信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

山清路大橋周辺からの風景

2022年08月11日 | 生坂村の風景

 11日(木)も日差しが照りつけ、昼間はうだるような暑さになりました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路大橋に行き、犀川の清き流れと鮮やかな深緑と澄み切った青空などの風景を撮影しました。

山清路大橋周辺からの風景

 当村山清路地籍において平成19年に大規模な岩盤の崩落によって、2トン車以上通行規制の旧山清路橋を通行することになり、長野県建設部がビルド・バック・ベターで取り組まれ、山清路バイパス工事が始まりました。

 この工事は、平成22年度から延長442m、幅員5.5(7.0)m(内橋梁延長136m、幅員5.5 (9.0)m)のバイパス工事に着手し、平成29年度には橋梁上部工(鋼単純下路式ニールセンローゼ橋)を発注し、令和2年12月13日に開通しました。

 当路線は、長野県の中央部を東西に結ぶ最短路線で、麻績インターから東北信地方、大北地方へのアクセス道路として、地域間の交流、観光や産業の振興に寄与するとともに、地域の皆様にとっては大切な生活道路です。

 山清路の地形は麻績累層と呼ばれる地層が犀川に浸食されて形成され、北の金戸山(かなとこやま)、南の雲根山に挟まれ、川の両岸は最高で60メートルの断崖となっています。

 1957年(昭和32年)に東京電力の発電用ダムである平ダムが完成し、ダムは山清路の下流1キロメートルの地点に位置しており、ダムから上流6キロメートルの区間が水没し、長く曲がりくねった人造湖が誕生しました。

 この変貌について、『角川日本地名大辞典』には「峡谷の景観は失われ、山の湖として新しい観光地に生まれ変わった」と記されています。

 今、平発電所は経年劣化した主要部品の更新や新たな設備の追加により、出力を増強するなどの発電所設備を強化するリパワリング工事を行っていて、昔のような水位になり、河床には奇岩・猿とび岩を始め、水神釜や竜神の岩穴といった景色を見ることができます。



最新の画像もっと見る