選挙ブログ

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07県知事~三重  展望(仮)

2006-12-24 | 三重・奈良
 来年4月の三重県知事選は、野呂昭彦知事の再選が確実な状況だ。
 自民党に擁立の動きはなく、対抗馬の擁立は難しい。
 
 前回の知事選、野呂知事は<民主党・連合三重・推薦>で立候補した。 
 自民党は自主投票で、支持者の多くが野呂知事に投票し、圧勝となった。

 小沢一郎民主党代表は、原則として自民党の相乗りを禁止している。
 しかし、野呂知事側としては、自民党の支援も受けたいところ。
 野呂知事の理想は、<民主党・推薦><自民・公明・自主投票>である。
 そのため、野呂知事は「県民党」を強調している。
  
 そうした中、民主党県連は、非自公・共産で知事選に挑むことを確認していた。
 
 http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061212/lcl_____mie_____000.shtml
 来春の知事選に野呂昭彦知事(60)が再選を目指し、民主党推薦で出馬する意向を固めた。

 自民党が推薦を出した場合の、知事の対応に注目が集まる。
 
 三重は岡田克也副代表の地元である。
 岡田氏は羽田派から新生党、新進党、民主党という経歴、一貫した「政権交代」「2大政党」論者である。
 いわば、小沢一郎以上の「小沢主義」者である。
 安易な相乗りを許さない。

 また、自民党としては、民主党の候補者に推薦を出す形となる。
 これだけでも屈辱的だが、その上、推薦をけられでもすれば、面目が立たない。

 知事としては水面下で「自主投票」を願い出ると思われるが、自民党は①2回続けて不戦敗という「自主投票」か?、②民主党への相乗りという「推薦」なのか?このような選択を迫られる。
 「自主投票」ならば知事の意向に沿っており知事との良好な関係は保てる。
 だが、「不戦敗」である。
 これは民主党の意向どおりでもある。
 一方で、「推薦」となれば、知事周辺に混乱を生ざしめる。
 さらに、推薦を断られた場合、①独自候補を立て知事と正面対決するか、②推薦を断った相手を事実上支援するかの選択を迫られる。
 勝ち目のない戦いで県政野党に転落する選択肢は取らないものと思われる。
 よって、推薦を断られた場合の結論も、「自主投票」になるであろう。

 
 来春の統一地方選で行われる三重県知事選で、自民党県連は18日、野呂昭彦知事(60)に出馬を要請した。既に野呂氏を近く推薦する方針を示している民主党との事実上の「相乗り」となりそうだが、民主党本部は「与党との相乗り禁止」を打ち出している。

 自民党県連は前日の緊急役員会で野呂氏支援を決めたばかり。県連幹事長の西場信行県議ら3役は野呂氏と面会。県連会長の田村憲久衆院議員と役員一同名の出馬要請の書面を手渡した。野呂氏は謝意を表したという。

 西場氏は面会後「出馬要請した立場として、推薦の方向で検討になると思う」と話しつつ「知事選に対する過度な介入はしないつもり」とも述べた。野呂氏は20日の県議会最終日に出馬表明する見通し

http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20061219/mng_____sei_____004.shtml
 


 三重県の野呂昭彦知事(60)は県議会定例会最終日の20日、来春の三重県知事選に再選を目指して出馬することを正式に表明した。

 野呂氏は本会議で発言を求め「これまでの取り組みをさらに発展させ、課題に真摯(しんし)に取り組み、県民とともに進めるわくわくドキドキの三重の舞台づくりに、引き続き果敢に挑戦したい」と述べた。

 野呂氏に対しては、民主党が19日に推薦を決定。自民党も支援することを決めており、具体的な支援方法については年明け以降に結論を出す方針。


06一宮市長選

2006-12-24 | 静岡・愛知・岐阜
 12月24日に、一宮市長選の投開票が行われた。

 候補者は、現職・谷一夫と、市民団体事務局長・伊藤幸康、旧尾西市長・丹羽厚詞、元専門学校長の森治男の4人。が立候補を届け出た。

 旧尾西市・旧木曽川町と合併してから初めての市長選。


=開票結果=

当選 谷 一夫 576 無・現  =自
落選 丹羽厚詞 312 無・新
落選 森 治男 136 無・新
落選 伊藤幸康  69  無・新 =共

(投票率37.13%)

 谷は合併実現をはじめとする2期8年の実績を強調し、新市の土台づくりに引き続き取り組む熱意をアピール。
 500以上の各種団体の推薦を受けるなどして組織力を発揮し、現市政への批判票や無党派層などの取り込みを狙った新人3人を退けた。