2010.8.14(土)
天気予報が不安定な雲行きを告げていた14日(土)午前4時50分、我が家の前でS君と合流した。
登る山は安倍奥の盟主で唯一2000mを超える山伏(やんぶし、2014m)。
約1ヶ月前にS君と登った際、鹿防護柵の内側で無数のヤナギランが生育していた。
今日は、その開花を確認するために登った。また私にとって、今週末の剱岳に向けての最後のトレーニング山行でもあった。
冒頭写真は、はかなげにヤナギランが咲く、ガスに覆われた山伏山頂の一角。
午前7時10分、他に1台もいない駐車場を出発した。
登り始めて程なく通過した他愛のない沢。
普段は丸太の小さな橋など必要ないくらい、水の流れはチョロチョロなのだが、
今日は水量が豊富で、丸太の橋に片足をかけて渡った。
登山道にも雨水の急流の痕跡があり、前夜、山伏はゲリラ的な豪雨に見舞われたようだ。
激しい雨に誘われたのか、登山道には大きなカエルが何個所かで姿を見せていた。
沢はいつもより水量が豊富。
登山道は常にガスに包まれていた。
登山道脇に咲いていたトリカブト。咲き始めで、蕾が一杯連なっていた。
安倍奥ではトリカブトとの遭遇は珍しい。
主稜線との出合い。
駐車場を出発して2時間50分。山頂の一角に到着。湿度が高く、なかなか辛い登りだった。
山頂の片隅に、花咲くヤナギランを見つけた。
ガスに包まれながらもそこかしこに花咲くヤナギランが確認できた。
鳳凰小屋周辺のヤナギランに比べれば小ぶりだが、防護柵が育んだことを思うと愛おしさはひとしおだ。
山伏山頂のランドマークである立ち枯れた樹木と、ヤナギランをシカの食害から守る防護柵。
昼食を終え、柵沿いに下る。柵越しに望むヤナギラン。
黄色の花も存在をアピールしていた。
ガスに覆われた下山道。
沢の水量が多く、いつも怖い丸太の橋はやっぱり怖かった。
とても滑りやすく、揺れました。
下山口間近。緑に覆われた登山道。
登山開始時、他に1台もいなかった駐車場は、戻ると満車。
この後、僕とS君の母校、県立静岡H高校7期生同窓会に出席するため、急ぎ帰宅した。
天気予報が不安定な雲行きを告げていた14日(土)午前4時50分、我が家の前でS君と合流した。
登る山は安倍奥の盟主で唯一2000mを超える山伏(やんぶし、2014m)。
約1ヶ月前にS君と登った際、鹿防護柵の内側で無数のヤナギランが生育していた。
今日は、その開花を確認するために登った。また私にとって、今週末の剱岳に向けての最後のトレーニング山行でもあった。
冒頭写真は、はかなげにヤナギランが咲く、ガスに覆われた山伏山頂の一角。
午前7時10分、他に1台もいない駐車場を出発した。
登り始めて程なく通過した他愛のない沢。
普段は丸太の小さな橋など必要ないくらい、水の流れはチョロチョロなのだが、
今日は水量が豊富で、丸太の橋に片足をかけて渡った。
登山道にも雨水の急流の痕跡があり、前夜、山伏はゲリラ的な豪雨に見舞われたようだ。
激しい雨に誘われたのか、登山道には大きなカエルが何個所かで姿を見せていた。
沢はいつもより水量が豊富。
登山道は常にガスに包まれていた。
登山道脇に咲いていたトリカブト。咲き始めで、蕾が一杯連なっていた。
安倍奥ではトリカブトとの遭遇は珍しい。
主稜線との出合い。
駐車場を出発して2時間50分。山頂の一角に到着。湿度が高く、なかなか辛い登りだった。
山頂の片隅に、花咲くヤナギランを見つけた。
ガスに包まれながらもそこかしこに花咲くヤナギランが確認できた。
鳳凰小屋周辺のヤナギランに比べれば小ぶりだが、防護柵が育んだことを思うと愛おしさはひとしおだ。
山伏山頂のランドマークである立ち枯れた樹木と、ヤナギランをシカの食害から守る防護柵。
昼食を終え、柵沿いに下る。柵越しに望むヤナギラン。
黄色の花も存在をアピールしていた。
ガスに覆われた下山道。
沢の水量が多く、いつも怖い丸太の橋はやっぱり怖かった。
とても滑りやすく、揺れました。
下山口間近。緑に覆われた登山道。
登山開始時、他に1台もいなかった駐車場は、戻ると満車。
この後、僕とS君の母校、県立静岡H高校7期生同窓会に出席するため、急ぎ帰宅した。
ヤナギランの復活は嬉しいことですね。
Kさんは静岡H高のご出身でしたか。
我が愚息も同校の卒業生になります。
Kさんの後輩とは・・・・奇遇です。
ご存知でしたでしょうか、静岡H高の修学旅行は、開校以来、北アルプス登山でした(過去形)。
私が入学したとき(昭和44年)の先生方の口癖は、
「我が校の修学旅行は朝日新聞の『天声人語』に紹介されました」。
私たち7期生は唐松岳に登りました(本来大雪渓経由の白馬岳でしたが、雪渓で落石事故が起きると行き先は変わりました)。
当時は「なぜ修学旅行が山登りなんだよう」と、
私を含めほとんど同級生が不満をもらしていましたが、
卒業後「山登り良かったよな」と折に触れ語り合ってきました。
実は私の三人娘の長女は静岡H高に進学。
山登りの修学旅行を楽しみにしていたら、一期先輩で山登りは修了。「広島~京都・奈良」に大変更しました。
賢パパさんの息子さんの修学旅行は山登りだったでしょうか?京都・奈良だったでしょうか?
ひょっとしたら、娘と同学年の可能性も、今のところありますね!
その長女、今日家内に「来年3月に出産予定」と告げてきました。
無事出産のあかつきには、静岡のK、いよいよおじいちゃんであります。
マイナスイオンたっぷり・・・を通り越して
湿度との闘いでしょうか?
でも、ガスに覆われた山って幻想的な感じもして、私は結構好きです。
それにしても!この後に同窓会に出席とは!!
KさんもSさんもタフですね。
驚きました。
そのうちお孫さんと山歩きですね!
コメントありがとうございます。
ガスに包まれた山、私もその幻想的な雰囲気は大好きです。
ただ今回は湿気が多くて風はなく、発汗量は尋常ではありません。
水分補給を怠れば熱中症間違いなしの状況でした。
幸い今回の登山道沿いには、冷たい水が得られる水場が数個所あるので助かりました。
週末の剱岳、山小屋の込み具合や天候から、
いつ入山すべきか迷っています。
うちの小僧の時はもう普通の修学旅行でしたね。
同級生の可能性、あったら面白い偶然ですね。
うちの小僧は子年生まれですが・・・
長女は昭和56年の酉なので、息子さんより三つ年上でした。
明日未明、立山黒部アルペンルート扇沢駅に向かって出発します。