2011年はいろいろな変化が生まれた年であった。年頭から風が吹いた。チュニジアを起点にしたオレンジ革命は北アフリカから中東へと拡大。長期独裁政権を揺るがす事態となった。3月は東日本で大地震が発生。それが原因で福島の原発が崩壊。放射能汚染に対する恐怖が全世界を駆け巡った。日本の大震災に影響されたわけではないだろうが、世界では独裁者が次々に姿を消した。ビンラディン、カダフィ、そして金正日。前の二人は殺害であった。金正日は病死となっているが真実は分からない。いずれにしても、一つの時代が終了したことはたしかであった。 . . . 本文を読む