山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

ドライアイスマシン

2014年07月01日 23時15分00秒 | 山代神楽連絡協議会

神楽では、舞台演出として昔から煙幕や花火による「特殊効果」を使ってきた。
神楽の舞台といえば、元来は神社。
秋の夜、かがり火に照らされながら、その中でモクモクと吹き上げる煙幕や、鮮やかに舞い散る花火は本当にキレイだ。
古くは自分たちで火薬を配合して作っていたと聞くが、最近では色々と厳しいらしく(作り方も教わってないし・・・)、上沼田神楽では煙幕、花火ともに浜田から購入している。

で、最近は神楽の舞台も多様化し、ホールやホテル、学校の体育館などでの上演も増えてきた。
こうしたところでは消防法の規制がかかり、火災報知機や予防の観点から「火」を使用することができない。このため、煙幕や花火を使用することができない。

それでは、大蛇が怪しく這って登場する場面や、鬼達がいかにも悪そうに登場するシーンを盛り上げることができない!

ということで、山代神楽にて悲願のドライアイスマシンを購入する運びとなり、先日、関係団体による講習会を開いた。
段取り不足により、温度が適温にならないままでのドライアイス投入!を繰り返したため、噴出の勢いはかなり乏しかったものの、白煙が地面を這うように広がることが確認できた。
しっかりと温度を上げ、適量のドライアイスを投入したら、紅白歌合戦の小林幸子さんのような演出も可能になるだろう。

しっかりと活用しよう!

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