原野の言霊

風が流れて木の葉が囁く。鳥たちが囀り虫が羽音を揺らす。そのすべてが言葉となって届く。本当の原野はそんなところだ。

雪原の舞姫

2009年02月27日 10時41分59秒 | 地域/北海道
アイヌの人たちが「湿原の神」と呼ぶタンチョウ。アイヌ語では「サルルンカムイ」いう。羽根を広げると二メートルに及ぶ大きさがある。白と黒の羽毛を身にまとい、頭の上に鮮やかな朱色の鶏冠を持つその姿は、まさに神と呼ぶにふさわしい。特に雪に覆われた湿原の中で見る姿は見る者を引き付ける。優雅な飛翔や愛を語るその姿に神の姿を見たアイヌの人たちの自然観に学ぶことは多い。 . . . 本文を読む