先週からNHKで「笑わない数学」のシーズン2が始まりました。
お笑い芸人の「パンサー尾形貴弘」が、笑いを封印して真面目に数学を論ずるこの番組、前回シリーズもとても興味深く視聴させてもらいました。そういえば前回シリーズについても、ブログで記事にしていましたね。ちょうど1年前。ボクがコロナに感染し、自宅療養を余儀なくされていた頃でした。
パンサー尾形貴弘が難解な数学の世界を大真面目に解説する、異色の知的エンターテインメント番組!数学者をも苦しめてきた数々の難問、そして美しくも不思議な知の世界を、1回30分ワンテーマ、ギャグ封印で、トコトン分かりやすく掘り下げる!…という番組コンセプトの下、今回もシリーズが展開されます。
第2シリーズ1回目のテーマは、「非ユークリッド幾何学」でした。そうそう、ありましたね。ボクの学生時代、大学での講義内容にはなかったけど、興味を持ってブルーバックスを買って読んだ記憶が蘇りました。確かユークリッド幾何の第5公準の否定からスタートする幾何学の体系でしたよね。ボクらの常識が覆されるって感じの幾何学の世界です。
いやしかし、この番組すごいですね。こんな難しい数学の内容を一般向けに、しかもわずか30分の番組にまとめて提供するわけですから、ほんとに素晴らしいと思います。今回も「非ユークリッド幾何学」とアインシュタインの「一般相対性理論」が関係しているなど、ボクにとって新しい発見もありました。パンサー尾形の「怒り」と「戸惑い」に大いに共感しながら、夢中になって見せていただきました。
番組の予告では、今後放送される「シーズン2」のお題の一覧が紹介されていました。あらまぁ、これまた楽しみな内容のラインナップです。ボクが数年前に知って、興味をもっていた「コラッツ予想」も取り上げられることもわかりました。楽しみだなぁ。
この秋の楽しみが、また1つ増えました。