタートできたことを保護者として感謝いたします。中学生になるとこれまでの学校生活とは一転します。この3年間で心も体も大きく成長する子ども達、戸惑うこともたくさんあるでしょう。3年後生坂中学校という場でどんな成長を遂げていることでしょうか。優しく時に厳しく、子ども達を見守りご指導くださいますようどうかよろしくお願い申し上げますなどと挨拶を述べられました。

▽ 矢沢教頭先生の閉式のことばで滞りなく終了しました。

 午前は小学校、午後は中学校と新型コロナウイルス感染防止対策のため、縮小して入学式が行われましたが、出席できなかった来賓の皆さんをはじめ村民の皆さんも、今日のご入学をお祝いしております。



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