![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/fe/885dfa4552d40d427cc0c85d4c463eba.jpg)
半月前のブログ
「福島のお母さん達の国会前座り込みを応援するための、激布つくっています」で書いた激布ですが、
なんとか1週間で仕上げ、速達でお送りしました。
ご報告が遅れてしまい、ごめんなさい。
メッセージを寄せてくださった方、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/1c/4db1ed71a93f3ef47dc4e23ce3d9f4b4.jpg)
こんな感じに仕上がりました。
「世界一安全な原発をつくります」と宣言した野田総理への、精一杯の「暴言」です。
シーツを黄色く染めたり、
刷毛を使って青ペンキで絵を描いたり、っていう大がかりな作業は、
今までPCや、ペンに色鉛筆で、ちまちまと絵を描いていた人間には、
えらく疲れる作業でした(笑)
慣れない作業だったせいで時間がかかってしまいましたが、ダンナの協力の元、
なんとか期限までに仕上がりました。
メッセージを激布に書いていただく作業も
実質的には3日程度しかなかったので、限られた人にしか頼むことができなかったのが
心残りでしたが、
それでも頼んだ人は皆、快く書いてくださって、とても嬉しかったです。
改めてありがとうございます。
頼める人が少なかったので、
普段はあまりそういうことを頼まないのですが、
実父にも頼んだところすぐに快諾してくれ、
「今、原発を捨てることは、子孫に誇れる決断だと思う。絶対」
というメッセージを書いてくれました。
60代の父の意外な一面を見る気がして、胸があつくなりました。
私たちがとるべき選択によって、
決してまだ見ぬ子どもの命や未来を守るだけでなく、
過去の過ちの修復作業にもなりうるのではないかと感じました。
友人一家には、私が持参した布おむつに熱いメッセージを一家総出で書いてくれました。
これは嬉しかった。
なので急遽、激布の下部分に縫いつけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/47/4b65f6a9188c3ca8f38bb5e44db57cc8.jpg)
せっせ、せっせ。急げ急げ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3d/c98b3a5da536e3cc82a1678a61efd86c.jpg)
ダンナもメッセージ、書いてくれました。
この激布を託した友人は、
「佐渡の潮風と一緒に、激布が届きました。
これから寝袋と傘を持ってこれから出掛けます。」とメールをくれました。
この「福島のお母さん達の国会前座り込み」は、
決して小さい個人的な活動とは言い切れない動きを見せました。
9月22日、ニューヨークの国連首脳会議で、
野田総理が「世界一安全な原発をつくります」と宣言したその外で、
「福島の子どもたちを守れないで、原発に安全を言うのは卑怯だ!」と
福島のお母さん達が、座り込みを開始したのです。
座り込み主催者のサイトはコチラ
関連記事はコチラ
火事で町を全焼させた人間が、
その後始末を終えないうちに町の人に
「もう火事をおこさない日本一の町にします」とか言うことは
かえって恥ずかしいことですし、周辺住人を怒らせることですよね。
この座り込みを知った新穂の友人も、
東京に行くついでに経済産業省前に寄っていってくれ、
ギターで歌を5曲披露してくれたらしく、これもまたありがたかった。
友人曰く「原発は、使うとか、やめるという論議をする以前の『問題』だ」
と憤慨していました。
原発を使うことが間違いであるのには、もう疑いようがないんですよね。
あらゆる方面から見て、あまりに未来への犠牲が、現時点で、
もうすでに確約されてしまっています。
だからこそ目をつぶってしまうんですよね、
とくに「経済成長」を追い求める方々は。
でも、今「目をつぶること」は、同じ事故が再び起こることを確約してしまうことにつながると
私は思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/2a/1d241406e279f88c131ad963e0c35642.png)
1990年から94年まで、統一ドイツの大統領に就任した
ヴィツゼッカー首相は、ドイツ敗戦40周年の演説で、こう言いました。
「罪の有無、老幼いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません。
全員が過去からの帰結に関わっており、
過去に対する責任を負わされているのです。
問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけはありません。
後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。
しかし過去に目を閉ざす者は、結局のところ現在にも盲目となります。
非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、
またそうした危険に陥りやすいのです。」」と。
野田首相もヴィツゼッカー首相と、きっと同じ立場だと思うのですが。
