ちょうどTVをつけると、
京都祇園祭の山鉾巡行の様子をやってました。
京都は町全体で伝統を守らなければならないので
大変でしょうが、
その分、魅力的な建物やお店が多いです。
インバウンドが戻るまでは、
行けるだけ京都に行きたいと思っています。
さて、都七福神巡り④つ目へ・・・
④ 東寺・・・毘沙門天

東寺は、平安遷都と共に建立された国立の寺院になります。
弘法大師 空海により講堂や五重塔が建てられ、
1994年には世界遺産に登録されました。

五重塔は、54.8mで日本一の高さの木造建築だそうですが、
落雷で4度焼失しました。
現在の塔は、徳川家光の寄進による江戸時代前期のもの。
蓮の池の周りを歩いているカモ。
さすが観光地のカモ!とても人慣れしていました。

ここの蓮の花も、あともう少し(訪問が6月中旬なので)

京都駅から東寺へは歩いて15分位でしょうか?
6月中旬といえど、夏日でしたから・・・暑い😫
頭の中は・・・かき氷、かき氷となっていたのでした。
いや!かき氷より前に、毘沙門天さま。。😖 我に返り。
宝物館へ

菅原道真が参拝した毘沙門堂や、空海が住んでいたとされる御影堂も、
見どころだそうです。
毘沙門天さまは・・・ここかな?

覗き込むと、、、あっ、いらっしゃいました!
睨まれました😅
いや、最初から、あのようなお顔なのだ。

都を監視していた毘沙門天さま。
平安京の入口である羅城門の楼上に祀られていたが、
平安末期に人々の手で東寺に運ばれてきたそうです。
無事に会えて、ほっとしました。
近くに目についたのが亀。
耳がついてる亀なんているの~?

この亀ですが、調べてみると亀ではありませんでした。
「贔屓」(ひいき)さんだそうです。
龍の子供らしいですよ。
甲羅があるのにねぇ 😅
贔(ひい)・・貝が3つ(財産)を3つ合わせて重い荷物を背負う事。
屓(き)・・・鼻息を荒くすること。
「贔屓」(ひいき)ということは、そうゆうことなんですね。
下唇を噛み、食いしばっているそうです。
その贔屓さんですが、ご利益ありまして、
体の悪い所を(贔屓さんを)触り、
右回りに歩くと良いとの言い伝えがあるそうです。
誰も待っていませんでしたから、
「もう~ゆうてもね~。全体!です。」
「お願いします~」と言って右回りしておきました。
目的達成したので、またかき氷を思い出しました。
東寺を後にし、氷の字に向かってお店に歩いていったけど、
休業~!! 😫
かき氷の妄想は、消し去ることにしました。
ここから、20分は歩きます。
暑い中の修行です。
河原町七条の方まで早歩きすると、
kaikado cafe (カイカドウ カフェ)

有形文化財になっている建物ですが、カフェになっています。
明治8年に創業された手作り茶筒司の老舗の「開化堂」さんが、
2015年にオープンされたカフェ。
中へ入ると、解放感のある窓と高い天井。


暑い日の夕方でしたので、西陽を避けて座りました。
中庭のテラス席もあります。

茶筒をモチーフにされているのでしょうね。
コップもランプも、拘っておられます。

湿気を寄せつけないくらい密着する茶筒って、日本の素晴らしい技術。
茶筒からお茶っ葉を出すことも無くなってしまいましたが、
コーヒー豆を保管したり、紅茶、漢方、・・・いろいろ工夫して使えます。

この日は、宇治萬福寺(布袋尊)と京都東寺(毘沙門天)の
2つを周りました。

この日歩いたのは、16,784歩
都七福神、残すは3福神です。
~ つづく ~
*** およみいただき、ありがとうございます。