コッフェル５８０ 青笹 ～心地よい涼風に包まれて

２０１５．７．１５（水）
早朝、新聞を取りに庭に出たら、澄み渡る青空と、瑞々しく輝く賎機山の緑。
即座に、安倍奥のパノラマ台　青笹へ向かうことにした。

冒頭写真は、青笹山頂手前の稜線。心地よい涼風に包まれて、青空を目指す。












登山口の正木峠には先客が一台。
きっと山中でお会いできるだろうと思っていたが、誰とも合わない山行となった。戻ったら、車はなかった。
おそらく、地蔵峠を左折して、下十枚山をピストンされたのだろう。











朝日が当たり始めた登山道。ヒンヤリして気持ち良い。











足元には瑞々しいイワカガミの葉。











岩、樹木に苔生すトラバース道。











地蔵峠。右折して安倍東山稜を南下する。











カエデ、ブナ、ヒメシャラの道を進む。威嚇するハチに取りつかれながら。











稜線上から今日初めて目にした富士山。雲が気になる。











道にはブナの実がそこかしこに落ちていた。











久～～しぶりに出合った、クワガタのメス、だと思う。











急坂をクリアして到着した仏谷山山頂。











ブナやカエデの大木が並ぶ、気持ちのいい稜線。











ブナの実。ＮＨＫのラジオ番組で、今年はブナの実の当たり年と言っていた。






















アセビのトンネルが現れた。











初めて開けた場所からの安倍川流域の山々。中央に見月山。











左に七ツ峰、中央付近に寸又峡を囲むトンガリ山群。











早くも紅葉を始めたカエデ。











山頂手前の稜線。雲が良かった。











ようやく目にした青笹山頂。











山頂。空が広い。











真富士山と安倍川。











寸又峡の山々と大無間山。











中央に光岳。











左手前・高ドッキョウと駿河湾、伊豆半島。











安倍川と丸子アルプス。











大谷崩れ。右に八紘嶺。











山頂からは雲に邪魔されて望むことができなかった富士山が、下山開始後、手前の雲が流れ去り、姿を見せてくれた。






















この写真を最後に、再び富士山は姿を隠した。











イワカガミの開花は近い。











獣の唸り声か！と一瞬身構えた、腹に響いた重奏低音は、遠雷だった。上空は濃いグレーの雲に覆われた。











帰りの葵高原で、久しぶりにルートを確認した。











有東木に下る道沿いの、大規模な伐採地。
このほか治山ダムの建築工事など、これまで静かだった山道は、工事車両などとのすれ違いで神経を使った。