「福島のお母さん達の国会前座り込みを応援するための、激布つくっています」で書いた激布ですが、
なんとか1週間で仕上げ、速達でお送りしました。
ご報告が遅れてしまい、ごめんなさい。
メッセージを寄せてくださった方、ありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/1c/4db1ed71a93f3ef47dc4e23ce3d9f4b4.jpg)
こんな感じに仕上がりました。
「世界一安全な原発をつくります」と宣言した野田総理への、精一杯の「暴言」です。
シーツを黄色く染めたり、
刷毛を使って青ペンキで絵を描いたり、っていう大がかりな作業は、
今までPCや、ペンに色鉛筆で、ちまちまと絵を描いていた人間には、
えらく疲れる作業でした(笑)
慣れない作業だったせいで時間がかかってしまいましたが、ダンナの協力の元、
なんとか期限までに仕上がりました。
メッセージを激布に書いていただく作業も
実質的には3日程度しかなかったので、限られた人にしか頼むことができなかったのが
心残りでしたが、
それでも頼んだ人は皆、快く書いてくださって、とても嬉しかったです。
改めてありがとうございます。
頼める人が少なかったので、
普段はあまりそういうことを頼まないのですが、
実父にも頼んだところすぐに快諾してくれ、
「今、原発を捨てることは、子孫に誇れる決断だと思う。絶対」
というメッセージを書いてくれました。
60代の父の意外な一面を見る気がして、胸があつくなりました。
私たちがとるべき選択によって、
決してまだ見ぬ子どもの命や未来を守るだけでなく、
過去の過ちの修復作業にもなりうるのではないかと感じました。
友人一家には、私が持参した布おむつに熱いメッセージを一家総出で書いてくれました。
これは嬉しかった。
なので急遽、激布の下部分に縫いつけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/47/4b65f6a9188c3ca8f38bb5e44db57cc8.jpg)
せっせ、せっせ。急げ急げ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/3d/c98b3a5da536e3cc82a1678a61efd86c.jpg)
ダンナもメッセージ、書いてくれました。
この激布を託した友人は、
「佐渡の潮風と一緒に、激布が届きました。
これから寝袋と傘を持ってこれから出掛けます。」とメールをくれました。
この「福島のお母さん達の国会前座り込み」は、
決して小さい個人的な活動とは言い切れない動きを見せました。
9月22日、ニューヨークの国連首脳会議で、
野田総理が「世界一安全な原発をつくります」と宣言したその外で、
「福島の子どもたちを守れないで、原発に安全を言うのは卑怯だ!」と
福島のお母さん達が、座り込みを開始したのです。
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火事で町を全焼させた人間が、
その後始末を終えないうちに町の人に
「もう火事をおこさない日本一の町にします」とか言うことは
かえって恥ずかしいことですし、周辺住人を怒らせることですよね。
この座り込みを知った新穂の友人も、
東京に行くついでに経済産業省前に寄っていってくれ、
ギターで歌を5曲披露してくれたらしく、これもまたありがたかった。
友人曰く「原発は、使うとか、やめるという論議をする以前の『問題』だ」
と憤慨していました。
原発を使うことが間違いであるのには、もう疑いようがないんですよね。
あらゆる方面から見て、あまりに未来への犠牲が、現時点で、
もうすでに確約されてしまっています。
だからこそ目をつぶってしまうんですよね、
とくに「経済成長」を追い求める方々は。
でも、今「目をつぶること」は、同じ事故が再び起こることを確約してしまうことにつながると
私は思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/2a/1d241406e279f88c131ad963e0c35642.png)
1990年から94年まで、統一ドイツの大統領に就任した
ヴィツゼッカー首相は、ドイツ敗戦40周年の演説で、こう言いました。
「罪の有無、老幼いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません。
全員が過去からの帰結に関わっており、
過去に対する責任を負わされているのです。
問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけはありません。
後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。
しかし過去に目を閉ざす者は、結局のところ現在にも盲目となります。
非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、
またそうした危険に陥りやすいのです。」」と。
野田首相もヴィツゼッカー首相と、きっと同じ立場だと思うのですが。
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