目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

自宅でぷち上映会。

2012年12月06日 | 核のこといろいろ
友人から「一緒に映画を観ませんか?」と誘われました。

内容は、東日本大震災関連のドキュメンタリー映画のひとつ「無常素描」という映画で、
新潟で2月まで5回連続で行われる映画のひとつを
上映会に協力した関係で、借りることができたそうです。

「せっかくだから大勢で見ようよ」と誘われました。


先方はDVDプレイヤーを持っておらず、私達は映画を観る時間を持っていない。
(笑)


そんな「ないない者同士」がお互いを補えるものを持ち寄って、集った小さな上映会。


人数は0歳の娘もいれて6人。

コーヒーは4つ。
「ビールを持ってくるの忘れちゃった(笑)」と友人。




5回にわたる連続映画上映会。
パンフレットも急いで作ったホッチキス止めのレジメに、なんとなく顔もほころびます。


新潟には福島から避難してきた人が全国比で多いらしく、
そんな中でカフェを開き、
避難した福島県民の憩いの場を作った自身も被災者である伊藤夕佳さんという人の
存在も初めて知りました。

そのお店の中では福島弁がとびかっているという。


悲惨な映像など何ひとつない映画なのだけれども、
終わった後に残った感覚は、どこかやはり切ない。



観終わった後、震災について話すということもなく、そのまま解散。
だけど、自分の中でほんのりと、「何かした感」と「何かしなくちゃ感」が淡く残りました。







新潟県民投票実施に向けて、
新潟県民議会の人にお願いのハガキを書こうというハガキがきました。

7万もの署名が集まり、明らかに「脱原発」に向かうであろう意志を「種」とするならば、
その芽は、新潟県民の中にも確実に芽生え始めていますが、
その「芽」を育てるための、土壌と栄養が、十分には行きわたらない環境が依然残っています。

愚鈍にみえても、継続して「脱原発」を訴え続けることが、必要だと感じます。

・・・そんなわけで、娘が眠った後、ちまちまとペンを走らせています。

県民投票のマスコット朱鷺はかわいくて、いい味だしてます♪


官邸前デモの人数は3月の開始時点で約300人だったデモの人数が、
4~5月には1000人規模、6~7月になると5万~10万人に膨れあがった、
その事実は、何度でも繰り返されるべき「歴史的事実」でしょう。

現在は1万人程度といいます。

「夏より減ったことを悲観はしていません。
始める前は1万人規模だって予想していなかった。
これだけの人が集まるのは今でもすごいことだと思っています」


デモ当初から関わっていた知人は、淡々と言います。

そう、1万人もいるんである。


デモにいけない私でも
出来る何かがあるとするならば、
それは「原発がいけない」といい続けることなのだと思っています。

何度でも。








映画を1時間も観るなんて何年ぶりかしらん。
今日も忙しい母ちゃんに1クリックを






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