24日(水)は晴れて日差しが届き、朝晩は冷えたものの昼間は過ごしやすい体感でした。
▽ 毎朝恒例の写真は、夜が明けて朝日が差してきた生坂ダム湖上空から撮影した風景写真です。
生坂ダム湖上空からの風景
午前11時から砂防会館で全国治水砂防協会評議員会が、委任状を含め38名の出席で行われました。
大野理事長さんから、去年、一昨年と土砂災害の発生件数がやや例年より減っていますが、近年日本全国で震度の高い地震が起こって、被災地域の方々は不安な思いで暮らされているのではと、心を痛めているところでございます。雨の降り方も日本だけでなく世界的にみれば、イタリアでものすごい洪水が起こるなど世界各地で起こっていて、気候変動の影響は避けられない状態だと思います。
一方日本ではこの夏、国土強靱化に大きな動きが出そうで、国土強靱化の基本計画の見直し、法律の議論をされているようですし、今年は予算という観点に立てば非常に大事な年になるのかと考えているところです。砂防協会としましても、事業をしっかりと進めていくための予算確保が重要でありますし、災害をなくすための色んな広報活動、ソフトにつながっていく広報活動もしっかりやっていきたいと思っていますので、皆様方のご支援、ご指導を賜りたいなどの挨拶をいただきました。
そして、富山県治水砂防協会長 田中南砺市長さんが議長として、議題は大野理事長さんから翌日の第87回通常総会に諮る、令和4年度事業報告・収支決算・公益目的支出計画実施報告、令和5年度事業計画・収支予算、役員等改選の説明を受け協議をし、原案通り通常総会に附議することになりました。
議題審議の後、来賓としてご臨席いただいた三上砂防部長さんから、令和5年度がスタートして2ヶ月弱で現場の方では、砂防の予算は昨年度も大会等を通じて砂防関係予算の確保に向けてお力添えをいただきました。現場の方では、16ヶ月予算で令和4年度の補正と令和5年度の当初を合わせて、砂防関係事業をしっかりと実行しております。
昨年の災害は件数そのものは、平年と比べるとやや少なめではありましたが、全国で4名の方がお亡くなりになり、これからも土砂災害の対応をしっかりとせねばと思うところですし、以前事前防災で整備したものがしっかりと役に立ったり、予め警戒区域と特別警戒区域に指定して、色々なソフト対策進めた部分については、間一髪難を逃れて例もございます。まさにソフト・ハード両面からの土砂災害の対策をこれからも一生懸命進めてまいる所存でございますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたしますなどのご挨拶をいただきました。
続いて國友砂防計画課長さんから、「砂防行政に係る最近の話題」と題して、流域治水型砂防事業の展開、まちづくり連携砂防等事業の制度拡充、新たな国土強靱化基本計画 骨子(概要)、新たな国土形成計画(全国計画)素案(概要)、気象業務法及び水防法の一部を改正する法律、土砂災害対策に関する国際技術協力、石川県能登地方を震源とする地震(最大震度6強)による土砂災害発生状況などを説明していただきました。
次に、城ヶ崎保全課長さんからも、近年の土砂災害発生状況、令和4年 全国の土砂災害発生状況、令和5年 全国の土砂災害発生状況(4月30日時点)、災害関連緊急事業の早期着手~部分申請の活用~、災害関連緊急事業 応急的な対策事例、砂防施設が機能を発揮し被害を未然に防止、近年のTEC-FORCE(地方整備局等)砂防班の活動、令和4年の土砂災害専門家(国総研・土研)による技術支援活動などを説明していただきました。
午後2時からは、関東国道協会通常総会に出席しました。会長の山口厚木市長さんからのご挨拶で始まりました。
議事1として、令和4年度事業報告と収支決算、役員の改選(案)、令和5年度事業計画(案)と収支予算(案)について審議し、原案通り承認されました。
議事2として、要望書(案)を副会長の大川栃木市長さんから朗読説明をしていただき、満場の拍手で承認され、関係機関、国会議員等に要望することになりました。
総会終了後は、各1都8県に分かれて要望活動を行いました。長野県は国土交通省と長野県関係国会議員への班に分かれて要望活動を行いました。
我々は、国土交通省道路局 国道・技術課長 長谷川朋弘氏と、国土交通審議官 和田信貴氏に面談要望させていただきました。
私は特に、国道19号山清路防災工事、明科駅周辺歩道工事、筑北スマートICの整備促進をお願いしました。
その他にも中部横断自動車道の事業促進、長野国道事務所関連事業費の増額などをお願いしてまいりました。
本日生坂村では、保育園で誕生会(未満児4,5月生まれ)、小学校でALT、児童館でしょうぎ教室、いくさか歩こう部、議会談話室などが行われました。