信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

9月定例会本会議&知恵の輪委員会&日岐と小舟上空からの風景

2023年09月19日 | 生坂村の会議

 19日(火)は雲が多いものの日差しが届き、昼間は残暑が厳しく蒸し暑い体感でした。

 午前10時からは、9月定例会最終日の委員長報告、採決などが行われ、提出しました全議案をお認めいただき私の閉会の挨拶で全日程が終了しました。

△▽ 総務建経常任委員会 山本委員長の委員会報告と社会文教常任委員会 島委員長の委員会報告の模様です。

 令和5年度第3回生坂村議会定例会の閉会の挨拶

 それでは、令和5年第3回生坂村議会9月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。

 今月8日から始まりました9月定例会でございましたが、慎重にご審議をいただき、提出しましたすべての議案を原案通りにご採択いただき、誠にありがとうございました。

 令和4年度の決算では、それぞれ良好な数値で財政健全化に向けて良い傾向でございましたが、池本代表監査委員さんの決算審査のご提言、また議会の常任委員会でご指摘をいただきました滞納整理の強化につきまして、納税は国民の義務でありますし、各種使用料もお支払いいただくよう、県税徴収対策室とも連携を取りながら、困難案件の滞納整理のご指導をいただき、「長野県地方税滞納整理機構」をお願いするなど、県とも協力して、さらに滞納整理の強化に努めなければと考えております。

 それは、貴重な自主財源の確保と税負担の公平性の観点からも、引き続き担当部署で毎月現状を把握し、滞納者ごとに相談に乗りながら、状況を確認し分納計画を立てさせていただくなど、しっかり対処していかなければと考えているところでございます。

 さて、脱炭素先行地域づくり事業の現在の進捗状況としましては、令和5年度事業の交付決定を7月31日に環境省から受理し、8月18日に正式契約となりました「株式会社エコロミ」により各事業を進めております。

 マイクログリッド事業では、今後の設備の設計や中部電力との協議に向けて、8月29日より接続を計画します施設の電力使用量等の計測調査を、現在実施しております。

 生坂ダムの小水力発電では、9月6日に東京電力との現地確認、事業協議を行っております。今後は、NDA契約の締結を行い、東京電力の施設の詳細な情報提供をいただきながら、事業設計に向けた検討を進めてまいります。

 木質バイオマスの活用に向けた山林調査は、株式会社エコロミの下請け業者である伊那市の「合同会社ラーチアンドパイン」により、事業を進めてまいります。

 現在、振興課や共同提案者であります「企業組合山仕事創造舎」と連携して、9月14日より、村内各所の現地確認を行いながら、村の山林の在り方を含め、脱炭素につながる活用を計画していきたいと考えております。

 オンサイト、オフサイトのPPA事業は、「株式会社いくさかてらす」により事業を進めてまいります。これまで、8月21日、9月6日と2回の取締役会を開催して、事業を行う業者の決定に向けて準備を進めております。

 事務局運営サポート業務は、9月4日のプロポーザル審査会において、「合同会社ヒッタイショ」に業者決定いたしました。9月中を目処に各事業の進捗状況の公表や村民の皆さんの問い合わせに対する窓口開設に向けた準備を進めてまいります。

 7月11日から8月3日にかけて開催しました、脱炭素事業に関する10区の村民説明会以降も、8月の全戸配布では、脱炭素事業を含めた村政アンケート、またオンサイトPPAの希望調査、森林の意向調査を行っております。

 現在、集計作業を進めていますが、アンケートの回収率は7割を超えた状況でございます。今後も、村民の皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映しました、脱炭素事業を構築していきたいと考えております。

 そして、これからの時期は、「赤とんぼフェスティバル」や秋祭りなど多くの行事、イベントが、コロナ禍前より少し縮小しても、4年ぶりに行われる予定となりました。

 生坂村最大のイベント「赤とんぼフェスティバル」は、実行委員・区長合同会議でお決めいただき、10月14日(土)午前10時から午後8時迄の1日の開催となりました。

 様々なステージ発表、余興、大花火大会等を行い、郷土料理、特産品、各種食品等の販売や趣向を凝らしたブースの出店、飲食も可能にして、コロナ禍前に近い内容で準備を進めているところでございます。

 また、いくさか敬老の日も、実行委員会でお決めいただき、感染防止対策を講じ酒類等の提供を止め、今月26日(火)にいくさか敬老の日を4年ぶりに開催いたします。

70歳以上の皆さんにお越しいただき、津軽三味線を聞きお茶やぶどうをお伴にご歓談をしながら楽しいひとときを過ごしていただき、やまなみ荘の特製弁当とお酒をお土産にお持ち帰りいただく予定になっております。

 また、道の駅いくさかの郷では、16日(土)には毎月恒例の特産市、17日と24日(日)には、JA松本ハイランド主催の山清路ぶどう即売会が行われるなど、生坂村産の193カラットの集出荷が最盛期であり、各事業でのPRの効果も現れ、道の駅いくさかの郷は、一年で一番忙しく賑やかな時期となっております。

 そして、生坂村の未来のために「第6次総合計画」や「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」にあります、村の目指すべき将来像を実現するために、喫緊に取り組んでいく課題もありますし、中長期的に方向性を示していく課題もございます。

 私たち執行側も、生坂村のため、村民のためを常に念頭に置き、村政運営を進めているところでありますので、村民の皆さんから負託をいただいた議員各位と各課題の解決や方向付けについて、引き続き検討協議をお願いする次第でございます。

 議員各位には、ご健勝にて、ご理解、ご支援を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼の挨拶とさせていただきます。

 誠にありがとうございました。

 午後3時からは知恵の輪委員会を開催しました。私の挨拶で始まり、生坂村の財政状況について、脱炭素先行地域づくり事業 (事業計画期間 令和5年度から10年度:ハード及びソフト事業)の内容により、今後の実質公債費比率シミュレーションと公債費・実質公債費比率等の推移【R5年度~R15年度】の説明を受けました。

 続いて、脱炭素先行地域事業の現在の状況と横断的な連携についてと脱炭素先行地域事業における公用車EV化の推進についての説明を受けました。

 脱炭素社会の構築のために当事業の生坂村実施分について、補助裏の過疎債の起債を別枠で認めていただく様に要望すること、マイクログリッド事業の計画予定施設の再検討をすること、充電器・充放電器の台数や設置場所を検討すること、家庭用充電器に設置助成を検討すること、現行の各課の公用車の稼働状況を把握すること、各課へ調査の協力をお願いするために、調査方法について株式会社REXEVより説明を受けることなどが話し合われました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、我が家からフライトさせ、日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

日岐と小舟上空からの風景

 その他生坂村では、中学校で集金日、児童館でこども工房、ノーマイカーデー、運動教室、6班の皆さんの元気塾などが行われました。