わが家の庭の金木犀が花を付け、ここ数日いい香りがあたりに漂わせています。ボクの記憶では金木犀って9月の終わり頃っていうイメージなんですけど、やっぱり今年は夏が暑くて長かったので、花を付けるのが例年よりも遅いのかな?って思っています。
わが家の金木犀も随分大きな木になってきて、屋根の高さにまで達しています。これ以上大きくなると、枝を落としたり伐採することも検討しなければならなくなるかもしれません。樹木はどんどん成長しますからね。では、もう少しアップで見てみましょう。
この金木犀の香りを「トイレの芳香剤の香り」って言う人もいますよね。日本人にとってこの香りは、昔から身近にある「自然界の芳香剤」だったのでしょう。なので現代社会において「トイレの芳香剤」という新しい文化が形成された時に、「香りならこれだ!」ってことで「金木犀の香り」が採用されたのでしょう。まぁボクにとっては、「トイレの芳香剤」よりも「季節を感じる香り」ですけどね。
ひと枝を折ってキッチンのコップに挿したら、家中に金木犀の香りが広がりました。まさに「自然の芳香剤」ですね。
金木犀が咲く季節になると、ボクはある曲を思い出します。アリスの堀内孝雄のソロでのヒット曲、1978年に発売された「君のひとみは10000ボルト」です。八百政、20歳の頃の曲です。
鳶色(とびいろ)の瞳に誘惑のかげり
金木犀の咲く道を
銀色の翼の馬で駆けてくる
二十世紀のジャンヌ・ダルクよ
確か資生堂のキャンペーンソングだったように記憶しています。「鳶色ってどんな色だ?」なんて、学生時代の仲間内で話題にしていたことが思い出されました。懐かしいのでyoutubeの映像を貼り付けておきますね。興味ある方はどうぞ。
1978年【#堀内孝雄】君の瞳は10000ボルト