大和心眼ーヤマトシンガンー

情報操作、捏造、隠蔽に騙されるな!茹でガエルにならない方法

【秘密保護法反対★1万人が怒り】とんでもない法案!何を争っているのかわからないのに逮捕されてしまう!

2013-11-23 14:53:50 | 日本の政治
まず、見てください。怒りで1万人集結しました!

「秘密保護法反対」1万人が怒りの声上げる(OurPlanetTV)



日本が民主国家の道を歩むのか、それとも監視国家(独裁)の道を歩むのかの、ターニングポイントを迎えています。「いやいや、それは大げさだ!」と思っている方は、『現実を直視する』ということができてないようですね。よく引き合いにだされる格言として、塩野七生さんの「ローマ人の物語」があります。

この中の、次の文を読んでみてください。
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それまでは、元老院で行われることのすべては閉じられた扉の内部で成され、一般市民はその内容を、扉が開かれて出てくる議員たちの発言か、元老院での決議の承認を、市民集会が求められたときにしか知ることはできなかった。カエサルはそ れを、審議されている段階からすでに公開にしてしまったのだ。市民でも情報を与えられる権利はもつとしたこの法案に、内心ではおおいに不満であった元老院議員でさえ、賛成票を投ずるしかなかった。

不満は、その人たちの立場に立つならば理解できないこともない。なぜなら、秘密とは、それを所有する人々の権力を増すうえで、最も有効な手段であるのだから。カエサルの情報公開法とは、情報公開の必要を公認させる目的の他に、元老院が 謳歌してきた既成権力の一角を突き崩す目的もあったのだった。
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「ローマ人の物語Ⅵ パクス・ロマーナ」塩野七生から引用

すなわち、『秘密を持つ』ということは、イコール『権力を増す』ということです。権力とはすなわち、特定の人が『人をコントロールするチカラを持つ』ということなので、個人としての人権を縮小させる方向につながります。自由の剥奪です。だから、時の権力者は、すべてを隠したがろうとします。隠すことで、権力温存につながるからです。

そのため、今回議論されている特定秘密保護法案は、行政側からの視点でしか考えられていない、『秘密にアクセスした人々を取り締まるための法案』となっています。秘密を永遠に秘密にしたい法案です。

その証拠に、議論の中で、安倍さんは、トンチンカンな弁明しかできません。
なんと、国家の戦略を考えるNCSでの4大臣会合では、議論された内容、議事録は記録されないようです。びっくりですが、日本国の行方に責任を持たない、無責任な人々と言わざるおえませんね。

福山議員との討論の中で、米国では、50年前のキューバ危機における、ケネディ大統領と閣僚たちのミーティングの記録やメモまでも残されており、歴史を検証できる体制になっています。
しかし、その話しを聞いても、安倍さんは、我知らぬ、存ぜぬの発言を繰り返し、まるで他人事のようです。
一国を預かる首相の態度ではないのではないでしょうか?

あなた自身で判断してみてください。
福山議員は、20:00分からの討論となります。
『議事録を残そう』と言えない安倍さん

★H25.11.20 参議院 国家安全保障に関する特別委員会



つまり、権力者自身の都合の悪い発言は、記録に残ってしまうため、残すことを拒んでいるようです。
日本の政権は、どこまでいっても、隠蔽体質は変わらないようです。
そして、発言内容までも隠蔽し、秘密にすることで、権力の拡大を睨んでいるのがわかります。
いったんターゲットにされ、秘密保護法違反で逮捕されてしまうと、まったく反論できないようなカラクリになっているようです。福島みずほさんの指摘で明らかになりました。

『平成の治安維持法』と言われている原因は、ここにあります。(悪法)
次の議論を見てください。

【速報】森まさこvs福島みずほ「とんでもない」 秘密保護法



そもそも、インカメラ審理があるので、裁判官がその争点となっている特定秘密を出せるかどうかの判断をできるとしていますが、秘密の議論そのものがNGとなれば、何を議論しているのか?わけがわからない不毛の裁判になるでしょう。そうであれば、最低限、弁護士まで公開できるようにして、反論の機会を与えなければ、冤罪だらけになってしまうのが予想できます。性善説にたって、法律をつくっても意味がありません。人間なのだから、警察だって間違いをおかすのです。(意図的かも知れませんが)

なぜならば、日本の検察は、犯罪ストーリーを描き、証拠を捏造することまでしているからです。
大阪地検特捜部の村木さんの逮捕で、明らかになったと思います。

★「大阪地検特捜部の主任検事が「証拠隠滅」で逮捕」



ということは、こんな冤罪だらけになってしまう特定秘密保護法案は、廃案にするしかありません。今回、この法案を通過させる代議士がいたら、名前を覚えておきましょう。
日本に民主主義を破壊する方向に誘導し、また民意を反映していないということで、次回は投票枠から外さなければなりません。

歴史を見ればわかります。悪政は、永遠に続かないのです。
最後は、正しい『義』しか残りません。


それでは、また。

おまけ:陛下の御心を鑑みてみれば、今、何が一番大切なのか理解できるかも。
自分の保身だけのために、歴史に汚点を残す政治家になってはいけませんね。

★世界一長く続いている国 日本