目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

金森菓子舗 その2

2006年05月11日 | 佐渡だいすきネタ
やめるとなると、俄然愛着がわいてしまうのは人の身勝手なところですね。
それからというものしょっちゅう、買いに行っています。

行くと大抵、奥からでてきて
「これから焼くけどいい?」と聞かれます。
いいですよ、というと、それから『お店の準備』を始めます。
バケツに入った生地を持ってきたり、カーテンを開けたり、あんこのフタをあけたりしだします。
それから、バーナーに火をつけるのです。

申し訳ないなあ、という気持ちはあまりないのです。

お店のおばちゃんは、ぶっちょう顔だけれど、迷惑そうな顔ではないですから。
(佐渡の人はすぐに顔にだす、口にもでるけれど)
たまに話もします。

「昔はそれこそ佐渡高校の生徒が学校帰りに、一個ずつ買ってくれて
歩きながら食べてくれたものだし、この道にも買い物をする人がよく通ったね。」

「だけど、今は皆買い物は車だし、バスもここを素通りするだけだからね。
生徒ももう寄らなくなってしまった。」

人通りが全くなくなったことは否めない。
通るとしても、通り道に使うだけで、買い物のためではなくなった通りです。

でもおいしいんですよ、この大判焼きは。

40年間焼き続けた大判焼き。
そのまんま朽ちさせるのは本当にもったいない、と思うのは私の勝手なんでしょうね。

この日は2つの大判焼きを焼いてもらいました。
鉄板には、本当に頼まれただけの2個分の大判焼き。
この鉄板一杯に、大判焼きが焼かれていたこともあっただろうに。

佐渡・佐和田、佐高通りの真ん中にある金森菓子舗の大判焼きは
ちょこっと甘い大判焼きがウリです。
どうぞ召し上がれ。





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