目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

「ゴミ弁連」を旗揚げする理学博士の弁護士 梶山正三(かじやましょうぞう)さん

2016年06月07日 | とてもえらい人
日々の生活が「山登り」と切り離せない。
法廷には、大量の書類を詰め込んだリュックサックをかついでいく。
足回りはいつも登山靴。冬でも半袖のワイシャツにジャケットをはおるだけ。
体は冬山で鍛えた。

あるシンポジウムで、ゴミ減らしの実践法を問われ
「僕くらい物を持たないやつはいない。
コートだって持っていないんだから」と答えた。
切り取った使い古しのポスター、カレンダーの裏に刷った名刺を持ち歩く。

大阪で25日に発足する「たたかう住民と共にゴミ問題の解決を目指す弁護士連絡会」
(ゴミ弁連)の会長に就任する予定だ。

東京の大学院で生化学を学んで博士号を取り、
1972年に東京都郊外研究所に入った。

多摩川べりで水質研究などに取り組んだが、
新しいテーマを提案しても上司に認められない
嫌気がさした。
「退職後の制圧のために」と、弁護士を目指す。
往復3時間の通勤電車を勉強部屋代わりに、4度目の挑戦で司法試験に合格した。
84年のことだ。

これまでに扱った廃棄物処分場問題は20件ほど。
いずれも住民の側に達、徹底した現場主義を貫いてきた。
小さなショルダーバッグに、携帯用の検査器具、カメラ、ルーペなどを入れて持ち歩く。
住民と一緒に産廃処分場の周辺を回って汚染度を調べる。

「現場を知っているから、厚生官僚なんか怖くない」


金にならない。手間がかかる。専門知識が求められるが、何をしていいかわからない。

ーごみ問題は弁護士泣かせだ。
情報の豊富な企業側との対抗上、「ゴミ弁連」は情報交換を重く見る。
科学技術にうといづ猟に「チェックポイントぐらいは教えたい」。
(新聞記事より抜粋)









ゴミ問題、特に産廃問題って、滅多に話題になりませんよね。
テレビでも、新聞でも。

あ~、色々あるんだな、と。(お金とかね、政治とかね、いろいろね)


ゴミを減らしたい、減らして生きていきたいと思っていた(当時も今も)私には、
ゴミに真剣に向かい合って生きている大人ってかっこいい、
と心から思っていました。

物を持たずに生きている大人、というだけでなく、
この人は、ゴミをだす大人と闘っているわけですから、ますますかっこいい。

その理屈から言うと、ゴミをだす大人は「かっこわるい」人なんだなあ。
かっこ悪い大人になりたくない。


真剣に思うし、思ってる。











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